バットマン：リルゴッサム ２

かわいいバットマンたちの物語、2巻です。

前巻の紹介でどういうコミックなのかについては紹介しておりますので
そちらを今一度読んでもらうことにしましてｗ

今回は水無月から独立記念日、夏のバカンス、コミコン、レイバーデイ、ハロウィンの怪談に
そして2度目の感謝祭にクリスマス・・・と1年の後半の行事たち。

日本を舞台に巨大ロボットで怪獣と戦ったり、バットマンの休暇中に鳥ヒーローを集めてみたり、
コミコンにヴィランを追いかけてつい捜査を忘れてふらふらしたり、
ゾンビと忍者の戦いにおもわず涙したりと
ダミアンのダメなボンクラっぷりが楽しい作品でもあるのですが
クロックキングにコンディメントキングといったマイナーヴィランの登場、
共同戦線を張るヴィランたちの仲の良さ、
そして今作ではかなり良好なバットマン、タリア、ダミアンの関係など
原作知識があればあるほど楽しいけど無くてもそれなりに楽しい作品であり、
コミコン回最後のバットマンの設定改変についての言葉や、
最終回でアルフレッドが語るバットファミリーの思い出に思わずじんと来たりする
読み応えのある1冊に仕上がっております。

秋枯れのポイズンアイビーや多忙なカーペンターもかわいい今作。
是非、前巻と合わせてお買い求めくださいませ。

バットマン：リルゴッサム　２特装版