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映画観たり、アメコミ読んだり、占いしたり。

スター・ウォーズ フォースの覚醒

2015-12-25 | 映画
エピソード6、「ジェダイの帰還」から作中時間で30年。
パルパティーン皇帝は斃されたものの、帝国はその勢力をいまだ保ち、
帝国軍「ファースト・オーダー」たちと
反帝国のレジスタンスの戦いは続いていました。
前戦争の英雄・ルークはどこに消えたのか。
その手がかりを得たレジスタンスのエースパイロット、ポー・ダメロンとドロイドのBB-8が
ファースト・オーダーに追われるところから、この新章は幕を開けます。

砂漠の惑星ジャクーで出会ったレイと帝国脱走兵のフィン、そしてBB-8を待つ冒険とは?
そして「ダースベーダ―を継ぐ者」カイロ・レンとは何者なのか?
「宇宙最速の船」ミレニアム・ファルコンとともに、かつての英雄が再登場する!


・・・あぁぁ、感想を言うとものすごいネタバレをしてしまいそうな予感がする・・・
と心配するくらいの「世界の国民的映画」となってしまったこのシリーズ。
生みの親であるジョージ・ルーカスの手を離れ、今作の監督を担当したのは
大のSWファンであり、「スター・トレック」のリブートも成功させた
テレビドラマ出身のJ.J.エイブラムス、
そして配給を行っているのは過去6作の20世紀フォックスではなく
ルーカスフィルムズを買収したウォルト・ディズニー・スタジオ。
この買収劇によってこれまで小説やコミックなどで作られた
「旧6部作後の物語」はすべてが非公式の「伝説」となり、
現在は同じディズニーグループであるマーベルコミックスから
正伝の隙間を埋めるコミックが発売、
ディズニーのチャンネルでアニメが放送されるようになったわけです。

旧3部作は(「ジェダイの復讐」時代に)テレビやレンタルビデオなどで何度も見てますが
新3部作にはいまいち乗り切れず、今回はそこまで期待値高くない状態で
「まぁクリスマスだし平日だしそろそろ空いてきただろうしー」くらいのテンションで
ふらりと一人で見に行ったわけですが。

ものすごくよくできた現代風アップデート「新たなる希望(EP4)」だったよ。

カイロ・レンのキャラクターや、キャプテン・ファズマといった帝国サイドのキャラの”面白さ”と
旧3部作からの地続きのキャラクターたち(ハン・ソロとレイアのやりとりときたら!)や
もちろん新キャラたちの魅力もそれぞれしっかりと(フィンは感情移入しやすいキャラだと思った)。

もちろん不満点もないわけではないけど、今のところ書けるのは
「人間だらけすぎて、もっといろんな宇宙人やクリーチャーを見たかった」ってのが
一番大きいかなぁ、という感じ。
リブートスタトレと同じく、「大ファンが作るリメイク色の強い新作」であるが故の
作品愛といちげんさんも意識した手堅い作りのバランス感覚が心地よい作品でございました。

・・・しかしこれだけ伏線ばらまいといて、EP8はまた監督違うってどういうことだよ!w
そしてEP8までは2年ですが、来年の今頃にはスピンオフ映画
「スター・ウォーズ ローグワン」の公開もすでに決定しているようで、
マーベル、DCの各アメコミ映画同様にスターウォーズも
「毎年の楽しみ」にカウントしなくちゃいけないシリーズになってしまったみたいです。
コメント
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