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大江戸展(前期)

2018-03-27 | アート
東京富士美術館所蔵の数々の名品・・・
日本画、浮世絵、工芸品などの逸品110点を前期・後期に分け、
長崎県美術館だけで開催される展覧会が「大江戸展」。

教科書で見た数々の名品たち・・・「洛中洛外図屏風」に
葛飾北斎「富嶽三十六景」(「凱風快晴」に「神奈川沖浪裏」も!)、
東洲斎写楽「市川蝦(実際は魚へん)蔵の竹村定之進」に
大作である鈴木其一「風神雷神図襖」といった作品が並ぶ展示内容でしたが
ひときわ心を動かされたのはやはり「奇想派」と現在では呼ばれる
曾我蕭白、円山応挙、長澤芦雪といった作家達の作品でした。

特に蕭白の山水図は、その岩や水の質感の冴え渡り方から目が離せなくなり、
筆致や細部にまでついつい目を運ばされてしまいましたし
応挙の描く子犬、芦雪の描くうさぎはどちらもころころふわふわしていてかわいかったし
応挙の子犬絵葉書間違えて2枚買っちゃったし(誰かに送るのに使おうかな)
・・・現在ではすっかりこの時代のスーパースターになった伊藤若冲作品は後期だけの展示なので
今回は見ることできなかったんですけどね(「象図」楽しみだなぁ)

他にも後期には歌川広重「東海道五拾三次」「名所江戸百景」に
歌川邦芳「みかけハこハゐがとんだいヽ人だ」といった楽しみな作品も。
(過去の浮世絵展覧会で見ている作品ではあるのですけど、やはりテンションは上がります)
5月9日からの後期、しっかり見に行けるといいなぁ。

・・・それにしても出品リストとかの細かい文字が見づらい・・・
ついにLOGANが訪れてしまったのか・・・?
コメント
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