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ファインディング・ドリー

2016-07-21 | 映画
マーリンとドリーが海を渡ってニモを探した大冒険、
「ファインディング・ニモ」から(劇中で)1年。
マーリン親子とドリーは友人として仲良く暮らしていました。
そんな中、ふとしたきっかけで起こった、ドリーの記憶のフラッシュバック。
それは彼女が完全に忘れていた両親の記憶でした。

思い出した記憶の断片を頼りに、両親の元に帰ろうとするドリー。
ニモ探しを助けてもらったこともあり、それをサポートするマーリンとニモ。
しかし安心を求めるマーリンの苛立ちと、あやふやなドリーの記憶は
いつしか二人の間に溝を作ることに・・・

マーリンたちと離れ、水族館併設の海洋生物保護施設に収容されたドリー。
そしてここでもフラッシュバックしていく記憶。
もしかしてここが、私の生まれ故郷?
蛸のハンク、ジンベイザメのデスティニーたちの力を借り、
施設内での冒険が始まります。
そしてドリーを探すマーリンとニモもここに・・・

「ニモ」が「ハンディキャップを持つ息子を溺愛するシングルファーザーが
息子の失踪を機に冒険をし、息子に対して過保護であることをやめて
息子の自主性を尊重するようになる話」だったのに対し、
今作は「記憶障害を持つ女性が、冒険の中で己の過去を繋ぎ合わせていく話」。
前作冒頭のようなショッキングなシーンはありませんが、
やはり「これ、魚のキャラクターだからこういう風に描けてる話だよなぁ」と
思わせるものがあるのは「ズートピア」と共通している部分かもしれません。
(あちらはピクサーではなく、ディズニー本体のほうですが・・・)

ピクサーが年2作体制となり、「アーロと少年」が
悪くはないんだけどなんか食い足りない・・・と思っていたところだけに
続編でキャラ紹介がいらない(あ、前作は見る前に絶対に見ておいてください)
ことを置いておいても、今作はちゃんとピクサークオリティだったなぁ、と
しっかりと思わせる作品でした。

しかし、それだけに気になったのは、吹き替え版での「八代亜紀」。
「八代亜紀本人の声」として出演している、というのもあって
「どうして八代亜紀?字幕版だとどうなってるの(地元で字幕版上映なし)」
というのがものすごく気になってしまうのですよ・・・、
それ以外の”芸能人吹き替え”に違和感はなかったので
(中村アンのデスティニー、よかったと思いますよ)
「八代亜紀本人」というキャスティングに疑問が消えなくなってしまいます。
(今調べたら原語ではシガニー・ウィーバーが「本人役」で出ているようなのですが・・・)
正直見終わったときに一番頭を支配していたのはこれでした。
(エンドロールで八代版「Unforgettable」流れたのもありましたしね・・・)

・・・あ、前作見た人は特に、ですがエンドロール後もちゃんと見てくださいね。
・・・彼らのその後が描かれております。

同時公開短編の「ひな鳥の冒険」も実写と見まごうような質感と
ひな鳥やヤドカリのかわいさで満足な一本でしたよ。

ピクサーの次作予定は「カーズ3」のようですが、
前作からちょっと不安は感じるものの、楽しみにしたいとは思います。

・・・次に映画館にいくのは「X-MEN:アポカリプス」かなぁ。
「ゴースト・バスターズ」も見たいし、「スーサイド・スクワッド」は当然行くとして
ロアルド・ダール原作、スピルバーグ監督の「BFG」も気になる・・・


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