第57回宣伝会議賞課題を
振り返りつつ反省をしていくコーナーでございます。
課題6
企業:キヤノンマーケティングジャパン
課題:キヤノンの新ジャンルプリンターiNSPiC PV-123を手に取ってつい使ってみたくなるようなアイデア
スマホで撮った写真をシールにプリントするモバイルプリンタ、という商品を
どう「写真をプリントする」という習慣を持たない若い層にアピールしていくのか?という課題。
取材:実際に商品を触れるのは一部大都市圏だけ、ということで、
Webサイトを見てスペックなどを確認。
応募作品:「スマホで撮った写真をシールにする」ということで、
『何を撮るか』『どう活用するか』というところをスタート地点に考えてみました。
まずは、生活への応用。
「写真がある地図のわかりやすさって、すごいと思う。」
「今日の冷蔵庫の中身は、こうなってます。
だから、これ買ってきてね。」
「あ、その傘私のです。」
「この箱の中身はこれです、と写真を貼っておく。」
「このおもちゃは、このはこにいれてね。」
生活をより便利にできる、という側面からのアイデアです。
続いて、生活を楽しくする工夫。
「オトコだけでプリントシールが撮れないと、悲しむキミたちへ。」
「今日の絵葉書ができたから、送ります。」
「ゲーセンじゃ撮れない写真も、貼れる。」
「郵便受けに溜まるマグネットに貼って、冷蔵庫を写真館にしてみました。」
ビジネスへの応用、なんかも。
「写真付きの名札、その場で作れます。」
「顔を忘れないよう、名刺に貼っておこうっと。」
反省点:着眼点自体は悪くなかった、と思っています。
あとはこうして「言葉だけ」を取り出したときに、それをぱっとビジュアル化できるか。
そして「そういう使い方もあったか!」という驚きを与えられるか。
そこが「踏み込みが甘い」と感じる点ではあるなぁ、と思います。
自分の頭に浮かんでいるシーンを、いかに的確に言語化できるか、ですね。