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第56回宣伝会議賞反省会:その12

2019-02-20 | コピー

誕生日に愛用している皿が割れ、パジャマがわりにしていたTシャツに穴があきました。
なにかの変わり目ということか。
Twitterで祝っていただいた皆様、ありがとうございました。

宣伝会議賞一次審査の結果を確認いたしましたので、
とりあえず一次審査を落ちた課題の反省、というものを
数回にわけてやってみたいな、と思います。

正解発表が「SKAT」発売(だいたいGW明け)になるから
「何でこれで落ちたの?」と書いてる本人としては思ってき始めたので
読まれてる皆様が各自でジャッジしていただければ幸いです。
そしていまだに連絡がないのでファイナリスト入りを諦めています。
連絡のデッドラインは例年通りなら今日明日ということですけど
(ファイナリスト経験がないので協賛企業賞時の感覚で待ってた)

あと、第7回SBCラジオCMグランプリ参加準備中です。
ラジオCMの頂点を一度はとりたいのです。2位は一回あるので。
1位が獲れない人生、はやだなぁ。

第12回はこちらから。

36:日本ガイシ
課題:日本ガイシのキャラクターである「クロコくん」が脚光を浴びる表現

TVCMでもおなじみのクロコくん、なのですが
『日本ガイシが何をしているのかわからない20代~30代に仕事内容が伝わる表現』で
クロコくん=日本ガイシが脚光を浴びるようにしてほしい、という課題。
セラミックスの技術で陰ながら人や環境を支えている、という仕事内容を
どう伝えるのかを考えました。

「地球が喜ぶものを焼いて作るのが、わたしたちの仕事です。」

「地球のために陰から支える、クロコでいたい。」

「いつもの町で、無意識にすれ違っているから、クロコです。」

「(TVCM案)

普通に町を歩く映像が6秒ほど(30秒CMなら12秒ほど)流れる。

その映像を巻き戻して、日本ガイシの仕事の部分に○とテロップがついていく。

(ナレーション)
「この町の、そこにも、あそこにも。」

日本ガイシ。」

クロコくん、というキャラクターをアピールすることと
日本ガイシの仕事内容をアピールすることのバランスが難しいなぁ、と。

37:日本触媒
課題:日本触媒が革新的な化学メーカーであることを感じてもらえるアイデア

高吸水性樹脂が世界の紙おむつの1/4に使われている、という日本触媒。
しかし「それだけじゃない」ということをアピールしたい、という課題です。
調べてみると各種フィルターなどでもその実力を発揮している、ということで
そちらを中心に攻めていきたいと思いました。

「汚れを「かためる」ポリマーに、
 汚れを「からめる」フィルターに。
 次は何を「か○○る」ものをつくりましょうか。」

「日本の技術が、世界を元気に、綺麗にできると信じる。
 だから社名で、この国を背負っています。」

「いろんな汚れを、固めて、絡めて、きれいにできる。
 それが、日本触媒って会社です。」

「この地球の汚れの全てをきれいにするまで、
 日本触媒の戦いは、続く!」

現時点での製品と社名にフォーカスしてみましたが、
革新性を感じられるものを用意できなかったなぁ、というのが敗因かも。

38:日本アルコン
課題:コンタクトレンズケア剤を使ったことがない人に使わせたいと思わせるアイデア

眼鏡(サングラスとか花粉避けのゴーグル代わりには使ってますが)もコンタクトも無縁の人生なので
何がなにやらさっぱりなのです、な印象があった課題。
こすり洗い不要が売りの洗浄液だけど「こすり洗い不要」という表現は不可、というのも
どうすりゃいいのよ、という気持ちをさらに加速させます。
「漬けておけば寝てる間に綺麗になる」という気付きを得てやっと応募作品ができました。

「外して漬ける。
 寝て起きて着ける。」

「あなたの敏感な部分に密着する、大事なモノだから。」

「目がきれいだと、一日楽しい。
 いつもよりきれいだと、もっと楽しい。」

「ラクしてキレイは、すごい。」

実際にコンタクトの手入れで苦労している人はどんなコピーを書いたのだろうなぁ。


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