震災復興と漫画

21日に映画の試写会も行ってきたのですが、そちらは週末にでも紹介するとして
（公開日がもう少し先になるので・・・）
今日は北九州市漫画ミュージアムで開催されている「震災復興と漫画」展に行ってきました。

本来は昨日行く予定だったのですが、降雪で高速バスが止まり
一日順延というトラブルもありつつ、久々の小倉まで。
以前来たときはできていなかった「あるあるCity」内の
「北九州市漫画ミュージアム」が今回の目的地です。

松本零士を筆頭に、数々の漫画家を産んだ街・北九州にできた漫画の美術館、ということで
常設展示では松本零士の歴史、漫画の作り方から数々の漫画表現についての解説、
そして漫画閲覧ゾーン（邦訳アメコミも多数）という施設でもあるのですが
今回の目的は企画展である「震災復興と漫画」です。

東日本大震災で多大な被害を受けつつも復興を果たした宮城県石巻市の「石ノ森萬画館」の
復興への歩みのパネル展に、震災に対して漫画家たちが起こしたアクションについての展示、
日本漫画家協会員による「お国自慢」をテーマにした作品たちによる「復興祈念漫画展」、
そして福島県南相馬市の伝統の祭「相馬野馬追」の再開を支援する目的で
漫画家・イラストレーターたちによる武者絵を展示した「武者絵展」から構成されるこの展覧会。

あの震災が東北の地や人に与えたダメージの大きさを改めて実感するとともに
そこから立ち上がる人々の意志の強さ、そしてその力になろうとする人々の心の力を
「漫画」という形で実感するような展示の数々に、じっくりと見入ってしまいました。
こちらの企画展は2月2日までの開催、ということで、北部九州の方にはできるだけ見に行ってほしいし
物販もチャリティになるとのことなので色々と買ってほしいと思います。
（武者絵展の図録と相馬野馬追のガイドブック買いました）

あるあるCityという施設もいわゆるヲタ系ショップの集合体って感じですし
（まんだらけにアニメイトにメロンブックスに・・・）
お財布の中身と時間には余裕を持ってまたそのうちに遊びに行きたいものです。
（今度は移動時間とかちゃんと考えて行動しよう・・・ｗ）