カイロ・レンがファーストオーダー最高指導者となり、
伝説のジェダイ、ルーク・スカイウォーカーが斃れ、
レジスタンスたちは追い詰められていた、そのころ。
死んだはずの銀河皇帝・パルパティーンの声を聴いた、という噂が
両軍に流れ始める。
それぞれの思惑から、その真相を探る
レジスタンスとカイロ・レン。
最後のジェダイとなってしまったレイ。
その出自に秘められた謎とは?
ルークもソロもいない世界で、レイア率いるレジスタンスはいかに戦うのか?
ついに、スター・ウォーズが完結する。
前作の不評から、「はたしてどう畳むのか?」が注目されたり
ここ日本では同じディズニーの「アナと雪の女王2」での
Twitterステルスマーケティング発覚からその宣伝活動にも注目されたりと、
これまでのSWよりも厳しい目にさらされての初日となった今作。
J.J.エイブラムス監督が以前手掛けたEP7で感じた問題点を今作では解決しつつ
(個人的には、異星人の種類が増えていたのはうれしかった)
EP8の問題点にもきちんと向き合い、その上で違和感のない形で
どう物語を着地させ、正伝9作に渡った一大サーガをどう締めくくるのか、に
しっかりと解答を見せてくれたかな、と思いました。
というか、「SWって終われたんだ・・・」というのが一番の感想で。
ほぼ人生と同じ長さで続いてきたシリーズであり、
これからも外伝や、またいつか新シリーズが始まる、といっても
こういう形で9作をしっかりと締めくくってくれる作品がでてきたことに
感慨を覚えてしまうわけで。
これはまた「エンドゲーム」とは違う感覚かなぁ。
今作も好き嫌いは分かれるようですが、僕は好きな終わり方でした。