Rimshot!!!!

映画観たり、アメコミ読んだり、占いしたり。

稲葉ソロについてちょっと考えてみた

2016-01-12 | 音楽
稲葉浩志「羽」買いました。DVD付き盤で。
(名越対談見たかったので龍が如く盤と迷ったけど「なにもないまち」が見たかった)
「Synphony #9」が一番好きです。

で、CD感想なら「1Day,1Disc」でやればいいのでは、と思うのですが
(「11」で止まってたか・・・「真夏のサーガ」とか「Obscure Ride」とかやらんとな・・・)
「そういや稲葉ソロ前作の「Singing Bird」最近全然聴いてないなぁ・・・」と思って
「羽」聴いてる勢いで再生ぽちーっとしてみたのですが
曲単位で好きなものはある(「ジミーの朝」とか「念書」とか)のですが
アルバムトータルとしてはなんか乗り切れない・・・と思ってしまったわけで。
これは音楽の好みがとくにここ数年で変わったこともあるのですが
その前のアルバムである「Hadou」から「稲葉ソロ」ってものの方向性が変わった気がするのです。

稲葉ソロデビューは「J-BLUES BATTLE Vol.1」の「Tramp」・・・はおいといて
「マグマ」からなのですが、当時のプライベートでのどん底具合を反映させた作品であるとともに
デビュー3年目の91年から段階を追って築き上げられたB'zのパブリックイメージ・・・
「日本を代表するスタジアムを埋められる産業ロック(あえて)」で出すことができない
稲葉という作詞家・シンガーの「闇」を見せる作品でもあったと思うわけです。
スペック的には漫画キャラ並に恵まれている稲葉が持つ影の部分を
自分自身の作品として「商品化」していくのが稲葉ソロとB'zの差異であったと思います。

そのカラーは2nd「志庵」、3rd「Peace Of Mind」まで続いていくことになるわけですが
プライベートの充実と音楽シーンの移り変わりによって
4th「Hadou」からは稲葉の暗い部分がかなり影をひそめ、
かなり明るくからっとした、それでいてB'zの松本サウンドとは異なる作風が
アルバムの中心になったように思います。
そして5th「Singing Bird」・・・の前に、稲葉ソロサイトである「en-zine」設立。
先行配信の実施や、これまでの稲葉の活動からは考えられなかった「対談」コンテンツ
(それも初回の相手は福山雅治!テーマは総合格闘技のUFC!)という展開をしていきます。
これもやはりプライベートの充実による稲葉の「成長」と、
音楽シーンというか業界の、そして事務所の体質変更がこういった展開になっていき
その空気が「Singing Bird」や今回の「羽」にも結び付いているのかなぁ、と思えてきます。

B'zよりももう一段階パーソナルな「ソロ活動」という場であるだけに
プライベートの変化やそれを商品化する環境の変化、というものが
よりダイレクトに感じられるようになっているのが稲葉ソロであるなぁ、と思うとともに、
「表現者のパーソナルな部分は作品にも、そのセールスにも影響する」という側面が
SNSなどで表現者側からの発信が容易になった分、より大きくなっているなぁ・・・と
いうことを「羽」ならびに今までの稲葉ソロに再度触れてみて感じたりもいたしました。




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1/11~17の運勢

2016-01-10 | 占い
仕事が始まって早速の三連休、楽しんでおりますでしょうか。
社会人にとっては、うまく生活リズムを整える機会になったのでは?
受験生にとっては、いよいよ16、17両日がセンター試験でございますね。

今週の占いをどうぞ。

牡羊座:月(正)
病気の前触れが。周囲の人のうわさ話や陰口はやめましょう。

牡牛座:塔(逆)
実力を過信しすぎないこと。慎重に、何度でも見直しを。

双子座:女教皇(正)
鋭い閃きで問題を解決できそう。知性の輝く一週間に。

蟹座:吊された男(逆)
無理は禁物。最悪倒れる可能性も。意地を張るより諦めて次へ。

獅子座:太陽(正)
仕事も勉強も順調です。センター試験の結果も明るい・・・かも。

乙女座:法王(逆)
無理なスケジュールは組まず、疲れはきちんと休んで癒しましょう。

天秤座:死(逆)
努力が報われそうなとき。九死に一生、な体験をしてしまうかも。

蠍座:皇帝(正)
強い意志で着実な努力をすれば、本番で実力が発揮できます。健康管理が大切。

射手座:審判(逆)
過去にこだわりすぎると失敗します。悲観的にならずに先を見つめて。

山羊座:運命の輪(逆)
早飲み込みをせず、ゆっくりじっくり確認を。体調も変わりやすい時期です。

水瓶座:力(逆)
やる前から諦めず、チャレンジする姿勢を。暴飲暴食は慎んで。

魚座:星(逆)
理想と現実のギャップにつまずきそう。心身ともに疲れてしまいそうです。


特に国公立狙いの受験生にとってはいよいよ本番突入ですが、
無理をしすぎず、落ち着いて、今までの自分を信じて行動していただければと思います。
第一志望に入れても、たとえ入れなくても、
あなたの人生はどのようにでも続いていくのですから。
ただ、成功することは自信には確実に繋がっていきますので、
できるだけ思い描いた目標に届きますよう、願っております。がんばって!
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バットマン:ハッシュ 完全版

2016-01-09 | 漫画
始まりはキラークロックが起こした誘拐事件だった。
そして他人の獲物を掠め取るキャットウーマン、
ポイズン・アイビー、ハーレクイン、ジョーカー・・・
今までの彼らとは何がが違う。
裏で糸を引く、謎の包帯の男「ハッシュ」の正体は?
なぜ奴は、バットマンの正体すら知っている?
友情と愛、そして怒りがバットマンを追い詰めていく・・・

「ロング・ハロウィーン」のジェフ・ローブのストーリーを
あのジム・リーが描いたミステリー色の強い作品であり
バットマンのメインキャラ多数に加えスーパーマンまで登場。
今後の展開にも繋がるサプライズもあった(あくまでこの時点では「偽物だった」のですが・・・)
この作品を今紹介する意味、それは
・・・JLタロットでたくさんの人が見に来てくれたから
今まで感想書いてなかった邦訳の感想でも書かないといけないなと思ったから、というのもありますが

いよいよ公開が迫った「バットマンvsスーパーマン」を見る上で見ていただきたい
バットマンとスーパーマンが戦うシーンがあるからなのです。

バットマンとスーパーマン、常人(の限界)と超人。
真正面からぶつかれば、スペックの差は火を見るより明らか。
それゆえにバットマンは、その最高の頭脳を振り絞り
この「鋼鉄の男」の弱点をいかに突いていくか、に死力を尽くします。
クリプトナイトや超音波など肉体的な弱点だけでなく
その高潔で純粋な精神の部分にも。

名作中の名作と言っても過言ではない「ダークナイト・リターンズ」など、
このアメコミを代表する2大ヒーローの対決は幾度かございますが、
そのいずれもこのスペック差をバットマンがいかに頭脳と技術(と金)を使って
弱点を突いていくことで埋めていくか、の面白さがこのカードにはあります。
今度の映画も、そんな内容であればいいなぁ・・・。

初読の人にはハッシュの正体を追うミステリーとして、
再読の人には「あのシーン」を再度確認したり、バットマンの心の移ろいを追う楽しみを。
もちろん、ジム・リーの迫力のアートを見る楽しみもある、名作です。


バットマン:ハッシュ 完全版


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LOBO:ポートレイト・オブ・バスティッチ

2016-01-06 | 漫画
宇宙最強で最凶の賞金稼ぎ、ロボ。
「約束」の結果宇宙の警察機構、L.E.G.I.O.N.で働かされる彼に下された指令は
「囚人を生きたまま護送しろ」。
しかし、その囚人はロボにとってとんでもない相手だった・・・

「マーベルvsDC」では(本来スペック的に負ける要素がない)ウルヴァリンに完敗、
「ヒットマン」ではヒットマン&セクション8にいいようにやられ・・・と
これまでの邦訳ではいいとこなし、という感じだった宇宙の暴れん坊、ロボ。
しかしそんな彼の主役タイトル、
それもサイモン・ビズレーがアートを担当していた時代、
さらにそれが、アメコミにバイオレンスの嵐吹き荒れた90年代作品!とあっては
どのページを開いてもちぎれる腕!吹き飛ぶ首!飛び散る骨!という
暴力&暴力&暴力、そしてセリフのほぼ全てが卑語、という
ニンニクカラメアブラマシマシ極こってり、なそんな1作となっており、
コマに描かれるすべては、ロボが壊して遊ぶためのおもちゃ、という
そんな清々しさすら感じられる1冊に仕上がっております。

今作は宇宙で大暴れの「最後のザーニア人」と
デスやエトリガンといったほかのDCキャラも登場する「ロボの帰還」
(ロボの「不死」の原因がこれで明らかに)の2エピソードを収録。
翻訳は椎名ゆかりさんですが、監修としてRHYMESTERの最新作
「Bitter,Sweet & Beautiful」にも2曲参加している
日本HIPHOP界注目のアーティスト、PUNPEEが参加しております。
・・・といいますか、わたくしの手元にあるこの本、PUNPEEサイン入りですw
といいますのも、タワーレコードのフリーペーパー「bounce」に記事の感想送ったら
サイン入りのこの本が見事に当選してしまったわけでございます。

そして出版元はジュリアンパブリッシング
・・・ちょっと上の出版社のリンクを見てきて、戻ってきてください。
トップページだけでかまいません。

・・・なんでこの出版社からこれ出た!?w
New52版のロボならまだしも、ビズレー時代のやつを!w
・・・この作品以外の海外コミックスは、ビートルズ、ニール・ヤング、ロバート・ジョンソンといった
ミュージシャンたちの伝記コミックスの邦訳が発売されておりますが、
これからの展開にも期待していきたいと思います。

LOBO:ポートレート・オブ・バスティッチ
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松の内はなんとか毎日更新したい

2016-01-05 | 日記
と思い続けていましたが仕事始めてしまうとネタって出てこないものですね。

今月のC-1、ただのdisりにならないように一ひねりしないとな、と思うと
なかなかうまい内容って浮かばないものです。
disり回路というのは去年の宣伝会議賞から搭載されたんですが
それがうまいこと機能してるかは結果が出ないとわからないわけで。

面白くdisるって難しいなぁ。
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