過去の発言を掘り起こされたことが原因で解雇されたジェームズ・ガンが
ディズニーに再雇用され、「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー3」監督に決定。
すでにワーナーで「スーサイド・スクワッド」続編参加にサイン済み、ということで
そちらに(少なくとも確実に脚本で)参加したのちに撮影開始、というニュースが
日本時間で今朝流れてまいりました。
GotG3に関してはガン監督解雇後、タイカ・ワイティティ(「マイティ・ソー3」)等
様々な監督の名前が挙がるものの、どれも参加を否定してきました。
その一方で、ドラックス役のデイヴ・バウティスタを筆頭に、キャスト達、
そしてファンたちはガン監督の復帰を願い、
キャスト達は契約違反になろうとも
ガン監督ではないGotG3への出演を拒む姿勢を見せていました。
そんな中でのガン監督復帰の報、しかもその前にDC作品にも参加決定、というのは
めでたいニュース、とはいえるのですが、
どうしても少しの不安が残ってしまうのです。
それは、監督、キャスト、スタッフ、そして観客にとっても
心のどこかにディズニーという会社への「不信感」が残った状態での
作品制作→公開となってしまうこと、なんじゃないか、と思っています。
明るくパワフルな作風であったGotGシリーズに、
ストーリー以外の部分で影が射してしまうことは
どうしても今回の経緯を考えると避けられないのでは・・・と思ってしまって。
・・・それが杞憂になるに越したことはないのですが。
しかし、「エンドゲーム」でサノスに決着がついてしまうなら、
GotG3の目的はいったい何になるのだろう・・・ということも考えてしまいますね。