基礎からのアメコミ映画講座：X-MEN：ダーク・フェニックス編

お久しぶりの基礎からのアメコミ映画講座。
「X-MEN」シリーズついに完結、ということで、
これまでの経緯を簡単にまとめたいと思います。

原作アウトラインや旧シリーズについては過去の記事をどうぞ。
今回はそれ以降についてのお話になります。

まず、X-MEN本線に関しては60年代舞台の「ファースト・ジェネレーション」の次は
ベトナム戦争敗戦後の70年代と「ファイナルディシジョン」後の未来を舞台にした
「フューチャー＆パスト」へと続きます。
過去を変えるために未来から送られたウルヴァリンの活躍によって過去は修正され、
ここから明確に旧シリーズとは別の歴史を歩む、という形となっていきます。
そして東西冷戦の80年代を舞台に、X-MENと最強のミュータント、アポカリプス＆4騎士との闘いを描く
「アポカリプス」へと続き、90年代を舞台にしたのが「ダーク・フェニックス」になります。

「ダーク・フェニックス」の原作は過去に「ファイナルディシジョン」でも映画化された
「ダーク・フェニックス・サーガ」であり、死んだはずのジーン・グレイの復活と強化、暴走、
そして決戦・・・という流れは今回も同じはずなのですが、旧映画とも原作コミック
（先ごろ翻訳版が出ましたね（過去に「マーヴルクロス」で邦訳されてますが））とも
今作で異なる部分は（よほどのサプライズがない限り）このキャラの不在になります。

そう、X-MENを代表するキャラ、ウルヴァリンです。

スピンオフ2作目となった「ウルヴァリン：SAMURAI」は「ファイナルディシジョン」後に
心に傷を負って放浪していたウルヴァリンが日本に赴き・・・という物語であり
「フューチャー＆パスト」の未来パートの前に挟まる物語、という位置づけとなります。
「フューチャー＆パスト」では主人公、「アポカリプス」ではカメオ的な出演として
X-MENシリーズを彩っていたウルヴァリンですが、
その彼の「最後の物語」として作られたのが「ローガン」でした。
年老い、体も能力も弱ったウルヴァリン＝ローガンと、能力の暴走を抱えたプロフェッサーX、
ローガンの能力を受け継いだ少女・ローラのロードムービーとして描かれる
ウルヴァリンの最後の物語は、「ヒーロー映画」とはまた違った質感で描かれたものとなり、
この作品でヒュー・ジャックマンはウルヴァリン役を「卒業」することになりました。

さて、ウルヴァリンが去ったX-MENユニバースの人気を引っ張っていく存在が
思わぬところから登場することになります。
「ウルヴァリン：X-MEN ZERO」に登場するも原作とは全く違うキャラ付けで悪い意味で話題になり
演じた役者が「原作通りに映画を作りたい！」とテストショットを流出させ、
そこから制作を決定させた男であり、映画と観客を隔てる「第4の壁」を超える男。

赤いタイツの「おしゃべりな傭兵」、デッドプール。
他のシリーズに比べて低予算、年齢制限つき（セリフ・暴力・性描写）でありながら
1作目「デッドプール」は世界的に大ヒットとなります。
原作での扱いもどんどんユニバースの中心キャラとなっていき、邦訳も驚きの速さで刊行、
グッズも大量にリリースされていくことになりました。
2作目「デッドプール２」では予算も増え、主に増えた予算をキャラクターを原作通りの外見にする
（旧シリーズでただのおっさんだったキャラが原作通りの巨漢に！）ことに使ったりと
「客を楽しませる」ことに全力を尽くしている印象をうけました。
原作での扱いは手に入れたものをどんどん失う展開になり、邦訳も途中で止まりましたが。

・・・さて、なぜ「ダークフェニックス」でX-MENシリーズは完結してしまうのか。
それは皆さまもご存じの通り、20世紀FOXがディズニーに買収されたため、となります。

「X-MEN」「ファンタスティック・フォー」の2シリーズの映画化権を持ち、
MCU開始前まではマーベルコミックスの映画化といえばFOXとスパイダーマンのソニーだった時代は
MCUの成功によって大きく変化し、MCUとの協調も見せるソニーに対し、
FOXはあくまで権利を手放さず、一時は自社内でのユニバース化か？という話も流れていました。
しかし「F4」のリブートの失敗もあったのか、「X-MEN」からのスピンオフ作を増やす計画をするも
「デッドプール」以外では「ニューミュータンツ」がホラーテイストで制作されるも
再撮影・公開延期・劇場公開からネット配信移行か？という状態となり、
TVドラマでの「レギオン」「ギフテッド」が好評ながらも
結果的にはディズニーへと飲み込まれる形となってしまいました。

「X-MEN」と「ファンタスティック・フォー」という
マーベルユニバースの中核となる2作を手に入れたMCUの今後も当然気になりますが
まずは「ダーク・フェニックス」を楽しみ、
そしてディズニーが「テイストを変えず作る」と明言した
「デッドプール」の続編も待ちたいと思います。

梅雨が来る前に

九州北部、梅雨入りは来週水曜だそうです。
まだ梅雨じゃなかった。

梅雨が来る前に、毛布を洗濯機で洗っております。
さすがに梅雨がくると洗えないので・・・

どうしてもペットを飼っていると寝具が獣の臭いになりがちなので
実際はもっとこまめに洗濯しないとダメだなぁ、と改めて思います。

今日まで非日常

父旅行の最終日。帰宅は深夜になる模様なのでまだ父は不在。

犬の散歩、朝の猫の世話、夕飯と父の負担している家事がけっこう多く
その分を分担するのはつまりは通常の家事や雑務にそれがプラスされるってことで

正直にいえばややしんどいです。

生活リズム変わるのはきついよね。

答え合わせとその他のことども

先週の月曜、風疹抗体検査を受けました。

で、今日はその結果を聞きに行く・・・前に犬の散歩に。
けっこう歩いた後一度帰ってから、身だしなみを整えて病院へ。

結果は、抗体あり、でした。
予防接種分は無料にならなくて残念だけど、
その分他の抗体なしの人が無料で接種できればいいよね。

で、注射受けなくてよくなったので、スーパー銭湯でリフレッシュしに。
わりと体にガタがきてたのか、電気風呂入ってると腕の付け根が痛い・・・
ゆっくり浸かって回復したのち、街へ。

予約していたKIRINJI「killer tune kills me」を受け取り、
さらにニール・ゲイマン「壊れやすいもの」「墓場の少年　ノーボディ・オーエンズの奇妙な生活」を購入、
あとはスマホケースを買い替えたりしたのち、久々に行くラーメン屋で食事をするも
ちょっと味が苦手で食べきれず、その後「志らみず」で白玉食べて口直ししました。

父の日＆父誕生日のプレゼント（本人旅行中なので）を探して
店を何軒かめぐるもなかなかいいアイデアが浮かばず、とりあえず保留・・・
というか自分の買いたいものが浮かんできたぞ。

 

6/17～23の運勢

長崎、まだ梅雨入りいたしません。
夏の雨不足が心配です。

天気がいいのは気持ちがいいのですが、
やはり季節に合わせた気候にはなってほしいものです。

今週の占い、どうぞ。

牡羊座：吊された男（正）
伸び悩みは努力で克服。試練のとき。

牡牛座：女教皇（逆）
物足りなさ。すぐにイライラしてしまいそう。

双子座：悪魔（逆）
くされ縁からの解放。病気とも縁が切れるかも。

蟹座：運命の輪（正）
臨機応変に対処。向上心も強くなります。

獅子座：女帝（逆）
出しゃばりな態度に注意。べたべたしすぎも禁物。

乙女座：魔術師（逆）
二兎を追う者は一兎をも得ず。進展には努力が必要。

天秤座：世界（逆）
計画通りには進みません。油断は禁物。

蠍座：戦車（逆）
運動不足になりがち。学習意欲も不足しそう。

射手座：力（正）
仲直りができそう。ダイエットにも成功できそうです。

山羊座：隠者（逆）
体調は下降気味。冷静に相手を観察しましょう。

水瓶座：塔（逆）
今のままでは成績アップの見込み無し。実力を過信しないように。

魚座：節制（逆）
復習に力を入れましょう。スキンケアは手を抜かないで。

ここからはいつもの宣伝を。
Twitterで手軽にタロット占いができるbotアカウント
「占い猫ガンダルフくん（@cat_gandalfbot）」やってます。
「占って」と話しかけると、大アルカナを1枚引いて占います。
今週の生ガンダルフ情報：しっぽの付け根の毛が抜けています。

2019年前半運、公開してます。
上半期もあとわずか。2019年6月末までの運勢をどうぞ。