観察日誌 2007-10-12 | photo 9/29 ベランダ向かいの曼珠沙華を朝顔日記風に撮影した。 なぜかこの秋、曼珠沙華の赤が鮮やかに網膜に焼きついた。 去年までは全然気にもしてなかったのに。 10/1 この赤、いや、朱といったらいいか、紅といったらいいか、なんとも微妙な色合いは、遠い記憶に貼り付いて何ごとかを喚起する。 10/2 去年の今ごろ考えていたことを考える。 今、こんな所で、曼珠沙華を眺めてるとは思ってもいなかった。 10/5 来年もまた、曼珠沙華の赤が心に引っ掛かるんだろうか。わからない。 10/10 連休明け、9日を過ぎると、曼珠沙華は見事に枯れた。 線香花火みたい。 季節を告げ、まぶたの裏側にジュッと消えた。 « 真心 | トップ | なぎさ »