令和元年7月12日(金)曇り28.4/22.4℃
今回の金曜登山は、江田島市の古鷹山でした。
梅雨の中休みで、今回の金曜日も登山日和となりました。
古鷹山の三つのピークは鷹が、左右に羽根を広げた形をしています。
ピークは北(右)、から順番に、361峰(361m)、古鷹山山頂(894m)、古鷹山東峰二等三角点(378m)と並び、
今回はその稜線を北から南へ辿りました。
呉ポートピア港に参加者10名(男子女子共5名)が集合し、9時発のフェリーに乗船、約10分で江田島の切串港(吹越)に到着しました。
切串港から登山開始、大歳神社に寄り安全登山を祈願して、切串林道方面へ向かいました。
長谷川に沿って登っていると、古鷹山登山口の石碑の分岐で、(車両)通行止めの看板が立っていました。
丁度1年前7月6日の西日本豪雨災害の影響で、切串林道が崩壊しその復旧工事が行われていました。
今回はこの登山口分岐の右側の在来登山道から登りました。長谷川もここで本流と分かれオタカ川となり、
オタカ川に沿っている登山道を登りました。
オタカ川も豪雨の影響で、登山道が部分崩壊していたり、土砂崩れなど多数の被害が発生していましたが
登山には影響が少なく続行できました。
ただ、途中の廃屋の近くの小橋にスズメバチの巣が有り、女性が刺されました。要注意‼
応急処置後、羊歯の間や水流で抉れた沢道などを登り続けて、切串林道に到着。
近くに 白い安全柵の有る登山口(古鷹山迄810mの標識)が有り、ジグザグの道を登り、尾根筋に取付きました。
尾根筋の丸太の階段や羊歯の道を登って行くと急に明るくなり、
視界が開け、麓の切串港や屋形石、絵下山の稜線、目前に急峻な古鷹山等が見えて来ました。
その後すぐに鷹の右翼の361峰に到着。クマン岳コースと合流。
361峰から下り、鞍部近くからは海上自衛隊(旧海軍兵学校)の校庭や、陀峯山、真道山等が見えました。
山頂迄120mの標識の後、急に急登になり、丸太階段や、急登の鎖場となり古鷹山(394m)に登頂しました。
山頂では瀬戸内海の多島美の他、古鷹山の由来の看板、方位盤や自然石の山頂碑、五省訓など色々楽しませて頂きました。
天気が良くなり、山頂での昼食は止め、鉄の鎖を使いながら急傾斜の険しい岩場を下りました。
古鷹山と三角点(東峰)との鞍部に木陰の涼しい休憩地が有ったのでそこで昼食を行いました。
昼食後、鷹の左翼に当たる東峰に登り、頂上三叉路の中央に、二等三角点(378m)を確認。
東峰からは東方向へ下り、切串林道の生活環境保全看板の有る登山口へ下山。
舗装されている切串林道を下り始めて数分後、車道が全巾に渡り崩壊、ガードレールは宙ぶらりん状態。
辛うじて、山側に歩ける道が出来ていて、通過できました。
更に山側の土砂崩れで林道が埋まりそうな所も数ヶ所通過して、
お地蔵様等3体の石像が有る小用方面への分岐に到着。
昭和53年6月の山火事後、昭和60年に開通した切串林道の大被害を目の当たりにして驚きました。
古鷹山登山口の石碑の有る分岐に合流し、切串港に到着、すぐに乗船し、呉ポートピア港に到着し、解散。
古鷹山への従来登山道から361峰へ登り、古鷹山山頂から三角点の有る東峰からは、
切串林道へ下山する周回コースは初めてだったので有意義でしたが、
皆さん、スズメバチには気を付けましょう。
今回担当のIさん、他の仲間の皆さん有難うございました。
行程
9:00 呉ポートピア港発
9:10 切串港(吹越)着
9:14 切串港出発
9:33 大歳神社参拝
9:50 古鷹山登山口石碑から従来登山道へ出発(オタカ川)方面
10:19 廃屋近くのスズメバチの巣に遭遇
10:38 切串林道着後横断
10:46 古鷹山登山口出発(古鷹山へ810m標識)
11:07 展望地
11:13 361峰到着
11:19 古鷹山へ330m標識
11:21 鞍部、眼下に海上自衛隊(旧海軍兵学校)
11:24 古鷹山へ120m標識
11:31 古鷹山山頂到着 894m
11:43 古鷹山山頂出発
11:57 鞍部、休憩地点標識部で昼食
12:40 同上出発
12:48 古鷹山東峰 378m 二等三角点
12:51 同上出発
13:14 切串林道、三角点登山口
13:18-13:22 林道崩壊
13:33 お地蔵様等3石像
13:49 古鷹山登山口
13:59 大歳神社
14:14 切串港着
14:17 フェリー切串港出発
14:30 呉ポートピア港到着後解散
参考データ
歩行総数 約20,000歩
歩行距離 約10,000m
歩行時間 約5時間00分(休憩、昼食含む)
累積標高差 約675m(+/-)
古鷹山登山MAP(赤線が今回の軌跡、青線は過去の軌跡など)
古鷹山登山断面
(つづく)