怠慢主婦 ドイツで同居 

日本食を食べなくなり義両親のしもべと化し、すでに何年になるだろう。遠い目しながら今日も行き抜いてやるぞっ

義父の新車

2009年03月20日 | ここの品々
ドイツの景気対策の「新車買い替え2500ユーロ補助」を利用したのは夫だけではない。
義父母の16年乗ったアウディも、外観が古臭くなってきたことや、外装の痛みが激しく(ドア部分をぶつけて、へこんだ上に開閉が面倒になった~)買い換えることになった。



いよいよ最期の日(中古車として売られることはなく、今回の政府の方針通り、鉄屑となる)の記念撮影。



私も何度か運転の練習をさせられ、お世話になった運転席。
あまり運転が好きでないし、日本では軽自動車ばかり乗っていたので大きさの感覚がわからず、怖かったものだ。
夫が日本在住時にここに帰省した時、私と一緒に旅行したのもこの車。
ドイツ北部、スイス、フランスなど、かなりの長距離を走ったものだ。




これは夏に携帯電話で撮影した、牽引車両を取り付ける様子。


これで、浴室改装工事の材料を買いに行ったものだ。
この車両は近所の豪邸に住んでいるヨラさんとの共同所有で、普段は彼女の家に置いてある。
話し外れるけど、日本では工事する業者が材料を揃えるはずなのに、ここは客が買いに行くなんて、変だなあ~



はい、これがこれからお世話になる義父母の新車。
再びアウディ。
アウディの本社工場がある土地にふさわしい選択だぁ~
大きさは少々小さくなり、義父は少々不満そうだけど。


これから古いのを処分場に持って行く。
新車に義父、古いのを義母が運転した。
さようなら~
ちょっとかわいそうだな・・・車・・・
義母は「ロシアに持っていけば、あと20年は使ってもらえる品なのに・・・」
と残念がっていた。

景気向上策にまんまと引っ掛かり、
2台も新車になる我が家。
家計を少々心配する、りす。
大丈夫なのぉ~???








車を買わなくてはいけない。

2009年03月14日 | ここの品々


ドイツの景気対策。
ある一定の条件の自動車保有者が新車に買い換える場合、政府が2500ユーロ(約30万円)を負担するらしい。

夫の車はその条件に当てはまるらしく、しかも少々いかれてきているので、この週末は車選びに奔走した。


この店では・・・・


こんなのと~こんなのを、扱っている~


いろいろ見て回った。


試乗は高速道路。
150~160km/hで走行した具合をチェック。


夫が気に入った1台。


この黄色の車は、高速走行でかなり揺れる。写真を撮るとぶれてしまう。
車体側面にはシールで販売店の名前が入っている。


休憩。
この街にもたくさんある中国人経営のレストランで昼食。
ビュッフェスタイル、食べ放題。量を食べる夫は大好きのよう。
野菜と肉の炒め物のようなものが多い。右はバナナフリッター。


ふと、店の隅に目をやると、祭壇のようなものが祭られている。
真っ赤なのが、中国系移民の象徴のようで似つかわしい。
デザートはたいていアイスクリーム。何回もおかわりする私たち夫婦。

さて、午後の部。
車に興味のない私も知っている、トヨタ!



こちらでいただいたコーヒー。


ヴィッツは日本以外では「ヤリス」と名付けられているそうな。
これに試乗。


私は試乗、というものを日本でしたことがない。
日本でも試乗は、近くに高速道路があったらここでの夫のように
「2,30分で戻ります」
って、やっていいのだろうか?
(もちろん身分証明書、運転免許証のコピーをとられるのでそのまま周辺国へ走り去ることは不可能~!)

ヤリス、夫はこのデジタル表示が気に入らない様子。
う~ん!
私としては日本車、ということで安心なのだけど!


次に行った販売店。
すでに営業終了・・・・
土曜日の自動車販売店は13時から16時ごろで終わってしまうらしい・・・
もちろん日曜日は休業だ。
ああ・・・不便・・・

たくさんのカタログを持ち帰った。
来週中に決定だろうな、私の意見より、義父の意見が通るだろうな。
ま、いいか。
嫁つきパラサイト生活の息子だもの。



一日車を見て過ごした週末。
日差しもだんだん春めいてきて、ご機嫌上々。

鳥達も何気なく活発になってきている。

冬の間は撮影が難しかった「黒歌鳥」。
動きの愛らしさ、さえずりの美しさで人気のある野鳥だ。
土の中の昆虫を探しているところに遭遇した。
わたしの様子を伺いながら、地面にくちばしを突っ込んでいる。
そのうちなにやらゴムのようなものを引っ張り出してきた。
ひえぇ~ミミズだぁ~
おいしかったかな?アムゼル君!







りすサイズのパンツ

2009年02月28日 | ここの品々
りすサイズ、とは夫と私の間で交わされている造語の一つで、
「小さいサイズ」
という意味である。 
日本でも、私は体格が小さく、7号とか5号の服を探さなくてはならないことが多かった。
ここに来るときは、たくさん衣類を持ってきたので、新たに買う必要はほとんどないのだが、生来、買い物好きなのか(いや、決してそうではないと思うのだけど)服を買いたくなってしまう。

だが、ここは平均体格が日本人よりずっと大きいドイツ、なかなかわたしに合う服はない。

特に、パンツ類は絶望的だった。
ぐるぐると見て回る日々が続いた。
H&Mにも、りすサイズのジーンズやパンツは存在しなかった。
(日本のH&Mにはあるのだろうなぁ~、うらやましいぃ~)

が、今週、希望を見出した。
ついに、私にほぼぴったりのパンツを売っている店を見つけたのだ!



いつも問題だった、ウエストサイズはほぼぴったり。
わたり幅(太ももあたりの幅)もちょうどよい。
太もも周辺のぶかぶかも流行でない限り、みっともないものだ。
2本とも黒、ポリエステル製。
ジーンズを違って、フォーマルな印象になる。
丈は長いので義母に頼んで短くしてもらった。
いや、丈を直すくらい自分でもできるが・・・・
せっかくの義父母との同居、元縫製のプロに頼まないのは失礼ではないか?!




このドイツのりすサイズパンツ、orsayという店で購入。
ホームページによると、ドイツが始まりの店で、東は上海まで進出しているようだ。
決して、子供服専門店ではない。
価格はだいたいユニクロやH&Мと同じ程度。
「32」という数字が、欧州における「りすサイズ」である。
この衣料品サイズ換算表を見て欲しいのだが、32という極小サイズはめったに記載されないほど貴重である~!
(ヨーロッパ各国により、このサイズの表記と実際のサイズは微妙に違うので注意が必要)
いやいや、うれしいなぁ~
りすサイズのパンツをみつけたぁ~
これで、少しはドイツで安心して楽しく暮らすことができる。
合う服が手に入らない、という恐怖感はなかなか他人にわかってもらえないものだ。
ウィンドウショッピングの際も、自分のサイズが売られていないと思うと全く面白くない。

さて、今回の購入価格。
この2本、えらく割引されていたのだ、うふぅ~
元の価格が1本25ユーロ(約3000円)。
私が買った値段は、7ユーロ(約900円)
こんなりすサイズは売れないから過激に安くしたのだろうか、
もっと、りすサイズの女性がドイツに増えてくれたらいいな。
製造中止サイズにしないようにお願いしたい~








1ユーロ均一

2009年02月14日 | ここの品々
日本ではすでに広く定着している100円均一の店。
ここにも同様な1ユーロ均一の店が何件かある。
また、スーパーマーケットなどが、一定の期間1ユーロの商品を並べてセールを行うこともある。



先週入ったスーパーの広告、1ユーロの品々。
かなりのページを使っている。




こんな風に、ページがまだまだ続く~


また、インタネットでもWoolworth Deutschlandここも負けじと開催。

たくさんあるのはいいのだけど・・・
やっぱり、日本の百円ショップの品のほうが上質なことが多いし、感覚的に合うものが多い。
現在円高で、1ユーロ120円をうろうろしている。
だが、1ユーロショップの商品は120円ということで、日本と単純に比較して、高い!!

去年の帰省時に、近所のスイス出身のB子さんと話した。
彼女は100円ショップの広まりに疑問を持っている。
「反エコ」的な商法、らしい。
日本在住すでに30年、日本語ぺらぺらの彼女、かなり日本のものの考え方に染まっている。
「すぐ壊れるような安物を作るのは環境に良くない」
のだそう。
ちなみに、上の広告の店、たくさんの人で賑わっていた。
義母など雑貨を10点も買っていたので、正直、私は驚いた。
必要なものしか買わない彼女でも1ユーロ均一の魔力に汚染されるのか?!!

ヨーロッパの古い家財道具や家電製品はかなり丈夫なのは認める・・・
が、そのほかのものについては・・・
「日本の物のほうがいいな~」
と思うことが多いのが私の感想なのだ。
1ユーロショップも、期待していくのだけど・・・
展示の仕方の魅力のなさ、商品管理の方法の違いがあるのだろうか、
ごみみたいな状態の店ばかりだ。
文具の貧弱さについては本当にがっかりする。
1ユーロショップと100円ショップの紙の質、雲泥の差。

ヨーロッパの人たちは商品が多少汚れていても壊れていても気にしないのかしら、と考えてしまうことも多い。
夫などは日本にえらく適応しているほうで、できるだけ人の手に触れないもの、箱に入っているもの、包装がきれいなものを選ぶ傾向にあるので人それぞれなのだろうけど。

ああ~ダイソー、ドイツに来ないかしら?
ヨーロッパには2年前にルーマニアに出店しているらしい。
もうすぐだ!
(勝手に妄想)
楽しみにしているぞ~