怠慢主婦 ドイツで同居 

日本食を食べなくなり義両親のしもべと化し、すでに何年になるだろう。遠い目しながら今日も行き抜いてやるぞっ

家の造り方13

2015年04月26日 | 家屋
応援してね!人気ブログランキングへ

天気の良い土曜日の午前中。多くの家庭が庭の手入れに勤しんでいる。ウチも芝刈り。もう、エンジン音がうるさいのなんの。

芝の庭は騒音の原因になるということで、ドイツでは禁止にならないものなのかい?自分の家の芝刈りでさえこんなにうるさく感じるのだから、隣近所のだったらもっとイライラするだろうに。

さて、懲りずに近所の建築中の家を見に行った。途中で看板。

集落のマイバウム(メイポール)祭りの宣伝だ。前回は3年前だったな。村のマイバウム
今は、だいぶ古びちゃったのだろうか、と見に行ったら、なんと、なかった・・・
これは普通なのだろうか?



明らかに屋根瓦が置かれてあった。来週はいよいよ瓦作業だな。うほほ、私も経験あるんだぞ、って得意になっちゃう!


ウチに戻って、私に植えることを許された唯一の畑の作物をチェックした。
ルッコラだ。
つまんで食べてみると、ゴマの味がしてとってもおいしい。売られている品とは全然違うんだ!






家の造り方12

2015年04月22日 | 家屋
応援してね!人気ブログランキングへ

四月二十二日午前七時の外気温八度。

空き地につくしが生えているのを見つけた。空き地と言っても所有者が定期的に手入れをしているのでこれらのつくしも育つ間もなく刈り取られてしまう。
 
スギナ茶を常飲している私としては、そのまま放っておいてほしい、とか思うのだけれど。何しろ他人の土地だからねぇ。

さて、いつもの近所の家の観察。

屋根の仕上がり具合。

歩きながらあさっての方向に視線を向けて撮影。

いや、ほとんど人通りはなく、通勤の車と通学の子供たちを乗せたバスが忙しそうに通り過ぎるだけ。

誰も感心持たないと思っても、暇な爺さんばあさんが家の窓からじっと観察している場合がある。
観られて悪いことをしているわけではないのだが、なんとなく後ろめたいのはなぜぇ?

日本のように「立ち入り禁止」などの表示も無く、厳重に入れないようにしているわけでもないので、中に入って撮影することさえ可能かもしれない。

家を出るときに夫に「どこへ行きますか」と尋ねられ、本当の目的を話せず「散歩」と言わなくてはならない妙な苦しさ。
「朝っぱらから散歩?」と不思議そうな夫だった。ごめんよぉ~











家の造り方11

2015年04月18日 | 家屋
応援してね!人気ブログランキングへ

四月十八日午前八時半外気温
八度。とても暖かい。

超面倒くさい、と思いながらもマイエンフェルトさんの約束を果たさなくては、と僅か200メートル先が永遠に遠いような感覚で歩き始めた。

彼の興味をひくと思われる屋根部分。

拡大っ

南側から!


こちらの知人友人たちも次々と住まいを買って引っ越していく。好景気なこの地域の様子が、狭い人間関係からも観察できる。
夫に私の友人たちが家を買った話をすると「みんな、金持ちですね」と一言で終わり。彼にとって、家を買うことができるのは、まるで特権階級だけの物事らしい。
中国人たちによると、母国では一生懸命働いても一軒家を所有するのは難しいのだとか。こちらに移住する動機のひとつに「家を持って2,3人の子供と一緒に暮らす」と普通そうな目標を達成するのを感じる。夫よ、ここは中国ではないし、第一、外国人である中国人がここで家を買うことができて、どうして原住民のあなたにできないのか、ふ・し・ぎぃ~ 










家の造り方10

2015年04月13日 | 家屋
応援してね!人気ブログランキングへ

4月12日朝七時の外気温。
暖かい朝だ。
本格的な春突入。

煙突ができたのが前回との大きな違い。

レンガとコンクリートだけでできるものなのだろうな。日本家屋が「紙と木でできている」と言われる理由がここでわかるなんて。木が必要なのは当たり前ではないか、と思っていた子供時代~


暖かいので周囲を散歩。いつも気になっていた、きれいに並んだ9本の木を近くで見ることにした。

500年位前はドイツ全体(欧州全体かもしれない)が森林だったのだそう。ヒトが建材(いや、石かレンガだった?)や暖房のために森林破壊を極限まで進めてしまったのだろう。森林保有率は30パーセント(日本は70パーセント)と読んだことがある。
 
あまりにも木がないと、殺風景だからこうしてところどころに木を植えているのでは、とも思っちゃう。

驚いたことに木のある辺りは湧き水が流れていた。数十メートルだけで、また地下に流れ込んでいる様子。
ほんの近所のことでも、全く知らないことだらけの引きこもり生活を自覚してしまうぞ。










家の造り方9

2015年04月09日 | 家屋
応援してね!人気ブログランキングへ

午前七時外気温4度。

しばらく撮影をさぼっていた。
一つの物事を長く続けられない根性無しりす。

いつもお世話になっているマイエンフェルトさんのため、と力を振り絞って撮影に出かけた。










初めの頃は「小さい家だなぁ」と思っていたが、今日は「立派な家」と感じた。
たぶん、ウチも更地にしたら敷地面積はそんなに大きく感じないだろう。






家の造り方8

2015年04月04日 | 家屋
応援してね!人気ブログランキングへ

雨上がりの夕方に見に行ってきた。

二階部分のレンガがだいぶ仕上がってきた。
本当は内部も見てみたいのだけれどねぇ・・・勝手に入るわけにはいかないし、職人がいるときに尋ねてもいい返事をもらえそうもない・・・

この辺りはいつもではないのだけれど、ときどきとても輝いて見えるんだ。

私のカメラではその美しさが全然反映されない。残念だ。

畑も森も人がいつも手入れしているので「自然が美しい」と書くのはどうかと思うけれど、植物の持つちからが人の目に感動を与えるのは確実かも。
早朝の東京の澄んだ空気で眺めるビルの群れがきれい、と感じる私だけれど、ま、この風景もいいかな・・・うほほ。





家の造り方7

2015年03月27日 | 家屋
応援してね!人気ブログランキングへ

朝七時半に見に行ったら、すでに職人たちが働いていた。役所も午前七時に始業する欧州だものね。

そういうわけでまともにカメラを向けることができず、歩きながら何気に撮影。
クレーンでつり下ろしているものはいったい何なのだろう?

二階部分に四人が働いていた。




まっすぐにしたい2

2015年03月25日 | 家屋
応援してね!人気ブログランキングへ

タイトルを入力してから、以前同じことを書いたような気がして検索した。
あったぞ。2009年1月21日記事
このときはじゅうたんなどの敷き方をまっすぐにしたかったものだ。もう、そんなことどうでもいい。曲がってて美しいぞぉ~

ウチの玄関の前に新しく屋根を作ることになった。さすがに義両親の手には負えない仕事らしく、職人がやってきて一日かけてここまで造った。
 

日本人の私。細かいところをチェックしてしまう。
小さくてごめんなさい。
曲がっている。
念のために左右から撮影。やっぱり斜めにずれている。
 
他の部分も丁寧さに欠ける様に見える。

これくらいは日本でも許容されるのだろうか。
隠れる部分だったらいいけれど、おそらくここは下からいつも見える部分だと思う。

まあ、こちらの生活も長くなってきて、いい加減さが心地よくなってきているから、こんなことはまさに重箱の隅をつつくような指摘なのかもしれない。
でもね、やっぱり、カメラを持ち出して撮影したくなっちゃうんだ、悪いりす。






家の造り方6

2015年03月20日 | 家屋
応援してね!人気ブログランキングへ


3月20日朝7時外気温これくらい

数日前から軽く風邪引きの私。ハンカチで鼻をかみながら200メートル先へ急いだ朝。
ティッシュペーパーを頻繁に使うと、鼻の周辺の肌が痛むんだ。
こうやって努力して撮影に出かけるのも、ブログ読者のマイエンフェルトさんの期待があるからだ。



内壁のブロックは薄い。ウチなどブロックでない内壁もあるぞ。



ここだけでなく、ちょっと住宅街を歩くとあちらこちらで新築・改築工事をしている様子を観察できる。
この街、景気がいいんだな、と経済のことなどさっぱりわからない私にもわかる。

家の造り方5

2015年03月16日 | 家屋
応援してね!人気ブログランキングへ

週末に撮影。きれいげな廃墟にもみえる・・・
 

今日はおまけを二種類。
まずは、市内のマンション建築現場。
 
この地域に住む住民は、この新しい住居にどんな人々が入居してくるのか心配しているのだそう。
 
住居や人口が増えることは喜ばしいことだと単純に思う私の常識は、ここでは様々な条件から違うらしい。

大金が当選したら、ここに住みたいな~。ああ、夢のまた夢~


以下はブログ読者のベルギー在住たまさんからの、ベルギー住宅建築事情。
           
ベルギーの最初の5年は、バスの本数も少ない辺鄙な村で、でっかい庭付きの大きな一軒家におりました。
ベルギー人元彼が、私が住み始める11年前から「建てている」(進行形)自慢のうちで、
骨格以外は自力と友人家族力。
私が家をでてから8~9年かな、まだ間違いなく未完でしょう。
当時すでにあちこち修理が必要だったし。
彼の場合は、予算の問題もあったようですが、やっぱり、まず自力が当たり前。
決して仕上がりはプロ並みとは言い難かったけど。
手塩にかけた家への愛着は、私へのものと比較にならないぐらいで。
休みの大半を家や庭に費やす…のは、当時の私には異文化すぎましたし、
今も完全に「私の範疇やない」ところは、かわらずです。

維持にエネルギーや時間のかかる、でかくて不便な家よりも、
便利な都会近郊の、メンテや掃除の楽な、すでにできあがって手を加えなくていい、こじんまりしたアパートに住み、余暇はいっしょに外出するとか、のんびりごろごろ~にあこがれていました。
今思えば、私も彼と同じように、家や庭のDIYが大好き、もしくは苦にならないタイプで
今週はここ、来月はそこと、彼と同じようにそそぎこみ、共有していれば、
結果は変わっていたでしょう…。って、とても無理だったけど。


現在はカーテンを開ければ、写真の状態。(真ん前に、250人の大学生用アパートを建築中)
古いワンルームで、大半のベルギー人からすれば「ちゃんとした大人の生活空間とは言えない」そうですが、
掃除機30秒、すぐ温まり、車もいらず、大家が最高で、私には分相応で極楽なすみかです。

ベルギー人は胃にレンガを持って生まれてくると言われるほど、家を持つことに執着しています。
ちっこい時から、それが一人前とインプリントされるようです。

           


欧州人をひとまとめに考えてはいけない、と日頃から注意している私。
だが、住宅に関して、ドイツとベルギーは人々の考え方が似ているのかな、と思わせられる記述だ。
義両親たちも、この現在の住まいの様々な部分を自分たちで建てたらしい。
「駐車場を一番初めに造ったのだが、その位置は失敗だった」と先月雪が降ったときに義父が明かした。
駐車場から公道までの距離が長いので、雪が降ると死に物狂いで雪かきしなくてはならないのさ~。
プロの意見を聞くのが重要なこともあるのだな、と考えさせられた告白だったぞ。





家の造り方4

2015年03月13日 | 家屋
応援してね!人気ブログランキングへ

3月12日朝七時の外気温二度。この日、朝は暖かく感じたが、時間がたつにつれ寒く感じるようになり、昼過ぎにはひどく寒くなった。実際の気温はそんなに低くないのだろうが、湿度が高かったらしくそれで体感気温が低くなったと思われる。


さて、ちょろりと家を抜け出して、例の場所を観察しに行った。
 
もっと積み上がっていると予想したレンガ。思ったほど高くない。慎重に仕事しているのだろうか?
この前日の真昼間、仕事している最中を覗いた。強健そうな男性四人が作業していて、私が挨拶しても彼らは無視した。うーん、手ごわい。
何やら茶色い瓶の飲料を飲みながら仕事をしていたぞ。茶色い瓶と言えば、ビールがほとんどだ。アルコールが入っていない商品もあるけれど、たぶん、アルコール入りだな、と勝手に決定。
たとえアルコール飲料でなくても、何か飲食しながら仕事できる緩い環境のここって、いいなぁと思えるこの頃。
さすがに運転しながらパンを食べたりコーヒー飲んだり携帯電話をいじるバスの運転手には、ドキドキさせられるけれど。

家の造り方3

2015年03月11日 | 家屋
応援してね!人気ブログランキングへ

義母が禁止した建築中の家見学。午前七時の外気温、5度。
とっても暖かく感じるのは、こちらの生活に身体がすっかり馴染んでしまったせいなのだろうか。

一階部分の壁を造っている様子。

このレンガの積み上げ作業を見ると「三匹のこぶた」を思い出してしまう。
南米某国もこうした家屋の造り方をしていたのを観察したものだ。日本から派遣されたほかの仲間も「ただ重ねただけで耐久性があるのか」といぶかしんだものだ。あんなにばかにしたやり方が、ここでも行われていることに、当時の無知さ加減を反省したりしている・・・

義母が心配しないよう、さっさと撮影。

およそ5分で終了。200メートルの距離をダッシュしてハァハァしながらご帰宅リす。





家の造り方2

2015年03月08日 | 家屋
応援してね!人気ブログランキングへ

超朝型の私には夕方に観察するより、早朝の方が具合がいい事を発見した。
午前七時外気温氷点下二度

前回からだいぶ仕事が進んだ印象。
 
クレーンとコンクリートのタンクはどの家屋の建築現場にもある。
 
真ん中の空間は地下室に降りる階段だろう。

クレーンを使うのは人が運ぶには重過ぎる建材を使うせいだろうか。それは何なのかしら?機材の設置の仕方とか道具や材料の置き方は日本のやり方と比較するととても乱雑な印象だ。

これは確か、壁に使うブロックだと思う。


昼間はすっかりなくなってしまうが、朝にはまだ霜や氷があるんだ。

今日の朝はちょっと気分が乗って、三十分歩いた先の新しい建築現場を撮影に行くことにした。

地下室部分を掘り終えたところのようだ。

さて、日曜の朝の一時間の散歩がとても有意義に感じ、よい気分で8時に家に戻ってきた。
玄関を開けたとたん、義母がツカツカと寄ってきて言い放った。
「こんなに長くどうしたんです?建築現場のどこかにはまって動けなくなってしまったのかと心配しましたよ」
と不機嫌な調子で言われてしまった。
「もう、一人で見に行ってはいけません」
と、言うので慌てた。ど、どうしよう~
「ついでに散歩してきました」と説明したものの、幼児じゃああるまいし、その心配の仕方は異常だぞぉっ。
実親たちが放りっぱなしで、子供の頃、家に遅く戻っても何も言われなかった記憶から比較すると、過干渉としか思えない。いや、過干渉なのはもう、義母の息子への接し方でだいぶ前に了解済みだけどねー。
まさか、建築中の家を見ることだけで心配されるなんて、想像もできなかった。
ああー、携帯電話に電話してみるって発想にならないものかねぇ~
「携帯電話を持って出かけます」と次回には言って出よう。とほほほほほほほほほほほ~




家の造り方1

2015年03月05日 | 家屋
応援してね!人気ブログランキングへ
ウチから200メートルくらい先の空き地で新築工事が始まっていることに気づいた。
 
刺して興味も無いので何気なく見ていたのだが、ブログ読者の一人に建築関係のお仕事をしている人がいて、彼を喜ばせるにはいい材料だと思って撮影を始めた。これは二月上旬。
 
雪が降って、少々中断。地下室作り。欧州の一般家屋は必ず地下室があるようだ。
 
これはその10日後くらいのもの。地下室の床。コンクリートを流し込む。

地下室の壁。2月25日撮影。
 
その翌日撮影。壁はどんどん高くなっていった。

2月27日撮影。これはすでに一階部分なのだろうか。
社交的な人だったら、仕事をしている人たちに声をかけて、いろいろ質問するのだろう。私はどちらかというとそういうことは苦手なほうなので、遠くからそうっと眺めているだけだ。
この日以来、見に行っていない。このペースだと今ではかなり進んでいるだろう。
ああ、貴重な部分を撮りはぐれたかもしれないぞ。僅か200メートルの距離を歩いていくのさえ億劫に感じる私だ。ブログタイトルどおり、私は勤勉なほうではないんだぞー。
さあ、明日は必ず、どうなっているか見に行くぞ、見に行くぞ、見に行くぞっ!








御宅拝見

2015年02月05日 | 家屋
応援してね!人気ブログランキングへ

親しくしている友人宅を写真で紹介。すでに撮影してから半年以上も経過してしまった。
玄関を入ると、二つのドア、トイレ、二階や地下室への階段がある。
 
茶色いのは靴箱。いつもここからスリッパを出してくれるので、スリッパ入れなのかもしれない。このスリッパ入れの裏がトイレ。写真では少々物がたくさんあるように見えるが、実物はすっきりしていて、水道の蛇口などピカピカなんだ。
 
どうやって手入れをしているのかと尋ねると「使うたびに磨くのよ。汚れを溜めて掃除するよりずっと早く手早くきれいになるものなのよ」との答え。ウチの夫に協力を求めても無駄だしなぁ・・・私には無理だっ。

本当は、地下室と二階、三階の部屋も撮影したかった。また次回があるかな?

 
私が訪問するとまず通されるのは台所。ここの小さいテーブルで飲み物を勧められる。茶色いのは冷蔵庫。

冷蔵庫の上の植物は天井を征服しはじめているぅ~。

 
台所の隣は食堂と仕切りのない居間になっている。暖炉があるけれど、どうも使われていない様子。見せるだけの人も多いのかも?手入れが大変だしね。部屋もうっすら灰が積もるし。
 
外も撮影許可をもらった。車庫、テラスにテーブルセット。夏場はここで食事をする。
 
このアジア風の置物は頻繁に見られる。ウチの隣の家にもあるぞ。もしかして、欧州風なのか?
 
様々な香草を栽培していて、料理のたびに庭に出て摘む彼女。この日はオレガノとルッコラをもらった。オレガノは私の部屋で、ルッコラは庭で(今は雪の下敷きになっているが)春を待っている。
数ヵ月後、デュッセルドルフの比護さんが彼女にミョウガを贈ったんだ。その後、ちゃんと育っているか私が確認に行ってみたい。なぜ私は比護さんにミョウガをもらえなかったかって?もちろん、あの人の反対があったからさ!

あの人=義母