怠慢主婦 ドイツで同居 

日本食を食べなくなり義両親のしもべと化し、すでに何年になるだろう。遠い目しながら今日も行き抜いてやるぞっ

古い建物の風情ある様子

2014年04月13日 | 家屋

街の中心地の建物の窓からの風景に驚いて撮影。人が住んでいる気配のする古びた建物に感動したのだ。
人工的でないビオトープ?!
風情ありすぎぃ~
 
街中も通りに面した建物はきれいにしているのだが裏面はこんな風なのだな、と何だか嬉しくなる。
建物の込み入り具合はなんだか実家周辺風で懐かしい。(実家はもっと家々の距離が近いのだが!)
 
この窓から外の風景を撮影した。この窓も趣があっていいな。ここは教会付属の施設だ。友人に誘われて復活祭前の特別行事に参加。
 ちょっと怖い階段。
出席者の荷物のために一部屋がある。過剰な装飾や張り紙がなくすっきりしているところが好ましい。
この日はリフレッシュ体操だった。15名ほどの参加者は皆高齢者。両腕をまっすぐ上に上げることも困難な世代だ。ああっ、場違いじゃあないかいE子さん!(私を誘ったドイツ人)と後で言おうと思った。しかし彼女から先に「また来てくださいって言われましたよ」と報告されてしまった。
田舎生活では見られない街のこの風景をもう一度見ることができるかな。

本音のところを書けば「こんなにぼろぼろでも住めるのね」なのだ!
住居には熱心に手間・時間・金をかけるドイツ人は、ぼろぼろさに価値を見出さないと思っていた。
いや、単にこの場合は興味が無いのか金が無いのか・・・うーむ。

地下水はお金がかからないので池に使うんだ。

2014年04月03日 | 家屋
現在、水を入れている。

黒と白のプラスチック桶があるので金魚の処分は見合わせたようだ。蓋がしてあるのは猫被害防止のため。
一夜明けて、桶の中の金魚が全部いなくなっちゃった経験あり!
水は地下水を使っている。つまり、タダ水、えへへ~

結局私は全く何も手伝わなかった。ううう~

池の水を交換

2014年04月01日 | 家屋
外出から戻ってりす部屋から庭を見てぎょっとした。ひえぇー、池の水交換日?!

近々やるとは聞いていたけど、私がいない時を狙うなんて。むほほっ。このまま無視・・・。

水深1.50メートルを誇る自家製池だ。なんでそんなにバカ深くしたのぉ??手入れのことを考えなかったのか。
夜中にはまったら命の危険さえあるぞぉ。
 
こんな道具、数年に一度しか使わないから見たことがない私。家の様々な道具がどこにあるのかほとんど把握していない。
金魚をどのように処分するか数日前に話し合ったな。池がある知人に譲る、業者に買い取ってもらう、中国人の食用にしてもらう、などなど・・・

視線を移すと、開花したモクレンが飛び込んできた。うわぁ。
 
モクレンの あでやか勝る その姿 故郷の花に 想い巡らす
桜と同時期に開花するモクレンの花の派手っぷりを見ていると、故郷の桜のしっとりとした美しさに感慨深くなるものだ。

池を埋めてしまうという計画もある。
もちろん、私たち夫婦がちっとも庭仕事に興味を抱かないせいだからっ。金魚に餌をやるくらいならできそうだけれど、冬場に金魚の空気穴のために凍った池の上で穴を開ける作業など、命がけじゃあないかい?
「りす、自宅の池にはまって死亡」
などと日本の親族に連絡が行くのはねぇ・・・
おおっ、あまり妄想しないで過ごそうと思う。



干し野菜作り

2014年03月21日 | 家屋
ベランダに布団や洗濯物などを干してはいけない、とこちらに住み始めた頃に義母に言われた。だいたい忠実に守っているが、彼女の留守を狙って干すこともある私。
先日は干し野菜づくりに挑戦した。

庭の緑とプラスチック製洗濯ばさみ、切ったにんじんが似つかわしくないのはよくわかる・・・
ネットは雑誌の付録。
この雑誌はブログ仲間のらくだのせなかさんからの頂き物。
3,4時間干して外出前には取り込んで義母の目に触れないようにしよう、とたくらんでいた。
なのに、うっかり忘れて外出してしまい、日が暮れてからあわててしまった。

左、干した直後、右、干しあがり~。キンピラ風にするとコリコリしておいしいんだ!

どうやら義母は気づいていて黙っているようだ。何だろう・・・ベランダ干し物解禁の前兆だろうか。
面と向かって尋ねれば、かならず「だめです」というに決まっているだろうから、何も報告せずにこれからしばらく堂々と干し野菜作りに励んでみようと思う。

街中で、干されているパンを見つけた。ネットなどに入れず植木の上に置かれた食べかけのパン。



おいしくなかったのかな、おなかが一杯になってしまったのかな。
それにしてもこんなところに干してしまうのだろうか。いや、なぜ捨ててしまうのだろうか。


サクランボは意外としぶとい

2013年05月30日 | 家屋
これは約二ヶ月前に撮影した庭の様子。

矢印は桜の木。まだ花も葉もなかった。その後、庭の様子を撮影することがなかったのだが・・・・

数日前の朝、義両親が叫んでいた。「桜が倒れた!」
風や雨が強かったわけでもない。「古いからなぁ」と義父は言った。
そうか、その手があったか!古くなって次々と木が倒れてくれれば将来の庭の手入れは楽勝~とかね。
いや、義両親は這ってでも植え替えをするかも・・・・ひぃぃ~
彼らは早速片づけを始めた。
私は洗濯物のアイロンかけを担当していたので、倒壊樹木を片付けるその詳細を撮影することができなかった。

倒れたのは二つに分かれた太い枝の片方だけだった。ということは、今年も残り半分にできるサクランボの中に潜むウジムシ取り作業はある、ということだな。
そのあとは、そのサクランボを具にした餃子作りだろうな。
ああ・・・人生甘くない。今年も甘い餃子を昼食に食べる運命さ。

甘い餃子についての私の記事をご存じない方はこちらをクリック。
 ピローゲン4記事




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桜が倒れた、と聞いた瞬間に今年のピローゲンはないぞ、うれしいっ、と思った私にクリックを。

家の手入れは義両親を健康に保つ

2012年12月14日 | 家屋
私がここに住むようになってから家のいろいろな部分が壊れている。
もしかして私の乱雑な振る舞いが家を破壊しているのではないか、と少々不安にもなったが、考えてみればこの家屋は築40年だ。台風や地震があり高温多湿な我が母国より物資の保存状態が良好な環境とは言えども、老朽化という運命は避けられないだろう。

この日に破壊された・・・じゃあない、壊れたのが見つかったのはここ。暖炉に使われている石材部分。

私がけつまずいたか??いや、記憶にないのだけど。だいたい、ここ、普段は敷物やクッションで覆われているのによく見つけたなぁ、と少々恐ろしくなった。
義両親たちはこまめに家の隅々を点検しているのかい??あらぬところに突っ込まれた私の使用済みパンツとか、見つけていないだろうか、ひえぇぇ~

この万力の古めかしいことといったら!この暖炉より古いのか?
暖炉はかなり以前から使わないようになったのだそう。その理由を聴いて驚いた。
炎を見ながら過ごすといくらでも時がたつのを忘れてその場に佇んでしまうのだそう。
それは時間の無駄、ということで止めたらしい。
き、勤勉すぎる義両親・・・・
私からいわせれば、使わないのなら少々外観が壊れたってほうっておけばいいじゃあないか、とも思うのだが、それをせっせと修理するのだから暖炉の前で無為に過ごす時間を止めた甲斐があったのかもしれない、うっほ~
ちなみに写真の暖炉は使わなくなったが、裏に薪を焚きつける部分があって冬季はセントラルヒーティングと薪暖房を併用している。

今年亡くなった邱永漢の昔の著書に「年をとったら刺激の多い街中に住むのが健康によろしい」と書かれた部分があったのをよく思い出す。いやいや、年をとらなくても刺激の多い地域に住むのは楽しいのだけどな!
義両親の生活ぶりを見ていると、邱永漢の意見の例外もあるのだなあ、と感じる。
庭や家屋の手入れに毎日奔走していると、身体や頭が老化する暇がないのである。

健康な老後を過ごすにはでかい家屋と庭が必要、と書いたところで、私は全然この家に住み続ける意思はないのでなんだか矛盾する。いや、義両親にはこの家の保守管理にいそしむことでいつまでも元気でいて欲しいと思っている、とまとめておこうか、うっほっほー










地下利用

2012年04月24日 | 家屋
三月下旬の話で申し訳ない。
冬タイヤの交換のために義父が外で働いていた。

ちなみに、夫は自分でやらない。業者に任せる・・・・

車庫を見てびっくりした。

4年もここに住んでいて、初めて見る車庫の地下室。普段は板が敷かれているので見えないのだ。


かなりの深さで、降りていくのが怖いぞ。


奥にはじゃがいもが鎮座していた。家の中で保存するには暖かすぎ、外にそのまま放置するには寒すぎるので、
車庫の地下室に保管しているそうだ。
ニンゲンもここで生活すると長持ちするかなぁ。くだらないことを考えた。
まるで防空壕だなあ、いや、防空壕ってどんなものか本物を見たことがないのだが。

車好きには自宅で下から自分の車を整備点検できるいい場所ではないのか?
ドイツではこうした車庫が一般的なのかよく知らない。なんてったって、自宅のこれだって、最近やっと知ったのだし。車に興味ないし。
よし、これからちゃんと他家の車庫も観察しようっと。








街中の暮らし

2011年06月19日 | 家屋
夫の用事に同行したウルムでのホテル。

内部からドアを撮影。殺風景なこの辺はまだ普通。
奥へ進んで、あらびっくり。ただっぴろ~


台所と居間とトイレがある、階段の上の屋根裏部屋に寝室と浴室。

たった一泊なので、台所など必要がなかったのだけれど。

浴槽があったぞ、うれしいな~ウチにもあるけど、なかなかおおっぴらに入浴できないしね。
全然視なかったテレビ。


このホテル、ウルムの街の中心近くにあり、周辺は建物に囲まれている。
窓から見える風景は周辺の建築物。実家だって市街地にあってこんな風景は慣れているはずなのに、
「街の生活はこんななんだ~」などと感動してしまった。
子供の頃読んだ「小公女」は小間使いに身分を転落して屋根裏部屋に住んだときこのような風景をみたのかしら。あれはロンドンだったか?ではドイツとは少し違うか。

これは浴槽の壁にある窓。
ここからは、これが見える。
ウルムの大聖堂。


浴室からこれが見えるなんて、いいな、街の生活。
ウチなんて、畑と森しか見えない・・・

このただっぴろいだけのホテル、まあまあお勧め。ウルムにご旅行の方、ご利用ください。
COMFOR
夫が言うにはビュッフェの朝食もなかなか良いそう。