怠慢主婦 ドイツで同居 

日本食を食べなくなり義両親のしもべと化し、すでに何年になるだろう。遠い目しながら今日も行き抜いてやるぞっ

インゴルシュタットのコロナ状況

2020年09月17日 | 近隣の人たち

インゴルシュタット市のホームページで見つけたこの画像。

3月15日から9月16日までのデータだ。

灰色の部分が死者数、

オレンジ色は感染者数、

青いのは、これがよくわからないのだけれど、

快復者数らしい。

コロナからよみがえった人々の数だ。

これって、感染者数にならないのかい?

文化背景によって、

表現の仕方が違って面白い、

と思うしかない。

快復者数なんて書くと

「こんなに治っちゃっているから、ダイジョブよー」

って印象になるじゃあないか。

陽気なドイツ人・・・・

ってことなのだろうか。

ううっ

 

 

 

 

 


日曜日午後六時、ドイツの田舎の風景はマスクなし

2020年07月20日 | 近隣の人たち
公園の近くに
郵便ポストがあるので、
午後六時に散歩がてら
そこまで出かけた。

義母の妹が来ていて、
庭から彼女らの話し声が聞こえてくる。

平和なドイツの田舎だな。

公園は
複数の家族連れで賑わっていた。

よく見なくても、
彼らは全くマスクをしていないのが
ひと目でわかった。

マスクは公共の建築物、
買い物のときだけの必需品。

外では全くしていない。
大丈夫なのかなぁ。

親しくしている街中に住む家族は、
外国旅行中。
三ヶ月の長い里帰りから
こちらに戻ってきた台湾人知人も、
すぐに旦那さんと旅行に出かけていた。

日本の旅行代金補助キャンペーンのごたごたは
一体、なんなんだ、と思うくらいだ。
っていうか、
こっちの人たち、本当に大丈夫かい?








カーニバルのパレード

2016年02月09日 | 近隣の人たち
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この時期、ドイツのあちこちでカーニバルのパレードがある。
私はウチの集落のものしか見たことがない。他の街も、農耕用トラクターで山車を引くのだろうか?
車から大音量の音楽を流しながら行進するのを眺めるだけのパレードだ。私にとって特に面白いとも思えないのだけれど、この時期の観にいかなくてはならないものとなってしまった。
 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

  


体格差

2015年08月30日 | 近隣の人たち
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前回は汚いものをブログ記事にしたので、今日はきれいなものをテーマにする。
近隣の街でお祭りがあったようだ。バスターミナルは着飾ったお姉さんたちでにぎわっていた。

伝統衣装はその国の国民に良く似合うものだ。スカート丈は若者の今の流行に合わせて短くなっているけれど、きれいな脚を公にするのは全然見苦しくない。

それにしても、本当に皆、体格がいい。日本だと大きすぎる女性、ということで避けられてしまうのだろうか。
日本の日本人でこれくらいだと、自分が太っていると思い込んでせっせと減量に励んでしまう女性も多いだろう。
 
実家付近の欧州人と日本人の間の子供を観察していて気付いたのは、彼らの背中からの姿が両親とも日本人の子と違うことだ。身体の厚みが全然違っていたことを発見したんだ。筋肉のつき方の違いなのか、骨格が違うのか。
 
「日本人にはO脚が多いです。床に座ることが多いからと言われています」と義母に言うと、珍しく彼女は私の意見に同意した。「それはありうるわねぇ」
まずは、人種の違いってことで、もともと日本人はO脚ぎみで生まれてくるのかも、と秘かに思っている私。




フォーク要らない食べ方

2015年07月29日 | 近隣の人たち
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インド人にパコラを褒められて、調子に乗っている私。親しくしているドイツ人宅に押しかけてそこで私のパコラの腕前を強引に披露した。
 
電話連絡もなくいきなり訪問して「じゃがいもやたまねぎはあるか」と材料を用意させ、台所を使う私。
だんだんおばさん化している自分を自覚している。彼女に嫌われないように気をつけなくっちゃ・・・・
出来上がったパコラの旨さに、彼女は大喜びした。フォークでいただいた。これは指で食べるものだろうな、でも、そうすると指が油まみれになって手を洗うのが面倒じゃあないか、などと考えながら食べた。

アフガニスタン人知人の料理中を訪問。これまた連絡無しの突撃訪問。
 
じゃがいもと出盛り期のサヤインゲンの煮物。味はトマトソースと塩。
 
共同使用の台所ではソマリア人が料理を終えたところ。
私に自分の料理を披露したがっていたので(いや、もしかして私が物欲しそうに見つめていたから?)少しだけいただくことにした。

細いスパゲティに油とトマトソースと塩少々をしただけ。これを鍋いっぱいにこしらえた彼女だ。旦那さんと二人でこれだけを食べるのかしら?
フォークが出てくるのを待っていたが、はっと気付いて、要求するのを止めた。
彼らはもしかして、指でこれを食べるのかもしれないと思ったのだ。ちょいとためらって、インド風に親指と小指を除く三本の指でつまんで食べた。
何気に使われたこのステンレス製の皿、日本もドイツでも普段の食卓では使われることがまずないので、異国情緒いっぱい。
ちょっと緊張したけれど、無事食べ終えることができた。質素でおいしい・・・四ヶ月の赤ちゃんがいる彼女、ビタミン・ミネラル不足にならないでね、とちょいと案じた。









おにぎりを作ってくれた

2015年07月12日 | 近隣の人たち
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作って贈り物にしたり、ドイツ語レシピを書いて渡したり、訪問して一緒に作ったりなど、いろいろな方法でおにぎりや寿司の普及に努めている私だ。ところが、私が教えた後で試してみる人はほとんどいないことに気付き、がっかりする日々が続いていた。
台湾人女性など私の顔を見るたびに「息子が食べたがっているからまた作って」などと言い、私を無料おにぎり提供者と勘違いし始めていることがあったな。彼女の子供(8歳)は自分で握っていたこともあるくらいなのだから、お母さんがそれに協力して息子がいつでも作れるように指導するのが簡単で効率的だと思わないのかっ

・・・ってイライラしていたのに、この日はその気分が吹っ飛んだ。19歳女子による丸型おにぎり。塩味より寿司飯が気に入ったようで、寿司酢の作り方も口頭で教えておいたんだ。
 
「りすさんのみたいにもう少し小さく作りたかったのだけれど」と謙遜していた。おいしかった。ご飯に何気に芯があった。次回は洗米後に一時間ほど水に浸してから炊くことを指導しておいた。
左上に写り込んでいるケーキ。「ドナウ ヴェレ」だ。いかにも既製品なので、食べるのを躊躇した。彼女がしつこく勧めるし、小さく切り分けているので仕方なく一つとって口にしたらおいしかった。
ドイツのケーキは基本、買ったものより手作り(ケーキミックスで作ったものも含む)のほうがおいしいという私の偏見をどうにかしなければならない。
尋ねたらスーパーマーケット「Aldi」の品だそう。

こちらはインド系英国人からの差し入れ。パコラだ。
 
ヒヨコマメの粉と小麦粉、好みの野菜などと香辛料を混ぜて揚げただけなのだが、えらくおいしい。
ドイツ人と私の二人で一気に平らげてしまった。
私がこれを作ってこの英国人に披露したら喜んでくれるかな?
国際交流は食べ物から。






風邪でも焼くぞ

2015年03月02日 | 近隣の人たち
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来客の少ないウチに友人P子さんが来ることになり、義母は数日前から新しいお菓子のレシピを披露しようと張り切っていた。
義母は風邪を引き、くしゃみ・鼻水・咳のすべてにずっと苦しんでいた。しかし、寝込むことなく家事に勤しんでいた。

「P子さんには風邪を移さないように、あなたが何か焼きなさい」と義母は私に命令した。
私はお菓子作りが嫌いなので、食料小部屋から何年も前に義母が買ったインスタントケーキミックスを取り出した。
賞味期限を確認すると、一年前までだった。うっわー、新しいじゃん!と感動したぞ。
 
材料の計量をしないのでとても楽なケーキミックス。味はどうでも、まず、客を歓迎する態度をケーキで見せることが大切だな、とかいろいろ考えて動かないでいると、義母が痺れを切らして自分で作り始めてしまった。
 
ポケットに白く見えるのは義母のハンカチ。鼻をかんでいるその布からはウィルスがうようよ検出されるだろう~ぎゃー
仕上げも義母がちゃちゃっと。

無事にP子さんとこのケーキを楽しむことができた。やはり、出来合いのものは味が濃い。お菓子の場合は甘すぎるんだ。
そのP子さんからもらったのは彼女の手作りジャム。
 
P子さん40歳。ドイツ人女子としての今までの人生でジャムを作ったことがないらしい。ラベルには「P子の初めてのジャム」と書かれている。私もぬか味噌漬けを作ったことがないから、同レベルさ。

今朝試した彼女のジャム。クリームチーズの上にジャムを塗ったものが好きな私。甘さ控えめの日本人向けジャムだ!すでに義母味に鍛えられている私にはいまひとつパンチがないというか物足りないのだが、久々に日本の味を楽しませてもらった印象。変なの!ドイツ人に日本の味を贈られるって。義母は「これは数年しか保存できないでしょう」と言った。普通のレシピ(果肉と砂糖を同量だったか)で作ったものは開蓋しなければ10年ほど保存可能なのだそう。(もっともこれはドイツの気候条件での保存可能期間だと思う) ま、もらったのはこの1瓶だけ。私一人が数日で空にしてしまうだろう。おいしいぞ、P子さん!もっと欲しいな~

さあ、P子さんと私は風邪をうつされていないだろうか?数日後が楽しみだ











治験の謎

2015年03月01日 | 近隣の人たち
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こちらのネットサイトでは在欧日本人向けの日本の会社や組織の広告が表示されることがある。

この治験の広告もときどき見かけるので気になっていた。なぜ、ベルギーなのに日本人を募集するのだろう。
人種の違いによる効果の違いだろうな、とチラッと考えてその後は忘れていた。

ときどきコメントをくださる、たまさんがベルギー在住と知り、何気なく彼女に尋ねてみたら、その回答がとても興味深いものだったので、ここに紹介する。許可を得て、一部読みやすいように私が編集している。

                    

私の住処ルーベン市は、徒歩で端から端まで40分程度の、小さい町なのに、
でっかく成長を続ける大学があるため、病院やら、研究施設やら、関連企業がそれなりにあり、外国人だらけ。
(おかげで、生活は英語だけでもOKです)

その大学病院に、研究にきていた日本人が、日本人の被験者を募集していました。
内容は、下着で身体にセンサーをつけ、各部署の動きをチェックする~といったもの。
なんで、わざわざ日本人?との問いに
「手を振りながらまっすぐ歩く、そこでターンする~」など、
日本人なら、普通にできることが、外国人にはできないんだそうです。
…ラジオ体操や運動会や様々な式典のおかげ?

他には、歯医者で、一番奥の上の歯の治療・型とりを受けているときに、
「できるだけ大きく口をあけて、じっとして」いたら、すごく褒められたのです。
「日本人ってえらいわー。言われたとおりにちゃんとできる。ベルギー人には無理」って。

極めつけが、なんちゃってヨガ(イントラが笑えるぐらい身体が硬い)や、今通っている中年女性用の軽い運動のコース。
どちらも、ベルギー人に混じって、ぽつんと私は外国人しているのです。
つまり、指示は母国語、目の前にイントラの動きの見本があるのに、ベルギー人できない…
私は言葉のハンデがあり、しかも運動苦手で、身体も硬いのですが、
ベルギー人に「スポーティブね!」とほめられてしまうのです。日本ではありえへ~ん。
ベルギー人、どんくさすぎる!
ヨガは笑えます。途中で支えきれず「どたっ」と倒れる人が…
スポーツジムのヨガじゃなくて、公民館でやっているような、市民ヨガに参加してみてください!楽しいですよー。

さて、治験に関して私が好き勝手に思うことは…
ベルギー人やドイツ人相手だと「うるさくて好き勝手」、
お金のほしいいろんな移民相手だと、ベーシックなレベルでカオス…(目に浮かぶ)
うちのアパート、例えばですが、無職のベルギー人若者二人とオヤジが一人。ずっとマリファナびたり。
焦点があってなかったり、ろれつが回ってなかったり、臭かったり。
廊下で大声で会話していたり、夜中にTVゲームや音楽大音響でかけていたり。
悪い人たちではないのですけど、「とってもにぶい」。
こんな人種が、応募してきたら…1つ1つの指示の浸透に限りなく時間かかりそう。
かといって、在ベルギーの日本人、大半は仕事で来ているので、参加しないだろうし、
奥様達もしないだろうし…
治験応募者は留学生や、世界旅行中の人たちでしょうかねー不思議ですね。


                   
日本人は指示命令に忠実に従うことができるから、という理由で被験者として好まれるのかもしれない、という予想に爆笑だ。
こうした国民性を作る幼稚園から始まる集団教育の効果がこんなところで発揮されるのだなあ、と妙な気持ちにもなる。
たまさんはベルギー在住15年。ベルギー人や他の移民たちのテキトーさをおおらかに受け入れて上手に付き合っているからこそ、長く在住しているのだろう。私も彼女の態度の後に続きたい。
















雨のクリスマスマーケット

2014年12月18日 | 近隣の人たち
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友人たちと二ヶ月ほど前から約束していたクリスマスマーケット。
 
当日のその集合時間は珍しいくらい雨が激しく降っていた。早めに到着した私はこんな天気で立ったままグリューワインを片手に語り合っているドイツ人たちを恨めしく観察した。先週行った横浜のクリスマスマーケットはちゃんと屋外テントの下にテーブルと椅子が設置されていたもんね。真似ろよドイツクリスマスマーケット

集まった六人はいずれも外国人。雨の屋外起立グリューワインは勘弁してよ~、と意見が一致し、すぐさまレストランに移動したぞ、うほほ~
 
外国人とはいえ、私を除く五人は欧州人。食べることよりも語り合うのが目的だ。六人中三人はスペイン語が母語だが、後の三人のために会話はドイツ語。みんなドイツ生活だものね、当然さー。目的はクリスマスマーケットだったはずなのが、見事に外れちゃったね、でも楽しかった。いや、クリスマスマーケットに行ったとしてもすぐに語り合うのを楽しむことになっただろうけれど!

植林ボランティア

2014年11月15日 | 近隣の人たち
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友人の勤務先で植林ボランティア活動が年に一度ある。今年は部外者の私も誘われて行ってきた。
ドイツの数少ないいいところの一つが、部外者乱入OK,みたいな緩いところだ。まあ、近所の幼稚園の園児と一緒の活動なので、誰が来てもいいのかもしれない。
ウチの裏手の森で行われた。(だから友人が誘ったのだと思う)
 
説明を聞いた後、穴を掘るのは大人、幼木を持ってきて入れるのが園児、という共同作業になった。
義母には「あなたには森の土は固すぎて無理よ」と言われていた私だが、できたぞ、うほほー。
出かける前、義母にスコップを貸してもらおうと尋ねたのだ。無理だからと持たせてくれなかった。
 

休憩時間には軽食が提供された。ソーセージとパン、飲み物。
 
ほとんどの幼児たちはこのソーセージを2本平らげていた。私は1本だけしか食べられなかったのに!

子供たちは「座って食べなさい」と指導者に指示された。私が「えっ?どこに?」と訝しんでいたら、彼らは地面に直に座った。日本的な感覚だと、何かを食べるときは地面の上には直接座らず、何か敷物を使うだろうな。


どちらかというとインドア派の私だけれど、休憩軽食付き3時間の植林作業は楽しかった。
ふだんは森の下草がぼうぼう生えているところなど歩く気分になれないけれど、この日はそうしないと仕事にならなかったものね。うわわ、いろいろ踏んだだろうなぁ~。









味噌汁は料理と一緒がいい

2014年11月10日 | 近隣の人たち
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台湾人・ドイツ人・フランス人、私の四人の週末料理パーティ。
この日は日本食とフランス菓子。

あー。違うんですけど・・・って思ったのだけれど、黙っていた私。
次回は、次回は言おうと思う。味噌汁をこんな風に盛り付けると緊張するって。

メイン料理はお好み焼き。これはまあまあ。台湾人は実家生活で何度も日本食レストランに行ったとかで、お好み焼きを熟知していた・・・


期待度の高かったフランス菓子。パリ出身のリリーさんが焼いた。写真はオープンに入れる前と焼き上がり後。
 
単なるりんごケーキなのだが、義母の作るそれとはかなり違って、やっぱり、おしゃれな味だった!
パイシートを敷き、その上に切ったりんごを並べ、卵、クリーム、砂糖などを混ぜた液を流し込み、30分焼く。
おいしい料理と、楽しい会話で盛り上がった。

味噌汁の盛り付けの異様さだけが心残りだった。




休みだらけの子供たち

2014年10月28日 | 近隣の人たち
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週末のスーパーのチラシに人気のあの作品が出ていた。
 
日本では非常に人気がある作品と読んでいる。きっといつもの日本のように、耳を傾けなくても幾度となく主題歌を聞く機会や、作品の一部の映像を見ることができるのだろう。ここでもこのようにDVDの宣伝があるのだろうからそれなりに需要があると予想できる。
でも・・・テレビのCMでは全く見ないし、映画館ではいつやっていたのか記憶にない。よく行くショッピングモールの隣に映画館があるので何が上映されているかは掲げられているポスターでわかるはずだ。短い期間の公開だったのか?
日本の洗脳とも思われる一つの物事を繰り返し報道する様子は、怖くもあるけれど活気があっていいなぁと懐かしく感じることもある。

さて、私の住む地域では学校は秋休み。夏休みが9月半ばに終わったばかりなのに、すぐにまた一週間の長期休暇。ここの学校は休みだらけだ。秋休みの次は12月下旬のクリスマス休暇。1ヵ月半から2ヶ月ごとに一週間から二週間の休暇があるドイツの学校だ。ドイツだけでなく欧州各国もアジア地域より休みが長い様子。


これは9月上旬に撮影したもの。夏休みには自治体が主催しているのか、子供用の企画が結構ある様子。
秋休み一週間。一人親家庭とか共働きとかの家庭ではどうしているのかな。この時期を狙っての「アナ雪」DVD広告なのかな?楽しく休みを過ごしてね~


ペットショップ、ネットオークション、およびWeb(法人・個人共)での犬の生体展示販売・販売用生体写真掲載に反対

隣の芝生は真っ青

2014年09月08日 | 近隣の人たち
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一年ほど前から付き合いのあるドイツ人の家。

ピンク色の壁が可愛い。ドイツにもよくある二世帯住宅で、二階部分が息子夫婦、一階が彼の両親が居住。
入り口は一つだが、すぐにもう一つの入り口と、二階へ上がる階段があるので声をかけない限りお互い在宅か外出しているかどうかわからない。
別居はすでに諦めた私。せめて、こんな風な二世帯住居に住みたかった、とうらやましく思う。
花の咲き乱れる庭は大きすぎることも小さすぎることもなく程よい広さだ。義父が苦しそうな表情で芝を刈っている様子を思い出して、身分不相応に馬鹿でかいウチの庭を恨めしく思う。なんだかこの写真に写りこんでいる芝生の色もウチのより青々しているように感じるのは、例のことわざどおりだなっ。

このテントは私が来るというので彼女の旦那さんが立ててくれたそうだ。ここでコーヒーとケーキをいただいた。
死に物狂いで手入れをしている我家の庭でバーベキューはおろか、食事もコーヒーも飲まないウチだ。いったい、何のための庭だ?体力低下・呆け防止のための庭仕事かっ。

二階に二匹、一階に一匹の猫を飼っている。

うわーん、可愛いぞぉ~。ウチにも一匹欲しい~。





「今まで猫6匹、犬一頭を飼った。もう今後の人生、金魚以外は飼育しない」と断言している義両親。
やっぱり、別居だ、別居。
と、猫を見ながら思ってしまった私。





道路で仕事をしている人と雑談になるお気軽さ

2014年05月22日 | 近隣の人たち
          
道に穴を開けている作業をしている男性に話しかけた。いや、彼に話しかけたのは一緒にいたドイツ人なのだが。
 
そんな、仕事の邪魔したらだめでしょう、と私は思うのだが、話しかけられた作業員も気さくに彼女の相手をしてくれた。
天然ガスの検査、とか言っていたな。会話のほとんどに付いていくことができず、手持ち無沙汰なのであれこれ撮影した。作業員は躊躇することも無く、持っている計器を差し出して撮りやすいようにしてくれる大サービス振りだ。
 
日本だったら、簡単に作業現場に立ち入れないよう柵を設けるとか、通行禁止にするのだろうが、ここはそんな配慮はほとんどしない。
うっかりすると、地面に置かれた工具や機械を踏みつけてしまいそうになる。
作業員に話しかけるなど、ほとんどありえないだろう。去年、帰省時に歩道の工事をしていたところを何度か通ったな。ああいう現場には必ず一人通行人や通行車両に注意喚起を促す担当者をつけるのが日本の決まりだ。夫は日本在住時に「無駄な人件費」と馬鹿にしていたが、その仕事をしている人たちが愛想がいいと、通るときに気分が良かったものだ。
みんなどこの国の人でも、知らない人とちょっとした会話を交わしたいのだ。日本の作業現場で通行人が話しかけるのは想定外だが(少なくとも私の中では)もしかしたら、彼らも機嫌よく自分たちの仕事を自慢してくれるかもしれない。
こちらの生活で結構気に入っているところはこういうところかな。
運転中のバスの運転手と知人と思われる人物が熱心に話し込んでいるのはしょっちゅう見かける。その彼らの頭上には「運転中は運転手に話しかけないでください」という注意書きがあるにもかかわらず。(運転中に水飲んだりパン食べたり、ひどいときは携帯電話をいじっていたりするのだから我々乗客は命がけ~)
いい加減さが魅力の外国生活。

ここはドイツの中でもかなり保守的な地域で、いかにも外国人の私が通りすがりに挨拶しても無視するドイツ人は大勢いる。初めの頃はいちいち落ち込んでいたものだ。今じゃあ、何とも感じないのだから慣れとは怖ろしい。
この作業員のように気さくな人々も大勢いることを知ったからだろうな。





手先仕事が得意な民族

2014年04月21日 | 近隣の人たち
市が企画している、在住外国人のためのドイツ社会になじませる行事に出席。
一緒に縫い物をしよう、というもので、これに反応した女たちは結構いて、大勢の参加者で溢れた。
 
パッチワークのバッグ作り。「ここにこの布を添えたらもっといいかも」と材料と指導の提供者であるドイツ人女性。トルコ人の作品。
 
左はアフガニスタン人のもの。右は完成したトルコ人のもの。
世界中を旅して集めたという端切れを自由に使っていいのでそれぞれのセンスで布を組み合わせている。
 
左はドイツ人のもの。私はこれが一番気に入ったかな。右は私の物。指導者に「日本らしさ」を求められ躊躇した。探しても一向に日本的な柄は見つからなかったし、私自身が日本らしさを布で表現することに自信はない。
結局ドイツ人に東洋的なイメージの柄の部分を選んでもらい、組み合わせてみたが!
ケンゾーやミヤケイッセイなどの書籍もあった彼女の仕事場だ。

私の縫い目は他の誰よりも細かかった。特別に縫い物が上手な私ではない。日本で育つと細かい物事が上手になるものだ、とこういうときにつくづく思う。