怠慢主婦 ドイツで同居 

日本食を食べなくなり義両親のしもべと化し、すでに何年になるだろう。遠い目しながら今日も行き抜いてやるぞっ

隠居生活

2008年01月26日 | Weblog

夫の両親は70歳代で年金生活者だ。

私は40歳代で日本から嫁に着たばかりなので、自分で稼ぐことも難しく、しかもここは人里はなれた場所で、車の運転もできず、つまり、両親とともに隠居したような生活をしている。

天気の良い午後など、なんだかこんな引きこもり生活をしていていいのか、考えてしまう。

単純に言うと、私の夫一人が、3人もの成人男女を支えているわけで、これは大変な負担だ。

とはいえ、私がここで自分の食い扶持くらい稼ごうと思っても、日本にいるときと事情がえらく違うわけで、お気軽にその辺のバイトの広告に応募できた過去の暮らしが今はちょっと懐かしい。

ここの両親は、とても扱いやすい人たちで、いわゆる確執なるものはまったくといっても存在しないので、これはものすごく幸せと思わなくてはいけないのだろう。

が、一人でいることが割合と好きな私にとって、ずっと一緒にいるのは、結構な負担である。精神的なものだけど、何気に緊張しているこの感覚は否めない。

別居か、車か、いや、自転車でもいい!
ちょっと遠出ができる手段を持てば、ほんの少し、隠居生活気分から抜け出ることができると思う!