時々怖い夢を見て、叫んでしまう。
大抵のその怖い内容は忘れてしまうのだが、
今回のはちょいと特別なのでよく覚えている。
8月下旬に、義父母たちの誕生日が続いた。
去年はあまり大きくやらなかったのだが、今年は人を招いた。
誕生日につき物なのはケーキ。
義母も焼くのだが、呼ばれた親戚もそれぞれケーキを焼いて持ってくるのだから、
ケーキが並ぶ、素敵な光景になる・・・
自分の誕生日にはこれらのケーキのあまり物で済ませたのさ!
知人友人も少ないし、うちわで残ケーキ処理、もいいものだ・・・
いや、よくない・・・
9月2日未明。
向こうからケーキが飛んで来る。
ケーキ用のプラスチックケースに入っている。保存したり、移動に便利なように、
こちらでは普通に一家に数個持っているものだ。
それが、ふわふわと蛇行しながらこちらに近づいてくる。
幽霊を見慣れている満天さんの幽霊目撃記事によると、
幽霊は直進しかできないらしいので、すぐに私は「これは夢である」と理解できた。
だいたい、ケーキに幽霊なんてものがあるのかね、あはは~
と夢の中で余裕の私。
が・・・
どんどんどのケーキ幽霊はこちらに近づき、いよいよ私にぶつかりそうになった。
満天さんによると、すりぬけていくらしいが、
これは幽霊ではないので、プラスチックが当たったら痛いではないか!
いや、夢とわかっているはずなのだけど・・・
うわあぁぁぁ・・・!!!
叫んでしまった。
自分の叫び声で覚醒した私、となりの夫ももちろん目を覚ました。
いままでも幾度となく、夜中に叫んで夫を目覚めさせたものだ。
りす「怖い夢を見ました」
ハーゼ「かわいそう、りす・・・」
こんな風な会話が交わされ、再び眠りに戻るのが常なのだが、
この日は違った。
りす「ケーキが襲ってくる夢を見ました」
ハーゼ「・・・・・・・・・・」
あきれて物が言えなかったのか。
または、よくわかっているからだろうか。
私が毎週のケーキにへとへとになっていることを。
別居すればすぐに解決されるこの問題、自分の責任だと感じ、
無言になってしまっているのだろうか・・・
少々気まずい一瞬が過ぎ、
再び私たちは眠りについたのさ。
大抵のその怖い内容は忘れてしまうのだが、
今回のはちょいと特別なのでよく覚えている。
8月下旬に、義父母たちの誕生日が続いた。
去年はあまり大きくやらなかったのだが、今年は人を招いた。
誕生日につき物なのはケーキ。
義母も焼くのだが、呼ばれた親戚もそれぞれケーキを焼いて持ってくるのだから、
ケーキが並ぶ、素敵な光景になる・・・
自分の誕生日にはこれらのケーキのあまり物で済ませたのさ!
知人友人も少ないし、うちわで残ケーキ処理、もいいものだ・・・
いや、よくない・・・
9月2日未明。
向こうからケーキが飛んで来る。
ケーキ用のプラスチックケースに入っている。保存したり、移動に便利なように、
こちらでは普通に一家に数個持っているものだ。
それが、ふわふわと蛇行しながらこちらに近づいてくる。
幽霊を見慣れている満天さんの幽霊目撃記事によると、
幽霊は直進しかできないらしいので、すぐに私は「これは夢である」と理解できた。
だいたい、ケーキに幽霊なんてものがあるのかね、あはは~
と夢の中で余裕の私。
が・・・
どんどんどのケーキ幽霊はこちらに近づき、いよいよ私にぶつかりそうになった。
満天さんによると、すりぬけていくらしいが、
これは幽霊ではないので、プラスチックが当たったら痛いではないか!
いや、夢とわかっているはずなのだけど・・・
うわあぁぁぁ・・・!!!
叫んでしまった。
自分の叫び声で覚醒した私、となりの夫ももちろん目を覚ました。
いままでも幾度となく、夜中に叫んで夫を目覚めさせたものだ。
りす「怖い夢を見ました」
ハーゼ「かわいそう、りす・・・」
こんな風な会話が交わされ、再び眠りに戻るのが常なのだが、
この日は違った。
りす「ケーキが襲ってくる夢を見ました」
ハーゼ「・・・・・・・・・・」
あきれて物が言えなかったのか。
または、よくわかっているからだろうか。
私が毎週のケーキにへとへとになっていることを。
別居すればすぐに解決されるこの問題、自分の責任だと感じ、
無言になってしまっているのだろうか・・・
少々気まずい一瞬が過ぎ、
再び私たちは眠りについたのさ。