怠慢主婦 ドイツで同居 

日本食を食べなくなり義両親のしもべと化し、すでに何年になるだろう。遠い目しながら今日も行き抜いてやるぞっ

スープだけお付き合いした。

2012年03月16日 | ドイツバイエルン家庭料理
これもバイエルン地方独特の料理かどうかわからないが、また、以前の記事にしているかもしれないが、
念のために、何度でも登場させることにする。
レンズマメのスープとソーセージ、付け合せのパン。

レンズ豆のスープは私は好きなので、少しだけいただいた。スープ自体も、油分たっぷりなので、少しの量でおなかがいっぱいになってしまうのだ。
義両親はこのスープにこの黒っぽいソーセージをスープの中で切って食べるのだ。
私はこのソーセージの匂いがだめである。このスープを調理するときにいっしょに入れて暖めるのだが、
そのときに漂う香りの肉臭さ。これは子供のころから慣れている人ではないと「いい香り」に感じないのだろう。
また、食べるのも苦労する。油分・塩分たっぷりなのか、私はいつもこの一本の5分の一くらいいただいたところでお手上げになる。
この日、4本出ていたソーセージは1本しか消費されなかった。義両親たちが半分ずつ食べた様子。
義母は「一人一本」の予定で用意したのだろうなぁ。自分でも1本食べられないのに、どうして4本も?!
パンにはバターがたっぷり。これも私は無理である。



これはクリームチーズに卵や小麦粉を加えて練り、油と砂糖と牛乳を敷いた鍋に入れて膨らませる料理。
ウチではこれに自家製梨のシロップ漬けを添えて食べる。デザートでなく、スープのあとのメイン料理である。

脂肪率40パーセントのチーズを使ってる上にさらに油脂を絡ませて作る料理だが、意外と食感はあっさりしている。
夫はソーセージが大嫌いだが、こうしたお菓子のような料理は大好きである。

蓋を開けてしばらくするとしぼんでしまうのが悲しい。
ま、私は食べないのだけど!!

消化器官がここ2ヶ月、おかしくなり続けなのできっぱりと遠慮した。
私が食べたのは、朝に作っておいた大根の煮物、切り干し大根の炒め煮、ご飯と梅干。
ああ、おなかに優しい、おいしい昼食だったぁ