街の催し物に参加する団体の昼食を頼まれた私、おにぎりを朝からせっせと握っていた。
朝食の準備にやってきた義母が私をちらちら横目で観察していた。
私の作業が終わりになる頃に義母が私に提案してきた。
「ジャムを混ぜたらどうかしら?」
ジャムおにぎりかっ!
さすが、牛乳で煮たご飯にジャムを添えて食べる人たちだ。おにぎりにジャム版があっても一向におかしくないだろう。
考えてみればおはぎだって、それと似たようなものではないか?
私は躊躇しながらも義母に「やってみましょう」と答えた。
すると彼女は「どんなジャムがいいかねぇ」とあれこれ思案し始めた。
私は「とろとろなのより硬いほうがいい」と言ったら、「じゃあ、さくらんぼジャムにしましょう」と地下の食料部屋にいそいそと取りに行った。
これは数個でも作らないと大変だぞ・・・困ったな・・・と正直思った。
自家製の無農薬さくらんぼ。一つ一つ開いて中の白い蛆虫を取り出す作業をするという恐ろしく手間のかかっているさくらんぼジャムだ。つぶしていないので形がそのまま残っている。見掛けはもしかして、梅干だっ!
恐る恐る飯にさくらんぼ粒を2,3入れて握った。
義母が試食してくれるものと思ったのに・・・
一夜明けた今日、まだ残っている。
さっき義母は尋ねた。「どうだった?ジャムおにぎり?」
さあ、今から試してみるぞ・・・
朝食の準備にやってきた義母が私をちらちら横目で観察していた。
私の作業が終わりになる頃に義母が私に提案してきた。
「ジャムを混ぜたらどうかしら?」
ジャムおにぎりかっ!
さすが、牛乳で煮たご飯にジャムを添えて食べる人たちだ。おにぎりにジャム版があっても一向におかしくないだろう。
考えてみればおはぎだって、それと似たようなものではないか?
私は躊躇しながらも義母に「やってみましょう」と答えた。
すると彼女は「どんなジャムがいいかねぇ」とあれこれ思案し始めた。
私は「とろとろなのより硬いほうがいい」と言ったら、「じゃあ、さくらんぼジャムにしましょう」と地下の食料部屋にいそいそと取りに行った。
これは数個でも作らないと大変だぞ・・・困ったな・・・と正直思った。
自家製の無農薬さくらんぼ。一つ一つ開いて中の白い蛆虫を取り出す作業をするという恐ろしく手間のかかっているさくらんぼジャムだ。つぶしていないので形がそのまま残っている。見掛けはもしかして、梅干だっ!
恐る恐る飯にさくらんぼ粒を2,3入れて握った。
義母が試食してくれるものと思ったのに・・・
一夜明けた今日、まだ残っている。
さっき義母は尋ねた。「どうだった?ジャムおにぎり?」
さあ、今から試してみるぞ・・・