里山の山野草

里山と山野草の復活日記。

太陽熱発電

2010年03月12日 | その他
3月9日の日経に、太陽熱発電の記事が載っていた。

内容は、
『鏡の焦点に集めた熱や光で380~600℃の熱を作ってタービンを回す方式。 熱を電気
に変える効率は約20%で、太陽電池の15%前後にくらべて高い』
『広い設置面積が必要な為に国土の狭い日本には向かないが、欧州や中国、オーストラリ
 アでは開発計画が目白押しで、
 ・スペインでは、2011年に稼動予定の発電所のほかに、100ヶ所以上の案件があり、
 ・ドイツのシーメンスなどを中心に、北アフリカや中東の砂漠地帯に発電所を造り、
  欧州に送電する壮大な計画が進行中で、2050年までの総事業費は約53兆円に上る。
  2014年の太陽熱発電は、太陽光発電の4分の1に当たる1500万kW(原発15基分)に
  達するとの予測もある』
『未来の巨大市場で先頭を走るのはドイツのシーメンス。 それを米国のGEが追うなど
 当面10年間で7兆円といわれる関連市場を巡ってしのぎを削っている』
というものだ。

何とも壮大な話でビックリしてしまう! ただ太陽熱だけがあり余りほかには何も無いよ
うな砂漠で、やがて大きな発電所が出来るとさぞ砂漠の民も仰天するだろう!
おまけに、二酸化炭素や放射性廃棄物も出さないクリーンエネルギーで、地球に優しい。
日本政府も温暖化ガスを削減する手段として、もっとこのような自然のエネルギーを活用
する研究を進めるべきだ。