ルパン「なあ次元、こうしてるとさ、聞こえてこねぇか……。いい音楽がさ」
次元「音楽?」
ルパン「主人公が逆転するときにかかる、カッコイイやつだよ」
次元「ルパン、人生は物語じゃねぇぞ」
ルパン「なら、物語にすればいいじゃねぇか」
次元「なんだって?」
ルパン「オレって人生の視聴者はオレだけだ。だったらオレが続きを見たくなるような物語じゃないと意味がねぇだろう。すごいピンチだけど、アイツ、どうやって切り抜けるんだろう? 強すぎんじゃねぇか、この敵! こっからどうやって勝つのかなぁ? ってな……。オレはオレに期待したいんだよ」
次元「音楽?」
ルパン「主人公が逆転するときにかかる、カッコイイやつだよ」
次元「ルパン、人生は物語じゃねぇぞ」
ルパン「なら、物語にすればいいじゃねぇか」
次元「なんだって?」
ルパン「オレって人生の視聴者はオレだけだ。だったらオレが続きを見たくなるような物語じゃないと意味がねぇだろう。すごいピンチだけど、アイツ、どうやって切り抜けるんだろう? 強すぎんじゃねぇか、この敵! こっからどうやって勝つのかなぁ? ってな……。オレはオレに期待したいんだよ」
「結末がお前が望んだ通りじゃなかったらどうする?その逆転がいつまでたってもこなかったら?」
「そんときは俺って視聴者はいなくなる。だから俺は終わる日が来るまで、ルパン三世で居たいんだよ。」と。
俺っていう物語の視聴者は
俺しかいねぇじゃん
だからずっと俺は俺を観ている
良い事も悪い事も
できなかった事や、やれなかった事
悲しかった事、楽しかった事
傷ついた事、傷つけてしまった事
全部わかってるだろう
だからさ
後から後悔するような事だけはしたくねぇんだ
これやっちまったら
見栄えはいいかもしんねぇ
だけど、俺は俺だけが知っている俺に失望しちまう
だからやりたくねぇ事はやりたくねぇ
それが
俺の中の正義のスーパーヒーローなんだ
いつまでもカッコいい俺でいて欲しいじゃん