想い出は宝箱のようなもので
長い月日と共に鍵をかけっぱなしにしてしまい
忘れてしまう
でも
本当に消えてしまうわけではないんだ
走馬灯っていうだろ
あれは本当だと思う
一回だけ見たことがあるんだ
映画を早送りにしているように一瞬にして駆け巡るんだけど
きっと
その時は冷静な自分がいるはず
それは半ば諦めにも似た心境なのかも
ああ、俺は死ぬのかなって
そう思った一瞬の間が結果的に自分を救ってくれたんだけど
一つ分かったことは
死ぬ時は
思い出しか持っていないんだってこと
それと
後悔ね
どんなに美人でも格好良くても
どんなにお金を持っていても
どんなに地位や名誉があっても
何にもない
ただ、自分の行ってきたことの思い出しかない
でも、それが事実さ
長いようで短いようで
永遠に続くような錯覚に皆陥ってるけれど
いくつもの宝箱は良いものばかりじゃない
それでも
何かのきっかけにそれが一斉に開かれるんだ
そう
そのカギの一つに歌があるんだ
だからスナフキンは
旅に必要なのは口ずさめる歌一つあればいいって言ってるンだ
大切なことは
何事も
知っているかいないかだと思う
損しているか得しているかなんてどうでもいいんだ
自分でそれを理解しているかどうか
知ろうとしているかどうか
いつか
今度は本当に宝箱が開かれる時
笑って逝きたいよね
押尾コータローのfirstlove聴きながら
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