トホホ

とある飲みのお誘いを受け




とあるところで飲んでいて





終電を逃すのはよくあること





最近では、早めに切り上げるか始発のどちらかが多いんですが




時々、電車が止まったりで途中で路頭に迷うこともある




例えば、東京駅や秋葉原 なんかはまだいい




辺鄙な場所だと実に困ってしまう




昨夜は



辺鄙というわけではないが微妙なところ




飲むには知らない街



泊まるには微妙



始発待つにも微妙




タクるかなぁと思いましたが、長蛇の列





たまたま手ぶらだったので




よし、歩きながらタクシー捕まえるか





一応、グーグルマップで




自宅まで十数キロ徒歩2時間ちょっと




携帯でも見ながら行けば意外に行けるかも？





他の人達は余裕と思うのか、キツいと思うのか




震災時に歩いて帰宅した話なんかを聞いたり、マラソンやトライアスロンやってる連中を思い浮かべたら全然余裕じゃないかな



などと考えながら若干早めに歩き出した




スウェットパンツにスニーカーというのも、きっかけになった



スーツに鞄ならば無理 革靴も




ファミレスの誘惑にも負けずひたすら歩く




国道沿いをひたすら歩く





パッとしない景色よりも




夜中の2時くらいにすれ違う人はどんな人かと考えながら




ひたすら歩く



歩く




携帯も電池の消耗が激しいので、グーグルマップで場所を確認するくらい




見れば見るほど
まだまだあるじゃん




タクシーは上り
都内に向かうタクシーはちょいちょいあるんだけど、下りはあんまりいない



そりゃそうだろう
下りにはだいたいお客さんを乗せている



バイパスなので向きが反対なのはと躊躇しながら、まだまだ行けるかな




そうこうしているうちに




キツくなってきたのでタクシー！
あれ、スルー




以下省略




結局、完歩した
時間にして約二時間



人によってはたった十数キロかもしれないが




少なくとも20年はこんなことはなかったので




たまにはいい運動かなくらいでフィニッシュ







自分の知る限りでは




スポーツはおいといて




町田から綾瀬の約50キロを歩いたり




新宿から柏を歩いた猛者達は、話に聞いていた以上にアホだと実感した次第と




若干、下心持って飲みに行ったバチかなと思いつつ




徒歩だけに



トホホな話