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まとめ

2021-05-25 10:57:00 | success
最近何が起こっていますか? 

所得がふえている、資産の価値もふえている、株価も高騰している、ブームです。

このようなときにはお金を借りても物品、サービス、資産を買うのが良策なのです。


この傾向が社会に充満するとバブルとなります。

債務がふえていても所得がそれと同じくらいふえていれば返済の問題はありません。


バブルの終わり

でもこれは長続きできませんし、長続きはしません。


何十年もたつと債務額がだんだん大きくなり返済額がふえてきます。


そして返済額が所得よりも速いスピードでふえるときが来ます。


すると人々は支出を抑えることになります。


1人の支出はほかの人の所得ですから所得水準が下がりだします。

すると借りることも難しくなり縮小傾向となります。


債務の返済は依然として続きますから支出はさらに減少します。


経済変動の波のぶり返しが起こるのです。これが長期債務周期の頂点となります。


債務負担が支えきれなくなったのです。



どうするか?


第1に、人、ビジネス、政府が支出を縮小する。

第2に、債務は不履行となりまた再編される。

第3に、資産は富裕層からそれ以外に再分配される。

そして第4に、中央銀行が新しい紙幣を印刷する。

この4つはレバレッジが消滅した際に実際に起こっています。





資産と考えていたものが消滅したとき、恐慌に気づく

普通、支出がまず縮小されます。人、ビジネス、政府が財布のひもを締め、支出を縮小し債務を返済しようとします。これは緊縮策と呼ばれます。借り手が借りることをやめ、古い債務の返済を始めると債務負担率が減ると考えがちですが、その逆が起こります。

なぜなら支出が減り、支出はほかの人には収入源ですから所得が縮小します。所得は債務返済より速いスピードで縮小します。すると債務負担率が悪化するのです。以前にも言ったように支出が減るとデフレを起こします。ビジネスはコストを減らそうとしますから雇用が減り、失業がふえます。そうするとさらに債務を減らす必要が出てきます。

借り手の多くは借金を返済できません。借り手の債務は貸し手の資産ですよ! 借り手が銀行に返済できないと人々は銀行に預けたお金が心配になり、銀行に殺到して引き出そうとし、銀行の経営は難しくなり、人々やビジネスは債務の返済が不可能となり、このため経済恐慌となります。恐慌は人々が資産と考えていたものが消滅したと気づいたときに起こります。



レイダリオ




かなり端折りましたが



世の中はレバレッジ=クレジットで成り立っているという事



レバレッジが無ければ



消費は促されない



誰かの消費は誰かの収入



当たり前だけど深いです



最後に

以下の事が大事だそうです


まとめてみますと3つの重要な要素が存在します。次のことを忘れないでください。

第1に、所得より早く債務を増加させない。でないと債務負担が耐えきれなくなります。

第2に、所得を生産性より早く増加させない。そうなると競争力が弱くなります。

第3に、生産性を向上させる努力を惜しんではいけない。これは長期的に一番大切な要素なのです。





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