友人の話です。
先日とあるジーンズブランドショップで
いつも買う形のジーンズを買い求めてきました。
さて、おニューをはこうかなと足を入れて
ベルトを通そうとすると、あれれ・・・
写真を見てもらうとわかりますが
左側のベルトを通す部分が付いていません。
とれたのではなく縫いつけた形跡もありません。
このままではベルトが一部たわみます。
欠陥品です。
でもあまりに不意を衝かれたので笑ってしまいました。
クレームをつけに行ったものの、店の人にあっさりと
「これ?夏の新作」
って云われたらど~しよう、などと云いながら。
いえ、「しずる」というお笑いコンビのネタで
これに似たコントがあったのです。
首と両方の二の腕とお腹に輪をつけただけの“Tシャツ”を
着せられたお客が、店員に向かって
「これ本当にTシャツですか?」
ときくと、
「うん、夏の新作」
というネタです。
『裸の王様』ばりのアイロニー!?でしょうか(^^)
ともかく件のジーンズブランドショップに商品を見せに行こうと
再度出向くと、お店では平謝り。
“新作”ではありませんでした(当たり前か)。
そして新しい“完璧品”と取り替えてくれたそうです。
(これも当たり前でしょうか)
写真を見る人が見るとブランド名が分かると思いますが
そのブランドの名誉のためにいうと
店はとても丁重な対応で、またここでジーパンを買おうと
思わせるものだったそうです。
見事なリスクヘッジ。
損して得取れ。
当たり前のことですが、そんなことも出来ない店もあるので
ホッとした次第です。