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必見!INDIAの今

2007-10-13 23:50:55 | お知らせもの


はっきり云って私はこの方の大ファンです。

写真家・齋藤亮一。

作品をみると、写真家の人柄や視点がジンジンと
伝わってくるのです。
私の代わりに世界中を旅してきてくれて
そこでの出会いと発見をフイルムに焼き付けてきてくれて
写真で旅物語をしてくれるのです。
「どうだ、いいだろう」と見せつけるのではなく、
「こんなことがあってね、それはね・・・」と
風景を、そこに流れる空気とともに
ここに持ってきてくれる感じです。

毎回、写真展がとても楽しみ。
齋藤さんと旅について直接話ができるし。
その穏やかな表情にいつも癒されてます。

10月22日(月)まで、東京・新宿のコニカミノルタプラザ
齋藤亮一さんの写真展、
『INDIA下町劇場』が開催中です。

新興国の中でも中国と並ぶ発展をつづけるインド。
でも齋藤さんは、敢えてその発展著しい都市部でなはく
インドの庶民が送る日常に目を向けています。
路地から路地へーーー。

氏曰く、デジタルカメラに初挑戦だとか。
インクジェットカラーペーパーから滲み出てくるのは
人々の笑い声、街の雑踏、静寂、匂いまでが・・・。
もう、これぞ齋藤亮一の真骨頂!と云える
写真家と被写体の“会話”がそこにあります。

早速写真展に行って、“インドの青”に惹きつけられた私は
齋藤さんにそう云うと、
「青ねぇ、年月によって微妙に違ういろんな青があってね」

あぁ、またもや齋藤さんの「目」をとおして
私は見知らぬ街に焦がれそうです。

新宿まで出かけられる人は是非、
出かけられない人は、齋藤亮一写真集
まずは一冊、手にとっていただきたいなぁと思います。