呂俶の「一言雑談」

大好きな小説『吸血鬼ハンターD』(菊地秀行氏・著)の自作イラストや、日々のよしなしごと録。写真・絵の転用はご遠慮下さい。

初咲き♪

2008-01-31 16:40:35 | Weblog
幼い頃、夜になると何処からともなく香る花の香りを“ヤコウボク”のものだと、ばあさまが教えてくれました。
だから自分でガーデニングっぽいことを始めるまで「夜、良い香りのする木=ヤコウボク」だと、ず~っと思っていました(^^;ゞ。

今ではジャスミンに夜来香、ゲッキツにサワフジ~etcと、色々な香木があることを知りましたが、自分の中ではやっぱりヤコウボクが原点なので一度自分で育ててみたいと思っていました。

それで、ホームセンターへ行く度に園芸コーナーを覗いては「無いねぇ~」を繰り返していましたが、数年経ってもやっぱり無い。
他所様のお庭ではよく見かけるような、ちっとも珍しくない木なのになぁ~?と思いつつ、それから更に数年後忘れた頃に、近くのホームセンターで隅に追いやられたヤコウボクの鉢植えを発見っvv。

手に入れたのが昨年の夏頃で、秋の終わり頃に鉢を一回り大きい物にからでしょうか、一昨日から花を付けてくれるようになりました♪。
記憶が確かだと、南部辺境区では夏~秋の終わり頃までヤコウボクの香りがしていたと思うのですが、何でこんな寒い時期に?と思いつつも、ベランダに出たときに良い香りに包まれるのは嬉しい限りですね(*^_^*)。

暖かくなればマツリカも咲くので、夏の長夜うちの犬’sは天然のアロマセラピーを堪能出来そうです(*^m^*)。

一件終了~=З

2008-01-28 02:30:51 | Weblog
先週末、法事が終了。三年忌なのでお客様も思った以上にいらっしゃいました。
一月下旬にあるので、年が明けても正月の準備やおめでたさよりも、そっちの方が気になるお年頃~…。
今年は法事Yearで、六月に十三回忌、十一月の三十三回忌は…それはもう終わったっけ(^_^;)。お陰様で先週の金曜日から、準備~片付けによる寝不足でござ~い~(^_^;)。

あっでも、法事終了の当日夜半は気晴らしに検索エンジンで掛かる“D”サイト巡りをしてたので、只の夜更かしかっ…f(^_^;。

久々に焼きました

2008-01-24 23:26:19 | 食・スイーツ
つい先日まで、たくさんのムーチーに囲まれていたので菓子を焼く機会を逸しておりました。
初ムーチーを頂いた翌日、また他のお宅’sからムーチーを頂きまして、それらの合計が20の大台に届こうかというほどの数になりました…。
毎日まいにち、夕飯以外はムーチーを一個ずつ食べ続け、さすがにもう飽きたんですけどぉ~…ιと思い出した頃にようやく終了(^_^;)。

いやっ、皆さんそれぞれに美味しかったんですよ~。
でも、何事も程ほどが良いなぁと、しみじみ実感致しました…(苦笑)。

今日は、今週末集まる親戚やらお客様やらにどんなお茶菓子を出そうかと考えていた際、ふと思いついた“大麦若葉と黒糖のパウンドケーキ”を作ってみました。
黒糖生地に大麦若葉マーブルにするか、大麦若葉生地に黒糖の塊を混ぜ込んで、焼き上がった際黒糖が溶けるようにするか悩んで、今回は後者をチョイス。

お味は、大麦のほのかに青~い味に所々黒糖の甘みとコクが味わえて、なかなかに良しっ♪。上に乗った黒糖が溶けてサクっとなっているのも、食感が良くてぐーっ。

使用した黒糖がたまたま家にあった、あっさりさっぱり味で苦味も殆どない西表島産の黒糖というのも、美味しい勝因ですねきっとっ(*^_^*)。

夜想曲というより狂騒(←(笑))曲

2008-01-22 19:15:24 | イラスト
悪の枢軸パパさんによってアクションゲーム“悪魔城ドラキュラⅩ月下の夜想曲”の世界に放り込まれてしまった“D”君…。
自前の服も剥がされ、いつの間にかゲームの主人公アルカードの服にチェ~ンジ(笑)。おまけに使い魔のみんなまで付いて来ました(コウモリはお留守番らしい)。

「Dよ、これは新手の心理攻撃なのか、なぁ?…ι」
「……~~~=З」

左手君との会話も噛み合わないくらい深い溜息な“D”君。
こんな時、常識人は辛いやね(笑)

舟こぎ中

2008-01-21 17:20:51 | 犬’s
パッと見、何処かの謝罪会見の1コマみたい…(苦笑)。
↑くうが家に来て初めて“犬も居眠りの際に船を漕ぐ”ということを知りました(笑)。もう1匹のだいちは眠いとすぐ地面にぺたんっ、となるもので(*^m^*)。

こういう時、映像はムービーの方が良いのかなぁ?。
でも、只々こっくりする犬を見ててもねぇ~…とも思うし~(^_^;)。

今日は大寒ですが、南部辺境区はムーチーの日の翌日からその週末くらいまでが、えらく寒さは厳しかったですよ。
かえって先週より過ごしやすい大寒の日って、どうなのかしら…ι。
他府県は冷え込み厳しいのでしょうか?。

皆さんが、お風邪を召しませぬように♪。



何か、決心したらしい

2008-01-18 19:09:53 | イラスト
きっと、家出を…(爆っ)。
冗談はさておき、“D”少年割と早い頃から旅に出ることを決めたんじゃないかなぁ~と、思いまして↑こんなイラスト。
まぁ実際はしっかりと体が出来て、一人旅をしてもおかしくないくらいの外見年齢になってからなのかなぁ?…とは思うのですが。

胸に抱いている旅人帽は誰かが餞別にくれたのか、それとも衣装部屋でも漁ったのか…?。“D”さんちってば、謎が尽きないですわっ。

久々にはんこ作り

2008-01-17 19:09:48 | はんこ’s
今回も自作CD-Rの判別用に消しゴムはんこを作ってみました。
今度は“D”のサントラなのでベタだけどやっぱり蝙蝠?、でも私が普通にイメージする蝙蝠じゃ、イマイチひねりが無いし…。
それに市販品だけれど、ハロウィンっぽい蝙蝠のチビはんこは持ってるからなぁ~と、ちぃと悩んで手持ちの本を少しアレンジし、中華風の蝙蝠さんにしてみました。

いやぁ、印材が消しゴムだと彫りやすくって良いですね~♪。
おまけに持ち手を付けなくても、一応押せるし…(苦笑)。

蝙蝠はんこは下絵から完成まで2時間弱で作れましたが、どうせ道具を引っ張り出すならこれも作ってみよーっと、ゴム板に篆刻でPN印を作ってみました(^^ゞ。
ゴム版はんこは、彫りだけでも時間を食うのに取っ手も付けないと押せないので、彫り~完成まででも、いまだに2時間以上はかかりまする(^_^;)。

はんこ、形はどちらも良い感じには出来たかなぁ(*^_^*)。
でも、折角だから朱肉でっ♪と思った落款風のはんこの方は、印影がかなり薄い…ι。やっぱりこんな時は、ちゃんとした印泥を使うほうが印影も映えて良いんでしょうねぇ。

印泥の深みのある綺麗な朱色って、ちょっと憧れです〃〃。

ムーチーの日

2008-01-15 19:57:29 | 食・スイーツ
今日は旧暦の12月8日。南部辺境区ではムーチーの日に当たります。
ムーチーは鬼餅(ウニムーチー)とも言い、餅粉に砂糖と水を加えて作った生地を月桃の葉に包んで蒸し上げたお餅で、子どもの健康祈願や厄払いを願って食べられます。味も白餅だけのものから黒糖や紅芋、かぼちゃなどの粉を混ぜたものなど色々とあります。

お子さんが産まれたお宅は初ムーチーといって、家族総出で作ったムーチーを親戚やご近所に配る風習があり、今でもその伝統を守っている所もあります。また(めちゃくちゃ大変なので…ι)自宅では作らないにしても、お菓子屋さんに注文した大量のムーチーをやはり配って歩く、ということはされているようです。
↑は正に、その初ムーチーを頂いたもの(*^_^*)。

ムーチーには、その由来となった昔話があります。


昔々、首里金城に仲の良い兄と妹がいた。
だが妹の結婚を機に、兄は首里を離れ大里村の洞窟に居を構えた。

程なくして大里に家畜や人を襲う鬼が出るという噂が流れ、その噂は妹の耳にも届く。
しかも、その鬼は兄の住んでいる洞窟を出入りしているという話で、妹は噂を確かめようと大里の洞窟を訪ねるが、兄は留守。
洞窟の中には家畜の骨が山と積まれ、噂通り兄は鬼となったのだと悟った妹は、恐ろしくなって帰ろうとしたところに兄が帰ってきた。
その姿は、口は裂け牙がむき出し。目は爛々と輝き、赤黒い毛に覆われた鬼のものとなっていた。
あまりの恐ろしさに妹は反射的に逃げようとしたが、兄はその襟首を捕まえ、「ちょうど、鍋も出来上がったところだ。さあ一緒に肉でも食べよう」
と、妹を洞窟の奥へと引っ張っていった。
見ると、煮立った鍋の中には入れ墨をした人の手が入っている。
妹は用を足すふりをして、その日は何とか逃げのびた。

腹を立てた鬼の兄は数日後、仕返しにと首里金城の妹の家を訪ねると、妹が兄の好きな餅をたくさん作って待っていた。妹はこの間の非礼を詫び、景色の良い所で一緒に餅を食べましょうと、鬼を家の近くの崖まで誘い出した。

鬼の兄は大好物に大喜びし早速がっついたが、その餅には鉄の板が入っていて、いくら鬼でもとてもじゃないが、固くて歯が立たない。だが妹はというと、とても美味しそうにその餅を食べている。無論、妹は自分の食べる分は普通の餅を作ってあったのだが、それを知らない鬼は自分でも歯が立たない餅をパクパクと美味しそうに食べる妹の口のあまりの丈夫さに驚き、何度も何度も見返した。
そこで妹の裾のはだけた着物から覗くホー(陰部)を見つけた鬼はいぶかって、
「お前の下の口は一体何だ?」と訊ねた。
すると妹は、
「上の口は餅を食べる口、下の口は鬼をかみ殺す口です!」
と言って、着物をまくり上げ肢体をあからさまにし鬼に迫った。

ビックリした鬼は不意をつかれ飛び上がるや、足を滑らして崖下に落ちて死んでしまいましたとさ。おしまい。。。


首里金城町に死んだ鬼の角を葬った御嶽(ウタキ<拝所>)があり、ホーハイウタキと呼ばれて鬼餅伝説の拝所と知られているそう(←これは、私も初耳)。
この鬼を退治したのが旧暦の12月8日なので、南部辺境区ではその日を厄払いの日として鬼餅(ウニムーチー)を作って食べるようになった、ということです。
また、この時期は1年の中で最も寒さが厳しいといわれる時期で、この頃の寒さのことを「ムーチービーサ」とも言います。
ですが、今年はあまり寒くないですわ~…。
こんな所で温暖化を実感したくないって…(-_-#)。

昔の話って、何とも大らかだなぁ~と思います。
まぁ、過激と言うか~、大らかと言うか…(苦笑)。
そういう意味では、『古事記』のイザナギ・イザナミの神産みもねぇ…(^^ゞ。

なにがかくれているのかな?

2008-01-12 17:52:48 | ちょっとそこまで
本日のお休みは、お天気も良いので残波岬まで行って来ました(*^_^*)。
少し霞がかかった様な空だったので、海風に吹かれながら景色を眺めていても疲れない良い陽気でした♪。

遊歩道から外れた琉球石灰岩の岩場を海浜植物を眺めながらてくてく歩いていると、前方に何かがひょいと出てきました。
気を付けないと見分けが付かないくらい岩の色に馴染んでいるそれはどんどん増え、気が付けば10mほど前方にた~くさん…(^_^;)。

パッと見イソヒヨドリのメスに似ている地味なその鳥は、岩の隙間から頭だけを出して、こちらを警戒している様子。
よくよく見てみると、これは“ムナグロ”という渡り鳥で、今時期はここも越冬場所なのでしょう。
↑の写真の中央とその左寄りのところに5羽ほど写っていますが、この写真よりもっと左側には撮影後もっとたくさんの頭が出てきて、こちらをじーっと凝視しておりました。ありゃ、20~30羽ほどはいましたねぇ(^_^;)。

ムナグロという名前なのにも関わらず、写真では胸白さんなのはこの鳥の冬毛だからで、日本国内でも白いムナグロが見られるのは南部辺境区だけなのだそうです。

…この時期は、遊歩道から外れないように歩く事にしますf(^_^;。

黒豆ケーキその2

2008-01-10 17:22:57 | 食・スイーツ
未だに残っている黒豆を、またまたケーキにしてみました。
今回は豆腐のレアチーズケーキ生地に黒豆を適量入れ(適量といっても、結構入りました)後は、何時もと同じように作成(^_^;)。

抹茶味の土台にレアチーズ生地流し、別に少し取り分けてあった生地に黒豆の煮汁を少々加えて、生地をマーブル模様にしようと考えたのですが、量が少なかったらしく、表面に何となく模様が付いたかなぁ~?くらいの仕上がりになりました(苦笑)。

お味は、最初豆腐のレアチーズと抹茶味の土台が主張していて、黒豆は何となく存在を感じるくらいで、正直あれっ…?な感じ。
でも、最後の最後に黒豆の風味がふわっと広がるんですよ~っ。

うむぅっ、美味しいけど何だか不思議~っ(- -ノ)ノ 。