新「廊下のむし探検」

大阪北部のマンションの廊下で見つけた虫の名前を調べています

宝塚で植物観察会

2019-08-19 21:29:36 | ちょっと足を伸ばして
昨日、宝塚市で植物観察会が行われました。目的地は西谷の森公園と丸山湿原となっていたのですが、昨年はちょっと遅れてしまったので、車で先回りをして西谷の森公園で観察会の集団を待つことにしました。でも、待てど暮らせどさっぱりやってきません。結局、諦めて丸山湿原と松尾湿原に行ったことがありました。あのときいったいどこに行ったのかと不思議でしかたがなかったので、今年こそはと思って最初から参加してみました。そうしたら、バスは西谷の森公園をとっくに過ぎたところで、降りてまったく逆方向に歩き始めました。いったいどこに向かっているのやら。いつもこんな感じの観察会なんです。

この日見た植物の写真を少しだけ撮りました。でも、とにかく暑くて暑くて。日陰があるとすぐにそこに入るので、なかなかゆっくりとは写真が撮れません。







最初はこんな変わった実のなった植物です。これが田んぼの畔にいっぱい生えていました。観察会ではセンナリホオズキという説明でした。「日本帰化植物写真図鑑第2巻」を見ると、ヒメセンナリホオズキの項に載っていました。従来、センナリホオズキ Physalis angulataとされてきた種はヒロハフウリンホオズキ P. angulataと初島で記載されたヒメセンナリホオズキ P. pubescensに整理されたとのことでした。この両種とも各地で普通に見られるということですが、写真の植物は葉に重鋸歯があるので、たぶん、ヒロハフウリンホオズキの方ではないかと思います。





中を開けてみるとこんな大きな実が入っていました。







これはセンニンソウ。この日はあちこちに咲いていました。





これも田んぼの畔に咲いていました。ミゾカクシです。





これはコナギの花だと思います。







観察会ではサジオモダカだという説明だったのですが、図鑑を見ると、普通のオモダカみたいです。もう少しじっくりと写したかったのですが、とにかく暑かったのと、集団がどんどん先に進むので、落ち着いて写真が写せませんでした。続きはまた次回に回します。