新「廊下のむし探検」

大阪北部のマンションの廊下で見つけた虫の名前を調べています

宝塚で植物観察会3

2019-08-21 20:32:14 | ちょっと足を伸ばして
昨日の続きで8月18日に宝塚市で見た植物です。この日は34-5度の炎天下の行軍だったのですが、目的地が小さな湿地で、そこには華麗なサギソウが咲いていました。このサギソウが見れただけで十分に満足でした。そのサギソウを見てから、近くの日陰で昼食をとりました。







そんな日陰でリーダーが小さな植物を見つけました。固いからキノコの仲間かなと言われたのですが、一応、写真を撮って家で調べてみました。大きさは3cmくらい。調べてみると、ヒナノシャクジョウ科のヒナノシャクジョウ Burmannia championiiに似ています。腐生植物で葉は退化し、茎についた鱗片状のものがそれみたいです。関東以西から屋久島、沖縄に産するようです。これは蕾でもう少しすると花が咲くかもしれません。「植物分類表」によると、ヒナノシャクジョウ科はノギラン、ヤマノイモなどと同じヤマノイモ目に入っていました。





昼食が終わって、そのまま日陰を歩いていくとこんな花がありました。キガンピだそうで、アオイ目ジンチョウゲ科に入っていました。



これはシラヤマギク





道が行き止まりになっていたので、引き返して再び湿地のところで撮影しました。この花はその場で名前を聞いたのですが、メモを忘れていて分からなくなってしまいました。それで図鑑で探しました。たぶん、ヌマトラノオではないかと思います。ツツジ目サクラソウ科に入っていました。





最後は湿地の中で咲いていたホザキノミミカキグサです。シソ目タヌキモ科だそうです。