新「廊下のむし探検」

大阪北部のマンションの廊下で見つけた虫の名前を調べています

廊下のむし探検 蛾

2019-08-23 20:31:55 | 廊下のむし探検
廊下のむし探検 第71弾


例によってネタがなくなり、今日の午前中、急きょマンションの廊下を歩いて虫を探してみることにしました。そこそこはいたのですが、まだ、少ない感じですね。とりあえず蛾の名前だけ調べました。



最初はたぶん、ギンバネヒメシャク



この蛾が問題でした。たぶん、ツトガ科ノメイガ亜科のSyllepteだと思うのですが、「日本産蛾類標準図鑑IV」を見ると似た種にツチイロノメイガ、オオツチイロノメイガ、コツチイロノメイガ、ホソオビツチイロノメイガの4種がいます。とりあえず、外横線の前縁からCuA2脈までが緩やかに外方に湾曲し、細かい鋸歯状だとツチイロ、やや内方に湾曲するとオオツチイロ、ほぼ直線状だとコツチイロ、直線状だが細く、中室に淡黄色紋があるとホソオビツチイロということで見分けられるようです。この判定法からみると、この個体はコツチイロノメイガではないかと思われます。



これはクロテンハイイロコケガ。記録を見ると、これまで6月~8月と10月に15個体ほど見ているようです。



これは鱗粉がだいぶ取れていますが、ナカムラサキフトメイガ



最後はフタテンオエダシャクでした。