新「廊下のむし探検」

大阪北部のマンションの廊下で見つけた虫の名前を調べています

宝塚で植物観察会2

2019-08-20 20:47:18 | ちょっと足を伸ばして
一昨日、宝塚市の西谷の森公園の北側で植物観察会が行われたのですが、その時に見た植物の続きです。送られてきたプリントには目的地が西谷の森公園と丸山湿原となっていたのですが、そこからかなり離れたところでバスから降り、どこに向かうか分からず、ただひたすら炎天下を歩きました。





田んぼの横を歩いていたら、少し民家のある住宅地風のところに着きました。道の脇でガガイモの花が咲いていました。





余りの暑さに日陰でちょっと休んでから進みました。その日陰の出口にある溝の中で小さな花が咲いているのを見つけました。つる性なので、〇〇ムグラかなとリーダーに聞いたら、スズメウリかなんかなので、実を探したらと言われました。探してみると、確かにスズメウリの実が見つかりました。





次は畑の脇に咲いていたニラ



住宅地の道を歩いていたのですが、突然、林の中の細い道に入り込みました。







その途中で長細い植物が咲いていました。行きに名前を聞くのを忘れたので、帰りに聞いてみました。ノギランだそうです。そういえば、2年前にも松尾湿原の近くで見たことがありました。すっかり忘れていました。



やっと目的地に到着しました。こんな小さな湿地でした。白く点々と咲いているのが実にサギソウでした。





こんなところでひっそりと咲いているサギソウは本当に可憐ですね。それにしても、よくこんな場所を見つけられましたね。









ひたすらサギソウの花を写しました。そういえば、以前に近くにある松尾湿原でサギソウを撮ったことがありました。この時は束になった雄蕊を見つけて、ついでにサギソウについて調べたことがありました。もう一度、その時の文章を読み直したのですが、すっかり忘れていたので、「日本の野生植物I」に載っている図を参考にして、もう一度各部に名称をつけてみました。





よくよく見ると、実に変わった構造をしていますね。続きは次回に。