まいどです。とっつぁんです。
1月上旬に始まったTerm1(1学期)が、3月11日で終了。
開始当初の週は、Personal Leadership Development(PLD)という、リーダーシップ強化・育成プログラム。
その後、
①Quantitative Platform for Business ( QPB:統計学)
②Organization Behavior ( OB:心理学者や社会学をミックスした組織論)
③Financial Management ( FM:企業財務・ファイナンス)
④Business Society Management (BSM:CSRなど社会と企業の関係)
⑤Management Science ( MS:科学的な意思決定)
といった一連の授業が3月まで、月~金の午前(9~12時)・午後(13時30分~16時30分)で続きました。
授業の途中に軽い休憩を挟みますが、結構きついスケジュールでした。
またプログラム開始当初に5~6人程度にチーム分けされたメンバーで、各授業の課題(Assignment)をこなしていくことになっています。
なおTerm1の終了後、今後の各人におけるリーダーシップ改善に資するべく、チームメンバー間で改善点などのフィードバックが行われます。
個人の成績は、前述のチームで作成した課題の評価が個人評点の半分程度を占めるため、期末テストやClass Participation(授業への積極的発言など)など個人努力のみならず、チームをいかにうまく回すか、各構成員の強みをいかに活かすか、という点も好成績取得のポイントとなります。
私のチームは、女性2名(スイス系ペルー人、ドイツ人)と、男性3名(インド人、英国人、当方)の5名編成でした。同級生はだいたい数か国語を操りますので、低レベルの英語しかできない当方にとっては、正直なところ結構ついていくのが「しんどい」チームでした。
予習・復習に加え、チームの作業も必要なため、時間管理も難しく、またコミュニケーションの祖語もあり、色々苦労したTerm1でした。
精神面の健康維持のためにも、心のよりどことして何か得意分野や強み、或いは打たれ強さ、図太さも生存に不可欠な要素。
2月、3月は土日も含めて殆ど、図書館、学校の会議室、自宅のいずれかに籠もりっきりの生活で、睡眠時間を4~5時間程度にまで絞ってようやく授業や課題に追いつくか、或いはそれでも予習・復習を時に諦めざるを得ない状況でした。試験直前対策も、試験前休暇がある訳ではないので、いかに効率よく自分の課題をこなすか、的確な戦略立案が問われました。
食事は比較的きちんと3食しっかりと食べていたにもかかわらず、このような多忙な生活のおかげで、見事3㎏痩せました。
緊張感からか風邪など一切ひかなかったことは幸運。このように非常に忙しい日程のため、体調管理は大切です。
休息も上手に取っていくべきでしょう。そうじゃないと体がもちません。
このような状況にあったため、私生活と呼べるような記憶がこの2か月はありませんでした。
人生で嘗てここまで「まじめに」勉強した時間は全く無い、ことだけは確かな点です。
個別の課題など
【QPB(統計学)】
10回の講義でかなり高度なレベルにまで進むので、私大文系の当方にとっては、一番苦戦を強いられました。
英語での授業(当たり前ですが…)に加え、分散分析(ANOVA)やら回帰分析など初耳の説明に、途中からちんぷんかんぷんで、定期試験前に必死に勉強して期末テストへ間に合わせたような状況でした。
今後留学を検討されている方々は、大学理系レベルの基礎知識か、或いは最低でも高校数学レベルの実力を、事前に身につけておいた方が良いでしょう。
【OB(組織論)】
半ば暗記ものなので、いかに効率よくテキストを読み込み、専門用語を覚えていくかがポイントでした。
ただ、チームの課題は条件(文字数、参考文献の量など)が色々と厳しい上、期末試験直前が締め切りだったこともあり、対応には非常に苦労しました。
日々の予習・復習で、しっかりと知識の定着を図っていくことがいかに大切か、身に沁みた課題でした。
【FM(財務・ファイナンス)】
簿記や会計の知識がない門外漢にはキツイ内容ですが、当方はグループ会社の業績管理業務や、M&Aのプロジェクト経験があったため、予備知識で何とか乗り切れる部分があり、比較的気楽に授業を受けられました。ただし、英語力の問題から質問を取り違えたり、慣れない慣用表現に当惑したりと、少なからずのハプニングはありました…。
今後の方々は、最低でも簿記2~3級程度の知識と、企業財務・ファイナンスの簡単な解説本を事前に通読しておいた方が良いでしょう。
【BSM(CSR)】
ケースの読み込み(時に数十ページ以上)が大変でした。
しかし日本人にとっては、地域社会への対応などはごく当たり前の話だったりするので、一般的な社会人ならば有している常識で対応できる気がします。
【MS(科学的意思決定)】
基本はエクセルを使ったアドインで、モンテカルロシミュレーション、デシジョンツリー、ソルバー運用の3部構成。
一番実務に近い内容だったのでやりがいもありました。
将来的には一番仕事で役に立つ科目で、特にモンテカルロシミュレーションは、しっかりと身に着けたいスキルと思いました。
期末テストは非常に難しく、基本的な論理構成や考え方の理解が要求される内容でした。
【その他】
QPBやFMで必要なため、関数電卓や金融電卓などの使い方をマスターしておくと楽でしょう。
関数電卓は現地で10ユーロ程度から調達可能です。カシオがポピュラーかな。
当方は、統計学の中間試験直前に学校の生協で購入しました。
しかし、開封したところ説明書の言語が蘭・独・西の3か国語しかなく死亡確定…。
ガ━━(゜д゜;)━━ン!!
その後、メーカーウェブサイトで日本語マニュアルを取り込み、何とか使いこなせるようになりました。
以上の如く、余裕もなく気づけば終わったTerm1でしたが、引き続き日本代表の一員として頑張りたいと思います。
こんな代表で申し訳なくもあるものの…。(;´д`)トホホ
〆
1月上旬に始まったTerm1(1学期)が、3月11日で終了。
開始当初の週は、Personal Leadership Development(PLD)という、リーダーシップ強化・育成プログラム。
その後、
①Quantitative Platform for Business ( QPB:統計学)
②Organization Behavior ( OB:心理学者や社会学をミックスした組織論)
③Financial Management ( FM:企業財務・ファイナンス)
④Business Society Management (BSM:CSRなど社会と企業の関係)
⑤Management Science ( MS:科学的な意思決定)
といった一連の授業が3月まで、月~金の午前(9~12時)・午後(13時30分~16時30分)で続きました。
授業の途中に軽い休憩を挟みますが、結構きついスケジュールでした。
またプログラム開始当初に5~6人程度にチーム分けされたメンバーで、各授業の課題(Assignment)をこなしていくことになっています。
なおTerm1の終了後、今後の各人におけるリーダーシップ改善に資するべく、チームメンバー間で改善点などのフィードバックが行われます。
個人の成績は、前述のチームで作成した課題の評価が個人評点の半分程度を占めるため、期末テストやClass Participation(授業への積極的発言など)など個人努力のみならず、チームをいかにうまく回すか、各構成員の強みをいかに活かすか、という点も好成績取得のポイントとなります。
私のチームは、女性2名(スイス系ペルー人、ドイツ人)と、男性3名(インド人、英国人、当方)の5名編成でした。同級生はだいたい数か国語を操りますので、低レベルの英語しかできない当方にとっては、正直なところ結構ついていくのが「しんどい」チームでした。
予習・復習に加え、チームの作業も必要なため、時間管理も難しく、またコミュニケーションの祖語もあり、色々苦労したTerm1でした。
精神面の健康維持のためにも、心のよりどことして何か得意分野や強み、或いは打たれ強さ、図太さも生存に不可欠な要素。
2月、3月は土日も含めて殆ど、図書館、学校の会議室、自宅のいずれかに籠もりっきりの生活で、睡眠時間を4~5時間程度にまで絞ってようやく授業や課題に追いつくか、或いはそれでも予習・復習を時に諦めざるを得ない状況でした。試験直前対策も、試験前休暇がある訳ではないので、いかに効率よく自分の課題をこなすか、的確な戦略立案が問われました。
食事は比較的きちんと3食しっかりと食べていたにもかかわらず、このような多忙な生活のおかげで、見事3㎏痩せました。
緊張感からか風邪など一切ひかなかったことは幸運。このように非常に忙しい日程のため、体調管理は大切です。
休息も上手に取っていくべきでしょう。そうじゃないと体がもちません。
このような状況にあったため、私生活と呼べるような記憶がこの2か月はありませんでした。
人生で嘗てここまで「まじめに」勉強した時間は全く無い、ことだけは確かな点です。
個別の課題など
【QPB(統計学)】
10回の講義でかなり高度なレベルにまで進むので、私大文系の当方にとっては、一番苦戦を強いられました。
英語での授業(当たり前ですが…)に加え、分散分析(ANOVA)やら回帰分析など初耳の説明に、途中からちんぷんかんぷんで、定期試験前に必死に勉強して期末テストへ間に合わせたような状況でした。
今後留学を検討されている方々は、大学理系レベルの基礎知識か、或いは最低でも高校数学レベルの実力を、事前に身につけておいた方が良いでしょう。
【OB(組織論)】
半ば暗記ものなので、いかに効率よくテキストを読み込み、専門用語を覚えていくかがポイントでした。
ただ、チームの課題は条件(文字数、参考文献の量など)が色々と厳しい上、期末試験直前が締め切りだったこともあり、対応には非常に苦労しました。
日々の予習・復習で、しっかりと知識の定着を図っていくことがいかに大切か、身に沁みた課題でした。
【FM(財務・ファイナンス)】
簿記や会計の知識がない門外漢にはキツイ内容ですが、当方はグループ会社の業績管理業務や、M&Aのプロジェクト経験があったため、予備知識で何とか乗り切れる部分があり、比較的気楽に授業を受けられました。ただし、英語力の問題から質問を取り違えたり、慣れない慣用表現に当惑したりと、少なからずのハプニングはありました…。
今後の方々は、最低でも簿記2~3級程度の知識と、企業財務・ファイナンスの簡単な解説本を事前に通読しておいた方が良いでしょう。
【BSM(CSR)】
ケースの読み込み(時に数十ページ以上)が大変でした。
しかし日本人にとっては、地域社会への対応などはごく当たり前の話だったりするので、一般的な社会人ならば有している常識で対応できる気がします。
【MS(科学的意思決定)】
基本はエクセルを使ったアドインで、モンテカルロシミュレーション、デシジョンツリー、ソルバー運用の3部構成。
一番実務に近い内容だったのでやりがいもありました。
将来的には一番仕事で役に立つ科目で、特にモンテカルロシミュレーションは、しっかりと身に着けたいスキルと思いました。
期末テストは非常に難しく、基本的な論理構成や考え方の理解が要求される内容でした。
【その他】
QPBやFMで必要なため、関数電卓や金融電卓などの使い方をマスターしておくと楽でしょう。
関数電卓は現地で10ユーロ程度から調達可能です。カシオがポピュラーかな。
当方は、統計学の中間試験直前に学校の生協で購入しました。
しかし、開封したところ説明書の言語が蘭・独・西の3か国語しかなく死亡確定…。
ガ━━(゜д゜;)━━ン!!
その後、メーカーウェブサイトで日本語マニュアルを取り込み、何とか使いこなせるようになりました。
以上の如く、余裕もなく気づけば終わったTerm1でしたが、引き続き日本代表の一員として頑張りたいと思います。
こんな代表で申し訳なくもあるものの…。(;´д`)トホホ
〆
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