Term3では、アドバンスコースに加えての他にLiving Management Consulting Projectという授業が行われます。具体的には、オランダ国内にある企業が実際に抱えている課題や問題に対して、RSMの生徒がコンサルティングを行うという実践形式の授業です。このプロジェクトは約2週間に渡って行われ、最後の週には学生側から企業側に対してプレゼンテーションが行われます。生徒はTerm2から引き継がれているチームごとに分かれ、1つの企業を担当することとなります。企業の割り当ては抽選によって決められるため、学生側に決定権はありません。今年は有名なところで言えば、家電メーカーのPhilipsやDieselなどのファッションブランドを抱えるOTBなどの企業がこのプログラムに賛同していただきました。
私のチームは、Google(Amsterdam)のプロジェクトを担当することになりました。企業側と守秘義務の覚書が結ばれているため、プロジェクトの詳細については記載を差し控えますが、私たちはGoogle AdWordsというクリック課金型の広告サービスのPromotionについてコンサルティングを行いました。私たちを担当してくださったGoogle社員の方は、このプロジェクトに対して非常に熱心であったため、アムステルダムにあるオフィスに同行させてもらうことができ、様々な部門の担当者と面会機会を作ってくださったり、提携を結んでいる広告代理店のヒアリングに連れて行ってくれたりと非常に貴重な経験をすることができました。これまで、国内の企業でしか働いたことがなかった私にとっては、レストランやバー、マッサージルー、ジムなどが併設された海外のオフィスがとても新鮮でした。また、国籍や性別、年齢、宗教などに囚われず様々な特性を持った方々が自由に生きいきと働いている姿がとても印象に残っています。
私がプロジェクトの中で一番苦労した点は、チームワークでした。Term2からずっと同じチームメンバーで課題に取り組んできたため、ある程度、各々の長所、短所など特徴を掴んでいたつもりでいたのですが、2週間ぶっ続けのプロジェクトで、しかも迫りくる締切とクライアントからのプレッシャーが相まってチーム内で衝突が度々起こりました。例年、このようにチーム内でのトラブルは頻発するようで、RSMのAdmission Office側も各チームのケアに対して、これまで以上に気を遣っていたように思います。クライアントを抱えたシビアなプロジェクトということも影響しているかもしれませんが、2週間のプロジェクトの間に計7回ものコーチングセッションが設けられており、各チームに1人ずつ割り当てられている担当アドバイザーがプロジェクトの進捗状況やチームワークに問題がないか等のチェック、アドバイスを行ってくれます。
また、当プロジェクトの総括責任者としてマッキンゼー出身の教授が期間中はキャンパスに常駐しており、生徒は自由に質問したり、企業の問題解決に向けた助言を求めたりすることができます。私は、これまでのキャリアの中でコンサルティング経験者の方の考え方やノウハウに直接触れる機会がほとんどなかったため、彼らのアプローチ方法や思考を知る良い機会となりました。このLiving Managementは、RSMのプログラムの中で最もアウトプットに重きを置いた実践形式の科目だと思います。机上のビジネスケースだけでなく、生きたビジネスに触れる良い機会であると共にグローバルなメンバーと一緒にコンサルティングの仕事をする貴重な経験となりました。
私のチームは、Google(Amsterdam)のプロジェクトを担当することになりました。企業側と守秘義務の覚書が結ばれているため、プロジェクトの詳細については記載を差し控えますが、私たちはGoogle AdWordsというクリック課金型の広告サービスのPromotionについてコンサルティングを行いました。私たちを担当してくださったGoogle社員の方は、このプロジェクトに対して非常に熱心であったため、アムステルダムにあるオフィスに同行させてもらうことができ、様々な部門の担当者と面会機会を作ってくださったり、提携を結んでいる広告代理店のヒアリングに連れて行ってくれたりと非常に貴重な経験をすることができました。これまで、国内の企業でしか働いたことがなかった私にとっては、レストランやバー、マッサージルー、ジムなどが併設された海外のオフィスがとても新鮮でした。また、国籍や性別、年齢、宗教などに囚われず様々な特性を持った方々が自由に生きいきと働いている姿がとても印象に残っています。
私がプロジェクトの中で一番苦労した点は、チームワークでした。Term2からずっと同じチームメンバーで課題に取り組んできたため、ある程度、各々の長所、短所など特徴を掴んでいたつもりでいたのですが、2週間ぶっ続けのプロジェクトで、しかも迫りくる締切とクライアントからのプレッシャーが相まってチーム内で衝突が度々起こりました。例年、このようにチーム内でのトラブルは頻発するようで、RSMのAdmission Office側も各チームのケアに対して、これまで以上に気を遣っていたように思います。クライアントを抱えたシビアなプロジェクトということも影響しているかもしれませんが、2週間のプロジェクトの間に計7回ものコーチングセッションが設けられており、各チームに1人ずつ割り当てられている担当アドバイザーがプロジェクトの進捗状況やチームワークに問題がないか等のチェック、アドバイスを行ってくれます。
また、当プロジェクトの総括責任者としてマッキンゼー出身の教授が期間中はキャンパスに常駐しており、生徒は自由に質問したり、企業の問題解決に向けた助言を求めたりすることができます。私は、これまでのキャリアの中でコンサルティング経験者の方の考え方やノウハウに直接触れる機会がほとんどなかったため、彼らのアプローチ方法や思考を知る良い機会となりました。このLiving Managementは、RSMのプログラムの中で最もアウトプットに重きを置いた実践形式の科目だと思います。机上のビジネスケースだけでなく、生きたビジネスに触れる良い機会であると共にグローバルなメンバーと一緒にコンサルティングの仕事をする貴重な経験となりました。
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