こんにちはMBA11のYASです。
以前記載したブログ内容に訂正事項が3点あるのでまずは訂正します。
①日本への教科書輸送費228ユーロは、その後追加で郵送したため結局399ユーロとなりました。郵便局から合計50キロの教科書やノートを4箱に分けて送付したのですが、雪の影響で日本に届く順番や時間がかなり乱れたので、職務上必要になりそうな方は念の為郵送時間を3週間程見込むと良いと思います。
②レジデントパーミットは返却しなくても良かったです。コピーを取られるものの返却は不要という事でした。従って、私は12月頃に欧州ビジネススクール各地で開催される就職イベントに参加すべきだったと結果的に思いました。
③Galaで使ったジャケット一式は合計108.5ユーロ支払いました。予約時に108.5ユーロ払い、借りる時に追加で50ユーロ払い、ジャケットを返却する際に50ユーロ返却というシステムでした。以下が詳細のレンタル料です。
Herenschoenen elsa coloured: 15 euro
smoking wilvorst zawart: 58.5 euro
smokinghenmd accesoires wit: 15 euro
smokingstrik accesoires zwart: 5 euro
vermaakkosten: 10 euro
カフスボタン: 5 euro
トータル108.5 euro
これらの情報が今後RSMのプログラムを修了される方にとって役立つベンチマークとなる事を祈っています。
さて主題となりますがRSMに来てから良かった事を幾つか紹介したいと思います。
やはり何と言っても様々な文化や価値観に触れ合い多くを学び体得出来る事です。成果の一つとして、当たり前と思われるような事でも掘り下げて話し合う能力、洞察力、忍耐力、実践的なインターナショナルマネジメント能力などが身に着きました。例えば、ブランドコンセプトマップを作成した後に、初めて「家族」と「友達」の定義や意味合いの違いを互いに認識し、もう一度統計データを作成し直すという事がありました。またティームチャーターを作成した際に、国によって「正直さ」という意味自体に違いがあるという事も知りました。(これらは本人に問題が有るのではなく、その人が育ってきた環境、すなわち文化、教育システム、辞書の定義に違いがあるという事です。)そしてこれらを通して、多様な価値観やバックグラウンドを持つ方々と協力して物事に取組む際にどのような姿勢で取組むべきか体得出すると共に、そのような方々を一つの共通した方向へとまとめるノウハウも体得出来ました。
2つ目に自分の能力に更に自信が持てるようになった事です。これは幾つか理由があるのですが、一つ目にIIT(インド工科大学)卒のクラスメートとも十分競争して行けると感じたからです。ちなみに何故IITと比べたかというと、大学時代に友達からIITはMITより入学するのが難しいと聞いた事があるからです。二つ目に経営はエンジニアリングに非常に似通っていると再確認出来たからです。例えるならば会社の経営は船の設計に似ています。まず何の為の船かに始まって、何処へ行くか、どれ位の人を乗せるか、誰を乗せるか、燃料や食料はどれ位必要か、進むスピードはどれ位か、走り始めた時に掛る抵抗が規模やスピードによってどれ位大きく変わるか、プロジェクトを実現させる為にどのようなリーダーシップを持っている人に指揮を執らせるか等々似ている点は数多く挙げられます。この類似に気付く過程で、また類似を通して、経営学で学んだセオリーとはどういうものか、どうあるべきものかという事も学べました。三つ目に不測の事態を乗り越える事にも楽しいと感じられるようになったからです。やはり国や文化が異なるとシステム、慣習、価値観ひいては言動が異なるのでそれに順じた対応を取らざるをえません。このような環境に身を投じる事で予期しない状況を数多く体験し、それらを乗り越えることで、不測の事態にも遣り甲斐を感じられるようになりました。直近の例を挙げると、私が帰国する前日に雪が10センチ程降った為に、その日から全てのタクシーが運行停止、公共交通機関も麻痺しました。それにも関わらず急遽作り直した計画通り帰国出来ました(但し、チェックイン時に預けた荷物は遅れましたが・・・)。
3つ目にサステイナビリティとは何かという問いに対する自分の解が見つけられた事です。つまりサステイナビリティを追求する環境が整っているという点がRSMを選んで良かったと感じる事です。これは以前記載した通り、全てのクラスからサステイナビリティを学ぶ事が出来るという事に留まらず、例えばノーベル賞を受賞したMuhammad Yunus氏の講演を学内で聞く事も出来たという事です。加えて、近隣の学校IESEで開催されるDGDWに参加する事も出来ました(HECのSSBはスケジュールが合わず残念ながら行けませんでしたが)。また自分の解を見つける過程でグローバリゼーションを多面的に考察出来た経験も非常に実りのある成果だと個人的には考えています。
最後にRSMを表す句を作ってみました。正直RSMに来るまでは句①のようなイメージを期待していましたが実際RSMのMBA11は句②が寧ろ適切と感じています。
句①: 遠地より 来訪し往く 優れ人 無比の地位へ 進むべくして
句②: 枝交わし 爛漫に咲く すいかずら 睦まじいかな 過ぎ去りし日々
という訳でノルマの6回達成です!!それでは皆様よいお年を!!
You Always Smile!!
以前記載したブログ内容に訂正事項が3点あるのでまずは訂正します。
①日本への教科書輸送費228ユーロは、その後追加で郵送したため結局399ユーロとなりました。郵便局から合計50キロの教科書やノートを4箱に分けて送付したのですが、雪の影響で日本に届く順番や時間がかなり乱れたので、職務上必要になりそうな方は念の為郵送時間を3週間程見込むと良いと思います。
②レジデントパーミットは返却しなくても良かったです。コピーを取られるものの返却は不要という事でした。従って、私は12月頃に欧州ビジネススクール各地で開催される就職イベントに参加すべきだったと結果的に思いました。
③Galaで使ったジャケット一式は合計108.5ユーロ支払いました。予約時に108.5ユーロ払い、借りる時に追加で50ユーロ払い、ジャケットを返却する際に50ユーロ返却というシステムでした。以下が詳細のレンタル料です。
Herenschoenen elsa coloured: 15 euro
smoking wilvorst zawart: 58.5 euro
smokinghenmd accesoires wit: 15 euro
smokingstrik accesoires zwart: 5 euro
vermaakkosten: 10 euro
カフスボタン: 5 euro
トータル108.5 euro
これらの情報が今後RSMのプログラムを修了される方にとって役立つベンチマークとなる事を祈っています。
さて主題となりますがRSMに来てから良かった事を幾つか紹介したいと思います。
やはり何と言っても様々な文化や価値観に触れ合い多くを学び体得出来る事です。成果の一つとして、当たり前と思われるような事でも掘り下げて話し合う能力、洞察力、忍耐力、実践的なインターナショナルマネジメント能力などが身に着きました。例えば、ブランドコンセプトマップを作成した後に、初めて「家族」と「友達」の定義や意味合いの違いを互いに認識し、もう一度統計データを作成し直すという事がありました。またティームチャーターを作成した際に、国によって「正直さ」という意味自体に違いがあるという事も知りました。(これらは本人に問題が有るのではなく、その人が育ってきた環境、すなわち文化、教育システム、辞書の定義に違いがあるという事です。)そしてこれらを通して、多様な価値観やバックグラウンドを持つ方々と協力して物事に取組む際にどのような姿勢で取組むべきか体得出すると共に、そのような方々を一つの共通した方向へとまとめるノウハウも体得出来ました。
2つ目に自分の能力に更に自信が持てるようになった事です。これは幾つか理由があるのですが、一つ目にIIT(インド工科大学)卒のクラスメートとも十分競争して行けると感じたからです。ちなみに何故IITと比べたかというと、大学時代に友達からIITはMITより入学するのが難しいと聞いた事があるからです。二つ目に経営はエンジニアリングに非常に似通っていると再確認出来たからです。例えるならば会社の経営は船の設計に似ています。まず何の為の船かに始まって、何処へ行くか、どれ位の人を乗せるか、誰を乗せるか、燃料や食料はどれ位必要か、進むスピードはどれ位か、走り始めた時に掛る抵抗が規模やスピードによってどれ位大きく変わるか、プロジェクトを実現させる為にどのようなリーダーシップを持っている人に指揮を執らせるか等々似ている点は数多く挙げられます。この類似に気付く過程で、また類似を通して、経営学で学んだセオリーとはどういうものか、どうあるべきものかという事も学べました。三つ目に不測の事態を乗り越える事にも楽しいと感じられるようになったからです。やはり国や文化が異なるとシステム、慣習、価値観ひいては言動が異なるのでそれに順じた対応を取らざるをえません。このような環境に身を投じる事で予期しない状況を数多く体験し、それらを乗り越えることで、不測の事態にも遣り甲斐を感じられるようになりました。直近の例を挙げると、私が帰国する前日に雪が10センチ程降った為に、その日から全てのタクシーが運行停止、公共交通機関も麻痺しました。それにも関わらず急遽作り直した計画通り帰国出来ました(但し、チェックイン時に預けた荷物は遅れましたが・・・)。
3つ目にサステイナビリティとは何かという問いに対する自分の解が見つけられた事です。つまりサステイナビリティを追求する環境が整っているという点がRSMを選んで良かったと感じる事です。これは以前記載した通り、全てのクラスからサステイナビリティを学ぶ事が出来るという事に留まらず、例えばノーベル賞を受賞したMuhammad Yunus氏の講演を学内で聞く事も出来たという事です。加えて、近隣の学校IESEで開催されるDGDWに参加する事も出来ました(HECのSSBはスケジュールが合わず残念ながら行けませんでしたが)。また自分の解を見つける過程でグローバリゼーションを多面的に考察出来た経験も非常に実りのある成果だと個人的には考えています。
最後にRSMを表す句を作ってみました。正直RSMに来るまでは句①のようなイメージを期待していましたが実際RSMのMBA11は句②が寧ろ適切と感じています。
句①: 遠地より 来訪し往く 優れ人 無比の地位へ 進むべくして
句②: 枝交わし 爛漫に咲く すいかずら 睦まじいかな 過ぎ去りし日々
という訳でノルマの6回達成です!!それでは皆様よいお年を!!
You Always Smile!!
6回の連載お疲れさまでした。今後は我々にお任せください。MBA12は日本からは4名の参加となりそうです。
年末年始はアムステルダムでインドからと中国からのクラスメイトと過ごしました。今からクラスが楽しみです。