漕手のやんごとなき日常

~立教大学体育会ボート部の日常を漕手目線で~

全日本まであと少し 4年大西

2022-04-20 22:17:36 | 感動大作

こんにちは

4年の大西です。

いつの間にか4年になってしまいました。選手として入部させていただきましたが、ケガのため選手を引退し、サポートに転向し現在に至ります。時間はなんだかんだ早いものです。

さて、全日本選手権まで1か月を切りました。
今年の全日本選手権は海の森水上競技場で行われます。
海の森水上競技場は海水で、海に近いため非常に荒れやすいコースとなっております。

先日の日本代表選考も、海の森で行われました。
私は、審判員として参加させて頂いたのですが、審判員の視点で言わせていただくと審判をするための設備はオリンピックで使用した施設ですので整っています。そのため、審判はとても仕事がやりやすいです。(アクセスが少し悪いことは欠点かもしれませんが... 私は気になりませんでした。)

 

これは、本部の判定部署から見た海の森のコースです。

判定も非常にしやすいコースでした。

 

 

しかし、大会へ出漕する立場からすると不便なことが多々あります。

1つ目の心配事は、海水であることと風が強いことです。
私の高校が活動していた水域も海水でしたが、ねじなどの定期的な取り換えが必要なほど塩水の塩が結晶化して船やねじに付着してしまいます。

2つ目は、私共の部活にはボート運搬のノウハウ、遠征のノウハウを持った人がほとんどおりません。高校からの経験者はノウハウをもっておりますが立教大学ボート部は初心者が多いため、他団体と比べ不利になりやすいと思います。今から高校からの経験者を中心に入念に準備を進めております。

3つ目は、コンディションが悪くなりやすいことです。
海の森は、海沿いのため強風が吹きやすいです。風が吹いてしまうと水面のコンディションが悪化してしまい、波が立ち、風が強いと白波までたってしまいます。風と波はボートにおいて天敵です。また、波が立ってしまうコンディションでは選手により高い技術が求められてきます。

と、いうことで海の森水上競技場で行われることへの心配なことを述べてしまいましたが、大丈夫です。

今年も立教大学ボート部は勝ちます!!!

今年も皆様のご声援が選手への後押しとなります。
多くのご声援を頂けますと幸いです。

 

なお、今年は有観客でのレースの開催となります。
レースの観戦にはチケットの購入が必要となります。
詳しくは、日本ボート協会ホームページをご覧ください。

 

次は全日本でより一層の活躍が期待される倉地くんです。