漕手のやんごとなき日常

~立教大学体育会ボート部の日常を漕手目線で~

メンバー紹介 2年土方

2017-09-30 21:48:39 | 日記
こんばんは2年土方です。
私は体調不良のため、約2ヶ月もの間寮を空けてしまっていました。
でも、私が寮に戻って来ると「おかえり」って声をかけてくれる人がいて救われました。戻ってからすぐの同期会にも参加できて、やっぱり良い同期を持ったなあと思いました。
同期への思いを沢山書きたい気持ちもありますが、小塚が日記で書いてくれたので、今回は食堂での同じ席のメンバーについて書きたいと思います。笑

まずは主将、根本さん
主将からは、昨日私が食べていた納豆について沢山批判があり好みが合わないのだと言われましたが、合わないほうが面白くて楽しいと言ってもらえたので満足です。あまり喋らない主将ですが、話すと面白くて優しくて趣味もすごい良くてとても素敵です。笑
もっと沢山お話ししようと思います。

次は副将、真下先輩
副将です。笑
これだけで終わると怒られるので少し書きます。真下先輩は内定先の模試で自分の頭の悪さに気付いたと言っていましたが、頭の良さより人間性のほうが大事なので大丈夫です。笑(本当は頭が良い先輩です!)真下先輩はいつも私の事を気にかけて声をかけてくれる優しい先輩で本当に感謝しています。

豊文先輩
よく森先輩の話題で盛り上がります。そして仮合宿のときダイナミックを教えてくれたことや毎朝一緒に皿洗いをしていたことはいい思い出です。ですが、この話題を提供してくれたのは豊文先輩本人です。私はこんな豊文先輩の面白いところがとても好きです。笑
いつも話しかけてくれてとても話しやすい先輩です!

卯月ちゃん
今、一緒にダブルで練習している仲間です。
卯月ちゃんは死ぬ2ヶ月前になったら結婚したいというような不思議な面白い子でフワフワしてますが、いつも一生懸命で頑張り屋さんなので私も頑張ろうと思えます。そして初めてボートを始めたとは思えないくらい上手です、、、汗

そして最後は、同期の吉田潤です
いつも吉潤と呼んでいます。書きたいことや思い出がありすぎて何を書いたらいいかわからないので以上です。笑
(私は、とても仲良いと勝手に思ってます)

という感じの席のおかげで、私は毎日ご飯の時間がとても楽しいです!
先輩たちと一緒にいられるのもあと少しなので、このような時間を大切にしたいと思います。

長々と失礼しました。ありがとうございました。

ビッグズボラ 2年 小塚

2017-09-27 21:48:21 | 日記

2学期も始まりました、2年のコヅミです。

今年の夏も終わりが近づいています。今年の夏休みは、ただひたすらにインカレに向けて練習した思い出でいっぱいです。そのせいか、あっという間の夏休みでした。
こんなに日々汗を流しているのに、友達が、海外へ行っていたり、留学をしたり、海に行ったり、帰省をしていたり、正直羨ましいとしか思うことができず、むしゃくしゃしていました。どっか行きてぇー、遊びてぇー、何もかも解放されてぇー、ずっと寝ててぇー、などマイクロズボラから、ビッグズボラまで、自分の悪いやつらが毎日のように勢ぞろいで現れていました。普通にクズです。

そんななか、2年の同期旅行という夏休み最初で最後のビッグイベントがありました!
それはそれは楽しくて、吉田くんのドライブ、ごはん、ロープウェイ、宿、BBQ、星、富士山、7並べ、どれからどれまで最高の旅行でした。こんな日々が続けばいいのに、、と何度思ったことでしょう。
それと同時に、私は同期のことめっちゃ好きだわ〜とも思っていました。なぜなんでしょう。わかりません。
人数が多くて、性格もばらばらだけど、みんな高い目標を持っていて、1人1人いいところがあって、尊敬できて、なんでも話せて、、。
正直、毎日辞めたいな〜早く引退したいな〜逃げ出したいな〜くそやろ〜って思っていますが、
エルゴ2000mを引くといったら、練習終わりで汗がびしょびしょでくさい人や、応援メッセージ入りのゼリーをくれる人やわざわざ応援しにきてくれる人などなど、私は素直に嬉しかったです。ありがとう。その応援を力に変えられるようになります。

つまりは、同期みんなで頑張っていきたい。ただそれだけです。
一年経っても変わらないこの気持ち、最高ですね。

褒めすぎたのでここで終わります。
おやすみなさい

「継続は力なり」 2年角谷

2017-09-24 08:58:00 | 日記
こんにちは!2年角谷です!インカレが終わり、夏休みも終わり、とうとう秋学期が始まってしまいました。夏休みがいかにボートに向き合えることのできる貴重な時間だったかを改めて実感しています。限りある時間を無駄にはできませんね。インカレが終わった現在、また全日本へ向け練習が始まりました。インカレはスカル種目での出場でしたが、全日本はスイープ種目で出場させていただく予定です。女子の場合、あまりスイープ種目を漕ぐ機会がないので、今改めてボートって難しいなあ、深いなあと実感しています。全日本までにたくさん漕いで、スイープに慣れて、漕ぎを自分のものにしていきたいです。

そして昨日、成績発表がありました!本来ならインカレが終わった2日後くらいに発表だったのですが、私はちょうどその日から、テスト期間に受けられなかったテストの追試を受けていたため(その追試でインカレオフが丸々潰れてしまいましたが...涙)、昨日ありました。フル単(履修した科目の単位を全て習得)!とはなりませんでした。正直ちょっと悲しいです。笑 もっと夏休み中、前もって勉強してればなあ、もっと講義を真面目に聞いていたらなあと少し悔やむところではありますが...。

「継続は力なり」

ボートにおいても、勉強においても同じことが言えるのだと改めて感じました。目標を達成するには毎日コツコツと積み上げていくことが大事だと、当たり前のようなことですがそう思います。そしてそれが何気に難しいことであるとも思います。きついこと、つらいこと(ボートでいう練習、勉強でいうテスト勉強のようなものでしょうか)から逃げるのは簡単ですが、それと向き合い、やり続ける、やり通すことは難しいです。しかし、それをちゃんと信念を持って貫き通せた者が最後に笑えるのだと私は信じています。1人では私は心が折れてできるようなことではないと思いますが、幸せなことに、立教ボート部には目標を持ち、切磋琢磨する仲間がたくさんいます。これからもみんなを信じて、自分を信じて、質の良い練習を続け、目標に向かってとりあえず全日本まで突っ走っていきたいなあと思います!

結局ボートの話になってしまいましたが、つまり、言いたかったことは、新学期が始まり、勉強も部活も、文武両道で頑張りたいです!です。秋学期こそフル単目指したいですね。笑

やはりまとまりのない文になってしまいすみません。またその文にお付き合いいただきありがとうございました。

無くしもの 2年内山

2017-09-23 13:03:08 | 日記

空高くそびえていた夏雲の気配も薄らぎ、鱗状の雲が一面に広がりすっかり秋の空模様です。
夕暮れ時、肌寒く日が落ちる早さからも、どことなく秋の哀愁を感じるようです。

人は生きていくために過去を忘れていく生き物です。自分が昨日の晩御飯に何を食べたのか思い出せないという経験をした人も少なくないことと思います。
すぐ昨日の出来事でも忘れてしまうというのに、自分の高校時代に何を感じ、考え過ごしていたのかを明瞭に覚えている、という人はどれ程いるでしょうか?

修学旅行での行先や体育祭などのイベント、部活の大会での成績・結果など。それに対して楽しかったり悔しかったりといった、起こった事柄への「瞬間の感情」は強く印象に残っているものです。
いざ昔を懐かしんでみると、私をつくってきた高校3年間の毎日はほんの片隅にあるばかりで、思い起こされるのは高校時代過ごした思い出の日々...ではなく、自分の中で切り取られた特別な時間が頭を占めていて。

強くなるために膨大な時間を捧げて、汗を流しながら一生懸命練習に励んでいたはずなのに、成功した時しか、ひと握りの瞬間しか印象に残らないのは、なんだか自分の頑張ってきたことは全てなくなってしまったのではないかと時々感じることがありました。

なぜこのような感傷に浸ってしまったのかと言いますと、近頃怪我等であまり調子が上がらず結果を残せなかったり、エルゴのタイムも伸び悩み、自分はあれから全く成長していないのではないか?と考えてしまうことが多くなったからです。


しかし、そんな私の考えを綺麗に取り払ってくれた出会いがあったのです。
先日、私は教職の授業の一環として母校で部活動指導をさせていただきました。

たった2年前卒業したばかりと思っていましたが、懸命に練習に励み、楽しそうに漕いでいるのを見ていると、大分彼らを若いと感じてしまいました。しかし、高校生でも、大学生でもボートに真剣に向かい合う姿は、どこへ行っても同じものでした。
そこで私は1年生の女子の指導に当たらせていただいたのですが、 やはり入部してから数ヶ月ばかりですので技術的にも体力的にも少々足りない部分が見受けられるところもありました。

まだまだ未熟でしたが、このクルーは確かなひとつの目標を持っていたのです。
彼女達は私に真っ直ぐな目を向け、とあるクルーに勝ちたい、とだけ言いました。

自信もなく、決して強いとも言えない自分が上手く教えられるだろうかと不安に思いながらも手探りで指導が始まりました。
自分が出来ることから、そしてなるべくわかりやすくを心がけ、当時の部活ノートを見返しつつ、昔を思い出しながら基本的なところから教えていきました。

指導を始めて3日目に変化は訪れました。
艇のスピードが変わった!と練習中嬉しそうに報告してくれたのです。確かにはたから見ても艇速の伸びがはっきりとわかりました。練習中の雰囲気もより良く感じられ、自分の教えたことが彼女達の成長に繋がったことが本当に嬉しく思いました。
私はそこに自分の心が大きく揺れるのを感じたのです。

こうした日々の練習の中でほんの少し「できた!」「速くなった!」という彼女たちの成長を目の当たりにしたことで、考え方は大きく変わりました。
競技を長く続けていると、長年の経験から考えが凝り固まりがちで、定まってきた漕ぎを大きく変えるのはなかなか大変なことでもあります。

しかし、彼女たちが素直に物事を受け入れ、清新な感覚で艇を進めていくのを見ていると自分が何を忘れてしまっていたのか気づくことができました。
確かに、練習は毎日積み重ねられて、毎日の記憶はレースの特別な記憶に埋もれてしまうかもしれません。

けれども私はそれで構わないと思います。
何を練習で何を掴んだかはノートに書き込めば記録として残るし、得た感覚はこうした少しの気づきが積み重なって、現在に繋がっています。
つらいだとか、大変だっただとか、記憶は忘れてもいいから、練習の中で掴み取った感覚を身体で覚えていたい。そしてそれが発揮すべき所で出せたのなら一番良い。

今自分がしていることは、100%勝てるものだと言い切れません。しかし、どこで、何が報われるかわからないのです。だからこそ無駄にはならないのだと信じています。
全日本までおよそ1ヶ月。やれることをまっすぐに、全力で取り組んでいきたいと思います。

夏の思い出(?) 2年渡部

2017-09-04 13:59:09 | 日記
みなさん、こんにちは。最終日に進んだ仲間を岸から応援し、後のインカレナイトで大声で人と会話したところ喉が潰れてしまい、朝から艇庫の住民に気味悪がられている二年の渡部です。前回の自分の更新から色々な事があったので、適当につらつらと書いていくつもりなので暇がない人はブラウザをお閉じください。笑

昨日まで全日本大学選手権があったので、それについて描き進めていきたいところなのですが、その前に1つ話させてください。

私渡部雄一郎、遂にアルバイトを始めました!!!

このボート部に所属し練習をしながら、単位もきっちり取得し、その上でアルバイトをするという行為は大変ハードなものです。一年目の去年は自分自身ほとんど練習ができていなかった上に、仮にできる程に身体が治ってもとても両立できるとは考えられなかったのでバイトを始めませんでした。しかし今では、メニューをなんとかフルメニューでこなせるようになり、大学での生活にも少し余裕ができたので夏休みを機に始めてみることにしました。
親などから、自分で働くようになると普段使っているお金の有り難みが分かるようになると言われました。しかし実際働いてみると、UTトレーニングよりも軽い強度で時間を過ごしてお金が降りてくるなんて、素晴らしいシステムだなと思えてしまいます。早く給料で自分の好きなものを買うのが楽しみです。笑
バイト先の先輩方から御指導を受けることも少なくはありませんが、みんな優しい人たちで気持ちよくお仕事をさせてもらっています。池袋パルコ8階の某レストランでお昼に働いておりますので、お時間のある方は是非お立ち寄りくださいませ。


それでは話を戻して、先日8/31〜9/4で全日本大学選手権が行われました。応援に来てくださったOBOGの皆様、ご父兄の皆様、本当にありがとうございました。私は男子舵手なしクォドルプルにてクルーリーダーを務め、バウで出漕いたしました。この日記では何回か話していますが、私は去年の今頃から腰痛に襲われボートのトレーニングができない期間が4ヶ月ありました。あの頃からすると、自分がインカレに出場するなんて事は夢のまた夢に思えたので、熊木さんを初めとした監督コーチの皆様には大変感謝しております。
しかし、自分達がクォドとして出場するまでの道のりは決して楽なものではありませんでした。
まず、自分とクルーを組んだのは同期の吉川と、ボートに乗り始めてほとんど時間の経ってない一年生2人でした。そのため、始めはダブルスカルを二艇出して基本的なトレーニングからスタートしました。その後1ヶ月ほど練習し、ダブルスカル二艇で並べて練習できるようになってからやっとクォドルプルに乗る話が本格的に出て来ました。
その後もノンフェザーと言ってオールの角度を返さない状態で、低強度で距離をボートを漕ぐトレーニングを二週間ほどしていました。そこから一週間ほど前になって、やっとスタートと短距離でレートを出す練習を始め、レースの週の火曜のお昼に始めて2000mをレースと同じように漕ぐことができました。クォドルプルに乗せてもらった時点で試合までは1ヶ月を切っていました。そのため、気持ちが焦ってしまいコーチの佐橋さんやTAの水谷さんには大分我儘を言い、迷惑をかけてしまいました。しかし今となってみれば、このトレーニングが当時の自分たちが試合に出られるレベルに完成度を高めるための最短の道だったのだと思えます。
そんな中で迎えた試合でしたが、一年生の2人はボートに乗り始めて日が浅いながら本当によく頑張ってついて来てくれたと思います。試合前でも、初の2000mのレースで更にインカレという大舞台にも関わらず、いつもと変わらず構えており、とても頼もしく思えました。クルーの雰囲気も、1人や2人だけで漕いでいた今までや、水に入ってしまえば完全に1人となってしまう水泳と違って、和気藹々としており、試合前にも関わらずかなりリラックスした状態で臨めました。

人生初のインカレは、残念ながら敗者復活戦で勝ち上がることができず2日目で終わってしまいました。しかし、初日のタイムで大きく劣っていた大学と敗者復活戦で当たったときに、ラストの500m抜かし勝利することができ、その喜びを4人で分かち合うことができました。
今回のクルーはこれで解散かもしれませんが、それぞれインカレに向けて全力で準備していった経験を忘れないでこれからも頑張っていけたらいいなと思います。

長くなりましたがこれで今回の私の日記は終わりです。明日はお待ちかねの成績発表ですが、今回ばかりは単位を全て取得できたという自信があるので楽しみです。笑
ここまでお付き合い頂いた方、毎度ながらありがとうございました。