桃の花も開花が始まり、果樹農家は摘蕾に追われてる頃。
桃の栽培は将来は花になる小さな小さな花芽を摘み落とすことから始まり、やがて蕾を摘み取り花を摘み、幼果を摘みます。何度も手を掛けてやるのです。
桃は葉芽が開くよりも花が咲く方が早いので桃畑は一面桃源郷となるわけです。葉が広がるのは少し後になります。栽培面積の少ない我が家などは働きが眼に見えないので、そろそろ開花が始まるというこの時季から作業に入ります。
農婆はやっと本格摘蕾に入りました。少ししか栽培しない桃の木なので楽しみながらやればいいのです。
花は枝の頂点から開花し始めるので、この時季のエネルギーを蓄えてふっくら膨らんだ蕾を摘み取ってしまうのは仕事とはいえ忍びないものです。
遊び半分のような仕事ぶりの農婆は足元のクローバーに目が留まり、孫がここに来るとよく探していたように四つ葉を探してみました。
なかなか見つからないものですが、一つ見つかるとその周辺にはいくつもあるものなんです。あの人の幸せに、この人の幸せにと探しているうちに本業を忘れてしまった農婆です。
シアワセ運ぶ四つ葉のクローバーを押し葉にしましたわ。(*^^)v
ゆったり、のんびりとする仕事も悪くはないけれど、やはり若い頃のように追われるようにアクセク働いたころも良かったと今は懐かしく思うものです。