真剣な話

少し時間が空いたので、ここら辺でパン屋に来てくれるお客様に、なぜピザ屋をやるのかという話をさせて頂こうと思います。

その前に、ブログを見てプレオープンにたくさんのパン屋のお客様が来てくれました。

ほんとうにありがとうございました。

そしてバタバタして申し訳なかったです。

たぶんオープンしてからもバタバタが続くと思いますが長い目で見てやってください。

話は戻りますがなぜピザ屋で、なぜパンを置かないかということをお話しします。

ラステイックベーカリーを、初めてはや６年、赤字からのスタートで、今は何とか、従業員を雇って食っていけるぐらいになりました。

どこのお店もそうですが、パン屋を取り巻く環境というのは、本当に厳しいもので

１００円のパンでぼくたち、夫婦に残るのが１０円もないぐらいです。

１００個売っても１０００円、１０００個売ってやっと１００００円

こんな世界です。

今でもスタッフは朝の３時から働いてくれています。

１０時間で終わりたいところですが、新しいお店の事もあり伸びて１１時間～１２時間になってきています。

みんな作ることが好きで、身を削って働いてくれています。

１円の原価を下げるために頑張り。

そして少しでもお客様に喜んでもらえるように、新しいパン考えてくれています。

自分たちの時間を削って働いてくれています。

確かに今のパン屋だけでも、身を削ったら食って行けたかもしれませんが、このままいのかと毎日考えていました。

そして自分たちの技術をいかして、できる仕事カフェ＆ピザにたどり着きました。

なのでルスティカの店では、パン食べ放題はないですし、パンも販売しません。

でもメニューには、ハードパンセットやグリッシーニ

ドルチェ・ティラミス・タルト・シフォン・チーズケーキがあります。

もちろんピザ生地作りも、パン屋として培ってきたノウハウがびっしり詰まっています。

初めての事なので本当にたいへんですが、これを成功させて、自分自身も、働いてくれているスタッフにも

色々な面で、努力が報われるようにしていきたいです。

決してパン屋をあきらめたわけでもないし、あきらめるつもりもないです

この店がうまくいくことによってパン屋ももっとよくなっていくと信じています。

 

このような経緯で２７日店を開くことになりました。

開くにあたって、色々な人が協力してくださり、今もラステイックスタッフ・ルスティカスタッフみんなが協力してくれています。

ありがとうございます。

その人たちの恩に報いれるようにお客様に喜んでもらって

おいしくお食事をしてもら得るような、お店にしていきたいです。

 

 

長々とすいません、ちょっとパン屋のお客様には聞いといてもらいたくて

では、もうひと頑張りしてきます。