ゆっくり読書

読んだ本の感想を中心に、日々、思ったことをつれづれに記します。

散歩

2012-03-03 19:13:31 | Weblog
お昼ごろ雨があがったので、仕事の調べ物がてら散歩に出掛けた。

久しぶりに見かけた路上床屋。



お婆さんがつくろいものをしている隣で、
おじいさんは髪を切ってもらい、
そのまた向こうでは、洋服の寸法直しのおばさんが、ミシンをまわす。

懐かしい光景。
まだ上海の中心でも、一本入ると残っているんだ。

きっと室内はリフォームされてきれいだろうけど、外側は昔の面影。
洗い場が外にあるアパート。



振り向けば、大胆に洗濯物が干されている。
雨が上がったから。
明日も雨みたいだし、みんな束の間の曇り空に、洗濯物を出していた。



門が素敵な洋館。
アメリカ領事館の近く。



なんだかんだ言って、最後に頼りになるのは日本領事館ではなくてアメリカ領事館だから、
場所はちゃんと覚えておこう。

イラン領事館の裏手には、大きなアンテナがあった。
いったい、何を受信してるの?



思わず、以前シルクロードで見たゾロアスター教の祭壇を思い出した窓。
スペイン風建築と書かれていた。



椿のつぼみも色づく。



さて、夕飯食べて、もう一仕事するか。

かしら

2012-03-03 01:47:36 | Weblog
いま江戸川乱歩の作品を読んでいる。
あの頃の小説だなあ、と思うポイントは、
男性のセリフで、「○○かしら」という言い回しがあるところ。
作家によっては、「○○かしらん」になっていたりする。
そこで、作者の意図とは別に、くすりと笑えてしまう。

仮に、病弱で両親以外の人と話したことがない男の子が、
すごい江戸川乱歩のファンだった場合、
やっぱり、語尾に「かしら」をつけるようになるのだろうか。

少年マンガが好きな中国人の女性が、
「ねえ、メシ、くった?」と、非常に愛らしい笑みを浮かべながら
日本人に話しかけてしまうように。

きっと私も、へんな中国語で話してるんだろうなあ。
中国語の場合、語尾で性差が大きく出ることはないとはいえ。

上海で初音ミクのコンサートがあるようなんだけど、
ボーカロイドのコンサートって、いったいどんななんだろう。