ゆっくり読書

読んだ本の感想を中心に、日々、思ったことをつれづれに記します。

2013-11-14 23:30:32 | Weblog
今朝、通勤でバスに乗っていたら、
信号待ちのときに、隣に幼稚園児を乗せたスクールバスがとまった。

2~3人の顔が、こちらを見ている。
みんな「倦怠感」を人の顔に貼付けたらこうなる、というような顔つきをしており、
「上海の子どもも、こんなになっちゃって」と思った。

ふとバスの中の貼り紙を見ると、
「あいさんにあいさつしましょう」と日本語。
なんだよ。日本人か。
ちなみに「あいさん」というのは、家政婦さんのこと。

それにしても、彼らは揃いも揃って、
外国にいるのに、好奇心のかけらもない顔だった。
きっとお父さんやお母さんも、同じような顔をしてるんだろうなあ。

あ、そっか。「きたないバスだな~」とでも思いながら、
こっちをのぞいていたのか。

でも、目が合った私は日本人だよ、一応。
そうは見えなかっただろうけど。

朝から調子が狂い気味だったところで、
中国人の部下さんから変な褒め言葉をかけられた。

以前、スピーチ用の原稿を日本語に翻訳してあげ、
ついでに発音を録音してあげたことがある。

彼女はそれを国慶節の休みに実家に持ち帰り、自習していたらしい。
そしたら、ちょうど日本語がわかる人が遊びに来ていて、
私が吹き込んだ録音を聞いて
「すごい、標準語だ。正しい日本語。東京の人?」と聞かれ、
「そうよ。私の上司は東京の人なの」と、
すごく自慢したい気持ちになったのだとか。

ま、よくわかんないけど、よかったな、と思った。