東京都民よ、ちゃんと選挙に行け。
GDPで日本を抜いて世界第二位になろうが、
中国では、いまだに選挙が行われたことがない。
最近の中国の若者は、これを自虐ネタとして使う。
さて、日本のパスポートを持っているような中国人に選挙権があるとして、
彼らが投票用紙を受け取ったときに、どうするかをシミュレーションしてみる。
まず家族に聞く「誰に投票する?」
そして次に「なんで? どんなところがいいと思うの?」
友人や会社の同僚に聞く「あなたは誰に投票するの?」
次に「共産党があの人には好意的だから、あの人に入れることにする」
最後に「あの人に投票すると、現金や商品券が届くらしいよ」
そして、投票所を出た後に、隣にいる人に聞く「誰に入れた?」
幼い頃から、学校で学級委員や班長を投票で選ぶ等、
日本は、基本的人権に伴う権利と義務を、肌で教わってきている。
でも、中国人には、まったくその経験がない。
だから、上のような会話が大声で交わされることになる。
中国語だから日本人には聞き取れないというだけであって、
彼らがやることは、そういうことだ。
だから、華人が立候補するようなことになったら、たいへん危ないと思う。
中国人は、選挙をやるだけのトレーニングをつんでないから、
経済力だけで国籍をあげてはいけない。
そして、もしいまの中国で選挙を始めたら、
教育がないなかで始めるわけだから、とたんに金のばらまきで票集めが始まる。
「買一送一」の感覚が選挙に持ち込まれ、買収どころの騒ぎではない、
露骨な汚職と贔屓が始まるだろう。
中共としては、同じように金をまいて、権力基盤を整えるという公式が変わらないのだから、
わざわざ選挙なんて面倒なことはしない。
結果が同じなのに、なんで選挙なんてやらなきゃならないんだ、というところだろう。
だから、大陸の中国人に国籍を渡すというのは、危ないことなんだ。
これは日本だけの話ではなくて、選挙制度をもつ全ての国に向けて言いたい警鐘。
ということで、中国を少しでもライバルとして意識するのなら、
日本人はみな選挙を経験し、これを権利として自覚すべきだと思う。
それに、投票所は、地区の避難場所になっていることも多い。
災害時に、電話も電気も、ガスや水道もなくなったとき、
どこに行けばいいのかを知っているのは、非常な安心材料だ。
そういう予行演習も兼ねて、行くだけ行くのは、無駄ではあるまい。
上海に住んでいる外省の人たちは、そんな安心感をもったことなんかない。
これだけでも、日本が素晴らしい国だと、胸をはって言えるじゃないか。
今日、腰を休ませる為に、横になりながら読んだ本。
『嘘だらけの日中近現代史』(倉山満著、扶桑社、Kindle版)
ブルーライトカットのメガネをかけ、iPhoneで読んだ。
本に比べて、片手で操作できるから楽だということに気がついた。
自虐史観を抜け出したとしても、反米・反中にはならず、
あるべき距離感をもとうと努力するという意味で、
こういう本は価値があると思うが、
そろそろ違うテーマの本も読んでみようかと思う今日この頃。続きすぎた。
GDPで日本を抜いて世界第二位になろうが、
中国では、いまだに選挙が行われたことがない。
最近の中国の若者は、これを自虐ネタとして使う。
さて、日本のパスポートを持っているような中国人に選挙権があるとして、
彼らが投票用紙を受け取ったときに、どうするかをシミュレーションしてみる。
まず家族に聞く「誰に投票する?」
そして次に「なんで? どんなところがいいと思うの?」
友人や会社の同僚に聞く「あなたは誰に投票するの?」
次に「共産党があの人には好意的だから、あの人に入れることにする」
最後に「あの人に投票すると、現金や商品券が届くらしいよ」
そして、投票所を出た後に、隣にいる人に聞く「誰に入れた?」
幼い頃から、学校で学級委員や班長を投票で選ぶ等、
日本は、基本的人権に伴う権利と義務を、肌で教わってきている。
でも、中国人には、まったくその経験がない。
だから、上のような会話が大声で交わされることになる。
中国語だから日本人には聞き取れないというだけであって、
彼らがやることは、そういうことだ。
だから、華人が立候補するようなことになったら、たいへん危ないと思う。
中国人は、選挙をやるだけのトレーニングをつんでないから、
経済力だけで国籍をあげてはいけない。
そして、もしいまの中国で選挙を始めたら、
教育がないなかで始めるわけだから、とたんに金のばらまきで票集めが始まる。
「買一送一」の感覚が選挙に持ち込まれ、買収どころの騒ぎではない、
露骨な汚職と贔屓が始まるだろう。
中共としては、同じように金をまいて、権力基盤を整えるという公式が変わらないのだから、
わざわざ選挙なんて面倒なことはしない。
結果が同じなのに、なんで選挙なんてやらなきゃならないんだ、というところだろう。
だから、大陸の中国人に国籍を渡すというのは、危ないことなんだ。
これは日本だけの話ではなくて、選挙制度をもつ全ての国に向けて言いたい警鐘。
ということで、中国を少しでもライバルとして意識するのなら、
日本人はみな選挙を経験し、これを権利として自覚すべきだと思う。
それに、投票所は、地区の避難場所になっていることも多い。
災害時に、電話も電気も、ガスや水道もなくなったとき、
どこに行けばいいのかを知っているのは、非常な安心材料だ。
そういう予行演習も兼ねて、行くだけ行くのは、無駄ではあるまい。
上海に住んでいる外省の人たちは、そんな安心感をもったことなんかない。
これだけでも、日本が素晴らしい国だと、胸をはって言えるじゃないか。
今日、腰を休ませる為に、横になりながら読んだ本。
『嘘だらけの日中近現代史』(倉山満著、扶桑社、Kindle版)
ブルーライトカットのメガネをかけ、iPhoneで読んだ。
本に比べて、片手で操作できるから楽だということに気がついた。
自虐史観を抜け出したとしても、反米・反中にはならず、
あるべき距離感をもとうと努力するという意味で、
こういう本は価値があると思うが、
そろそろ違うテーマの本も読んでみようかと思う今日この頃。続きすぎた。