ゆっくり読書

読んだ本の感想を中心に、日々、思ったことをつれづれに記します。

どろん

2014-02-16 16:04:51 | Weblog
アパートの隣室で、男女が取っ組み合いのケンカをしている。
中国人というのは、男女平等か何か知らないが、よくまあ殴り合いのケンカをする。
男のくせに女に手をあげるなんて、という価値観はない。
男でもワーワー泣きながら女に殴り掛かっていくし、女でも思い切りパンチでやり返す。
腕力だと、女は不利だと思うけど、中国人はそうは思っていないようだ。
やれやれ。

先日、上海の人材会社で働く日本人と会ったときに、
「いきなりドロンしちゃう日本人が多い。せめて辞めると言ってからにして」と言っていた。
駐在員ではない、現地採用の日本人の話だ。

へえ、若い人が?と聞いたら、そうじゃないという返事。
共通の特徴。
・年齢は40代~50代
・男性
・中国語はあまりできない。

若い人は逆に、しっかりしているのだとか。
理由は、きついんでとか、社長と合わないんで、というものであったとしても、
ちゃんと幕引きだけはして、スマートにいなくなるのだとか。

バブル世代の腹が据わっていない男子は、いきなり消える。
彼らが馬鹿にしているへなちょこ草食系男子よりも、もっとかっこ悪いことになっている。

ある日、会社に来なくなり、みんなで電話をしたり知り合いを当たったりした結果、
アパートの防犯カメラに荷物を持ち出す姿が写っていて、「ああ、帰ったんだよ」となる。

現地採用とは言っても、結構高学歴&大企業経験者も多い。
でも、だからといって、精神的に大人であるとは限らない。
負けを認めたくないんだろうけど、その基準が、凡人にはまったくわからない。

しかも、そういう人でも、結婚してたりするから不思議だ。

まあ、中国人では、よく聞くはなしだけど。