ゆっくり読書

読んだ本の感想を中心に、日々、思ったことをつれづれに記します。

お返事

2013-04-17 00:45:57 | Weblog
Amazonの誘惑。
いろいろと買い込んでしまう。

さて、何を勘違いしたのか、私の部署に入りたいという
現在、受付でアルバイト中の中国人女子大生がいたので、
先週、私に対する自己紹介の文章を、中国語で書いて提出してもらった。

結構有名な大学の中文科の学生なだけあって、文章がうまい。
よく考えられているうえに、外国人の私でもわかる中国語だったから、
非常に素直な文章を書ける性格なのだろうと思った。

彼女は日本語を話さないので、私も返事は中国語にしなければならない。
でも最近は仕事が忙しく、文章を中国語で書いている時間がなかったので(言い訳)、
今日、昼食を一緒に食べて、少し話すことにした。

中国人は「わが道をゆく」ように見えるし、
非常に自分勝手で、自己主張が強くて、
他人の言うことを聞かない人たちだけれども、意外にも上司の顔色は結構見る。
それは、生涯雇用がない中国では当然の保身なんだろうと思う。

ただし私は日本人なので、
しかも変に気をつかって顔色を伺われても「うざい」としか思わない性格なので、
その点、ハッキリ説明しておこうと思った。

私はあなたに、仕事上の技術をある程度は教えることができる。
でもそれは、日本で学んだことだから、中国に合うとは限らない。
そして、あなたと私は育った環境も将来の環境も大きく違う。
私が得意とすることを、あなたは苦手かもしれないし、その逆もありうる。

だから、あなたは私がやることを見て、学び、
客観的に、自分で自分の力としていくこと。
そのためには、あなたは自分に対する客観的な視点も同時に育てなければならない。

その客観的な視点を育てるためには、仕事上で限界にあたることも必要だし、
限界にあたったとき、自分とは違う人生を歩むあらゆる人を尊敬する心を
決して忘れないでいることも大切だと思う。

私はあなたの仕事を見て、当然必要だという事柄が抜けていたときに、
「これが足りないよ」と指摘するだろう。
でもそれは、あなたの仕事全体を否定することではないし、
ましてや、私が「いい」と認めたからと言って、
もっと広い視点で見たら、その仕事の質では足りないなんてことはザラにある。

だから、私に少し文句を言われたくらいでは、へこたれないこと。
これから先は、誰も褒めてくれないし、
相手の要求なんてころころ変わるような、そんな環境で仕事をしていくことになる。
絶対的に合格なんてものは、なくなる。

いまやりたいと思っている仕事よりも、もっと適性のある仕事があるかもしれない。

でも、決して、一貫性は失わないこと。
あなたの人生は、ひとつの命の流れとして、死ぬまで続くのだから。

これが、あなたが私にくれた自己紹介に対する、私の返事です。

と、中国語につっかえながらも、1時間半をかけて説明した。
日本語だと、はやいよなあ。

期待

2013-04-16 00:40:56 | Weblog
今日は大変だった。
会社のネットワークの機材が壊れ、復旧したのが午後の3時。
それまでほとんど仕事にならず・・・。

まあ、それはいいとして、もっと大変だったのは気温。
急に夏になった。半袖の陽気。
そしてみんな、風邪を引いており、
「熱がある」と言うと、「鳥フル???」となる。

PM2.5ではマスクをしない中国人だったが、
ここ数日マスク率が上がっているのは、おそらく鳥フル除け。
私からすると、鳥フルは体力が落ちてなければ大丈夫だろうけど、
PM2.5は確実に内臓を蝕みそうだから、そっちのほうがこわいけど、
中国人の感覚というのは面白いと思う。

今週末は日本出張になった。
金曜日に帰って、土曜日に仕事で、日曜日に上海に戻る。
なんという強行軍。

今から何を食べようか考えている。
やっぱり、白米。
あとは、お家で食べるお好み焼きとか。

安上がりだなあ、私。
とはいえ、期待は膨らむ。

ストレス発散

2013-04-14 16:55:09 | Weblog
上海でも、5つ星のホテルは、やはりスゴいということがわかった。
ここ上海は、やっぱり国際都市だったんだ。

上海から帰任する友人が、最後にいいホテルに泊まるから一緒にどう?と誘ってくれて、
金曜日の夜に5つ星ホテルに泊まった。
アメリカ資本のホテルで、ホテルマンに人気とか。
WALDORF ASTORIAという読めない名前だった。中国語では、上海外灘尔道夫酒店という。

部屋の中はいいにおいがしているし、すごく清潔だし、
ベッドも清潔でふかふかだし、やはり5つ星ってすごいんだ。
極楽極楽。

で、ゴミゴミした上海の街を歩き、地下鉄2号線でアパートに戻る時、
徐々に現実に引き戻されつつ、
中国は、本当にいろいろな顔をもつ国だなあと思った。
5つ星ホテルに泊まるような人が、むかし上海に租界を作った。
いまでも旅行でそういったところに泊まり、上海を散策する彼らは、
路上で物を売っている人たちと自分たちが、同じ人間だなんて思わないだろう。
そこには、すごく隔絶された何かが、いまでもやっぱりあると思う。

昼からは「黒梅球(Hime Chu)」という
上海でAKBのコスプレをやっている中国人お嬢さんたちのイベントを見に行って来た。
学芸会のような雰囲気で、段取りも悪いし、
お世辞にも踊りが上手とは言えないけれど、
日本のオタク文化が好きな若い子たちが、
みんなで一緒に楽しめるいいイベントだったと思う。

オリジナルに対する憧れはあっても、リスペクトはない。
だから自分なりに楽しむ。
中国人の若者らしいイベントだった。

夕方からは、日本人の「波長が合う人たち」が集まる新春の会に参加。
中国にいやいや駐在している人や、中国をバカにしている人は来ない。
ここで、いままで気がつかなかった自分の一面を知り、
それを楽しみながら、そしてある尊敬をこめた距離感をもって、
自分自身と付き合える人たちが集まる。

だから、年齢や会社の規模や役職なんかはなくなる。
そして、必ず一度は話題にのぼるのは、
戦前の日本はどうだったのだろう、ということ。
1930年代の日本は、暗い時代だったと学校では学んだけれど、
上海や中国に渡った日本人のなかにも、
いまの私たちのように、こんな機会を与えてくれた
会社や家族や国や、そして生まれて来たこと自体に感謝してた人が
たくさんいたんじゃないだろうか。

でも、こんな感謝ができるのも、いまが平和だから。
もし戦争になって、この地で殺されることになったら、
また違った感情をもつことになるのだろう。

日本では決して知り合えないような、大企業で働く肩書きのある人が、
「いま僕が中国でやってる仕事を、日本でちゃんと評価できる人なんていないよ」と
爆笑していた。
卑屈になっているのではなく、前向きな意味で。
「どうせ価値なんてわからないんだから、本社に通る説明だけつけたら、あとは自由にやる。
 ここでやってきた先輩たちのことがわかるのは自分だけだから」と。
どちらかというと、私の世代ではなく、父の世代の人が、
そんな話をしながら、私たちと乾杯をする。

日本が優秀な国として世界に認められたのは、
こういった人たちが、いつの時代もいて、
それを日本という国や会社に対する感謝の気持ちとともに、
私利私欲ではなく、自分が信じる「公」のためにやってきたからだと思う。
人からの評価を求めるのではなく、自分が価値を見いだしたもののために頑張ったから。

そこには、他人に対する最大限の尊敬と尊重がある。
そして「他人」には、わがままでどうしようもなく、たまにあきれ果てる自分自身も含まれる。
理想とする自分と本当の自分の乖離。私にとって、自分も常に他人の1人だ。

ああ、そうこうしているうちに、日曜日の夕方。
仕事を持って帰ってきていたのだった。
ストレス発散したのだから、ここは1つ、ちゃんとやらねば。

振り込め詐欺

2013-04-12 01:12:50 | Weblog
ああ、味噌汁が飲みたい。
レトルトにお湯を加えてみるか。

昨日の昼間、携帯電話に変なメールが届いた。
「大家です。あなたの家賃の振込が確認できていません。
 出張中なので、家賃を私の同僚の口座宛に振り込んでください」というもの。

ちょうど4月は家賃を払う月。
でも、3月中旬に振り込んだはずなのにおかしい。
以前、ネットバンクがうまく動かなかったことがあったので、またか、と思い、
今朝、Windowsを取り出して(中国のネットバンクは、断りもなくMac非対応。怒!)、
履歴を調べてみたら、ちゃんと4月からの分は3月17日に振込が完了していた。

ということで、もらった昨日メールに返信したら、相手に届かない。
おかしいと思っていたところ、大家さんから連絡が来た。
案の定、振り込め詐欺だった。

大家さん曰く、つい先日、他の住人から同じ問合せがあったとのこと。
必ずまず電話するから、今度そんなメールを受け取ったら無視してください、と言われた。

会社の同僚に話したら、最近その手の振り込め詐欺が流行っていて、
地下鉄で注意喚起をしていたらしい。
いつもバスだから気がつかなかった。
同僚が「外国人にも送られてくるのか!」と驚いていたんだけど、
きっと詐欺をやってる人たちは、国籍なんて気にしてない。

今回は、ちゃんと期日どおりに払っていたから、引っかからなくて済んだ。
きっと、あわよくば踏み倒そうと思っている中国人が、何人か引っかかっただろう。
ハブ対マングース的な感じ。

上海のおばちゃん

2013-04-10 00:12:11 | Weblog
昼間外出して、地下鉄に乗ったら、
公園で遊んで来た帰りの上海人おばあさん連中に囲まれることになった。

上海語は、音がきたない。そして、うるさい。

向かいに座っていたおばさんたちが、ジロジロ私のほうを見ている。
でも、上海語なので何を言っているのかはわからない。

あまりにもこちらを見ながら騒いでいるので、
一緒にいた上海人の同僚に「あの人たち、なんでこっちを見ながら話してるの?」と聞いた。
「ん? それはね、あなたの腕時計の話をしてるんだよ。
 あ、でも、あなたの時計がいいとか悪いとかの話じゃなくて、
 あの中の1人が、あなたの時計の針を読めて、それで目がいいね、って。
 私は見える、見えない、って盛り上がってるだけ」と。

視力検査かい。
老眼だから遠くに焦点があう、っていう、そんな話ですかい。

それを地下鉄の中で、私の時計を使って大盛り上がりしてるなんて・・・、
やっぱり上海人のおばちゃんは強い。

今日は、牛丼の食其屋(すき屋)に入った時も、
ほとんど上海語しか話せないおばちゃんが入って来て、
「孫のための18元のを4つ。持って帰るから。孫のだから。72元」を
ずっと繰り返し叫んでいて、
上海語がわからない地方出身の店員さんが、普通話で、
「18元の商品はたくさんあります。どの18元ですか?」と聞いても、
「孫のだから、うどんだから」と答える。(上海のすき屋にはうどんやカレーもある)

店員さんがメニューを取り出しても、ろくに見ず、
「18元、4つで73元。孫のだから。あ、そうそう牛の」と答える。

必要な情報だけを、簡潔に話してください。
全部あわせると、「牛肉が乗っているうどんで、18元のを4つ」買いたかったらしい。
そして、店員が会計を間違えないかと、そればかりを気にしている。

もう少しで、店員さんに「災難だったね」と言いそうになった。

上海おばちゃんパワーは、本当に強い。

疲れぎみ

2013-04-09 01:03:52 | Weblog
ブログにコメントをもらったのだけど、
どうやら、携帯から絵文字着きで入力してくれたらしく、正しく表示されない。
内容もまったく推測できなかった。

入力した人は、気がついていないのか、故意なのか、ロボットなのか。

ブログは私個人のものだけど、道路の真ん中で大声で話しているのと同じなんだなあ、と、
改めて思った。

昼間、息抜きでニュースサイトを見ていたら、
中国空軍の大佐が、「鳥インフルエンザはアメリカの陰謀」的な発言をして、
話題になっていると知り、思わず吹き出した。

なんだか小学生の昼休みみたいなノリで、きっと少し賢い同級生から、
「めいよきそんで、うったえられるぞ!」と言われたりするんだろうなあ、と想像した。
(小学生の頃、名誉毀損という漢字は書けなかった)

鳥インフルエンザは、中国人の間でもかなり話題になっている。
きっと鶏肉の売上が落ちてたりするんだろう。

さて、どうやら、人間関係で容量オーバーになってしまったようで、
1人で読書する時間が、妙に楽しい。

三連休が終わったばかりなんだけど、仕事を休んで一人になりたいなあ。

品評会

2013-04-08 00:01:53 | Weblog
どうも忙しくなると単純かつ時間ばかりが吸い込まれて行くゲームがしたくなる。
筆を買って、写経でもするか。ゲームより、そのほうがずっといいだろう。

昼間、運送会社の人から電話が掛かって来た。
「お前どこにいるんだ?」と聞かれたので、
「あなたが何を言ってるのかわからない」と答えると、
「先日、景徳鎮で買った荷物を持って行くから、どこにいるのか教えろ」ということだった。

「送付状に書いてあるでしょう」と言ったら、
「いやいや、箱の上には、お前の名前と、上海市長寧区、あとこの電話番号だけだ」と。

おい、日本で例えると、「東京都世田谷区 ○○様 電話番号」で、
有田から送って来たようなものじゃないか。
しかも、上海市の人口は約2400万(ちゃんと届け出ていない人も数えると、もっといる)。
東京の倍ぐらいの人口がいるんですけど。

で、それで送って来たのかい。
景徳鎮で買った店では、ちゃんと住所をすべて書いてあげたじゃないか。
どうして、そう、いい加減にはしょるのか。

荷物が着いてみると、美術館の木箱のようなので覆われている。
しかも、木箱は、隙間だらけで、容易に中の箱が傷つきそうだ。
というか、恐ろしいほど埃まみれだった。
写真を撮るのを忘れたのが、返す返すも残念だ。

会社の同僚と、ドライバーなどを駆使して箱を分解し、中の物を取り出した。
同僚が「割れてないか、ちゃんと確認しろ」と言いながら、どんどん箱を開けて行く。

おいおい。これは、私と友人の物だよ!

同僚たちは、そんなことにはおかまいなく、箱から取り出しては、
「これ、いくら? ふ~ん、なるほど。こっちはいいね。でもこれは安っぽい」と
勝手に品評会を始める。割れているかどうかより、何を買ったのかに興味があるのだ。

ということで、複数名の手を渡った後に、ようやく私の手元に戻って来た。
週末にでも、ちゃんと開けて、お茶を飲もう。

あ、今日は日曜日。今日が週末だったか。当分おあずけだ。

まったく

2013-04-06 23:09:00 | Weblog
清明節の三連休に、少し家で仕事をしようとパソコンや資料を持ち帰って来たのだが、
結局、ほとんどやらなかった。

一昨日までは、まだやる気が残っていたのだけど、
昨日、上海人の部下くんから来ていたファイルを見たときに、すべての気力が失われた。

かれこれ3回目か、4回目の注意になる。
中国語OSのパソコンで、ファイルを圧縮するとき、
ファイル名が中国語だと、私の日本語OSのパソコンで解凍したときに、
ファイル名が全部文字化けするから、
英数字でファイル名を付けて送ってください、と言ったのに、
今回もまた中国語のまま圧縮しやがった。

解凍したら、Wordの拡張子まで消えているものもある。
もともと圧縮するくらいだから、文書の数も多い。

もう、気力がなえた。
先週も、ヤツは、簡単なExcelの表がどうしても作れず、やり直しすること3時間。
私も居残りすることになって、23時すぎまで残業だった。

これで大学院卒だというのだから、恐ろしい。
まあ、大学院は日本の私大だから、お金で卒業したんだろうけど。
私が採用したわけじゃないから、もういいや。

とはいえ、仕事は残るわけなので、明日からまた残業づくしになるわけだけど、
なんだか本当に、むなしくなった。
日本人を採用してほしいと言っているんだけど、無理なんだろうなあ。

でも、社会保障や税金を考えると、日本人を雇ったほうが安いと思うんだけどな。
中国人が手取り5000元の場合、会社がトータルで払うコストは1万元。
それなら、日本人を現地採用で手取り8000元(トータル1万元)で雇うのと、
ほとんど同じコスト。

だからこそ、上海では、日本人で上海の大学を卒業した新卒に対して就労ビザを発給せず、
日本で2年以上働いてからじゃないと、働けないようにしたわけなんだけど。
まあ、自分の国の労働力の実態をよくわかっている国だよ。中国は。

田舎の犬たち

2013-04-05 17:03:14 | Weblog
田舎に行くと何がいいって、自然体の犬たちに会えること。
上海のお犬様たちは、総じて、かわいくない!

犬なんだからさ、土の上を歩かないとね。



いやな観光客からは、逃げるが勝ち。



ゆるんでる。



カメラを向けたら、お尻を向けられた。



好奇心旺盛。

 

中国では、ナンバープレートにその地方をあらわす一文字が入っている。
江西省をあらわすこの文字は、読み方がわからん。



寝る。



子犬が寄って来た。
私のGパンが気に入ったらしく、裾を噛んで、ぶら下がっていた。



鶏の血抜きが気になるんです。
地面にたれた血をなめるんです。
狙ってるんです。



満腹になったから、昼寝。



どこぞの真っ黒なお犬様に絡まれたんですけどね、
逃げても追いかけて来て「あそぼ」と言ってくるんですけどね、
正直、都会のガキには興味がないんですよ。私。
まったくもっていい迷惑ですわ。

なのに、後で、飼い主に「汚い犬、触るな!」と蹴られましたよ。
私が誘ったわけではないんですけどね。



中国人と関わると、変なとばっちりを受けるいい例だなあ。

3月31日 思渓延村

2013-04-05 15:45:54 | Weblog
これだけ連続して古鎮をまわっていると、どこも同じに見えてくる。
思渓延村は、思渓村と延村の2つに分かれている。
これは、思渓村に続く橋。



ちょうどお昼だったので昼食を食べようと思ったら、どこの食堂も、中国人との椅子取りゲーム。
食べ物を前にした時の中国人のパワーに勝てるわけがない。

連敗に連敗を重ね、最後に村はずれの民宿兼食堂にたどり着いた。
おばちゃんに勧められるまま、地鶏を食べることにしたのだけど、
案の定というか、目の前でさばき始めた。



これからさばくなんて、時間がかかるじゃん。
そして急かしても急かしても、なかなか食事が出て来ない。
地鶏は、羽をすべてむしられたあと、「川で洗ってくる」とおばちゃんが持って行った。

しょうがないから、周囲をフラフラする。



家の裏手にまわると、小さい子どもが洗濯をしていた。えらい。



もう2時じゃないか。
で、やっと出て来た料理。



まあ、野菜はおいしい。

地鶏料理も出て来た。



皮と骨ばかりで食べるところが少ない。
中国の人は骨髄を吸うのが好きなので、肉の量にはこだわらないけど、
私はそれほど骨髄が好きじゃないので、ほとんど味を堪能できなかった。

中国人からも「なんだ、ぜんぜん食べてないじゃないか」と言われた。
骨をペッペとやりながら食べることに、まだ慣れていないんだよ~。

食べ終わったところで、
なかなか戻らないことに心配した運転手さんから電話が入っていたことに気づいた。
ごめん、おばちゃんの料理を急かすのに夢中になってて、電話に気がつかなかった。

戻る道すがら、さきほど地鶏を洗った川を渡る。



この後、婺源(ぶげん)まで戻って、長距離バスで景徳鎮へ。



景徳鎮が都会に思えた。
街のゴミ箱も「景徳鎮」だ。



陸橋の柱も、電灯の柱も「景徳鎮」。

 

そして、交通整理をするお巡りさんがいるところも「景徳鎮」。



徹底してるなあ。

夕飯は、蘭州ラーメンで、炒刀削麺を食べた。



中華っぽくない味が食べたくなったら、蘭州ラーメンだよなあ。
回教徒のお店なので、ブタが使われてないから、ホッとする。