ゆっくり読書

読んだ本の感想を中心に、日々、思ったことをつれづれに記します。

3月31日 汪口

2013-04-04 16:06:10 | Weblog
今日4月4日(木)から6日(土)まで、中国は清明節のお休み。
そして、7日(日)から出勤。6連続出勤となる。

連休中、旅行に行こうと思ったけれど、友人の都合がつかず、
ついでに私も仕事がたまっていたことから、家で仕事。
でも飽きたから息抜き。というか、さっきから息抜きしかしてない。

3月31日(日)、慶源から汪口に移動。

小高い丘から、汪口へと続く橋が見える。



で、対岸には汪口の村が広がるのだけど、脚立を出して、
脚立を使いたい場合は、1回5元という商売をしている地元の人がいた。

でも、中国人は脚立に登って写真が撮りたいらしい。私はやらなかったけど。



そんなところでも、振り返るとタケノコが干されている。



まあ、そんなこんなで汪口に着き、メイン通りをブラブラ歩く。

元気そうな子どもだ。



鶏が階段を上って来た。



おじいさんが話し込んでいる。



お母さんが子どもをだっこして通り過ぎる。



お土産物の木彫り細工を作っているおじさんの近くで、じゃれる子犬たち。



おばあさんたちは、夕飯用の野菜をきれいにしている。



そんなメイン通りを抜けると、ここの名家だった兪さん家の祠にあたった。
梁の細工がすごい。



そんなこんなも、この川のほとり。



さて、次なる村、思渓延村へ。

途中、川に浮かぶ三日月の小島が美しいところを通った。地名は忘れた。



たくさんの中国人も写真を撮っていたんだけど、なんだかみんな話しかけてくる。
完璧に中国人だと思われていた。しかも都会から来た、普通話をちゃんと話す中国人に。

ただ、物乞いがいなかったのは、すごくよかった。

3月31日 慶源

2013-04-04 00:07:44 | Weblog
2日目は、朝7時出発で、前日、ホテルのオーナーさんが手配してくれた車で慶源という村へ。

婺源(ぶげん)のあたりは菜の花畑で有名。
前日の渋滞も、細い道に大型観光バスがたくさん乗り入れたから起きたもの。

ということで、早朝に出発した。
朝もやの中の山や小川、そして菜の花畑。
ものすごく美しかった。



小さい頃、れんげ畑に囲まれて暮らしたいと思っていた。
朝露が光るれんげ。



菜の花畑を抜けて、慶源の村の中へ。



前日の李坑と違って、観光客も少ない。

 

朝から川で洗濯物。



道ばたで、タケノコの煮付けを売っていた。
前日にあれだけタケノコを見せられたら、ぜひ食べてみたいというもの。



ブタの骨と一緒に煮込んだタケノコは、柔らかくて味がよくしみていて、
とても美味だった。

徐々に日が高くなり、菜の花の色も鮮やかになる。



村の人は、家の外でご飯を食べる。
きっと、そのほうが明るいからだ。



家の中に電気は来ているものの、昼間に電気をつける習慣はあまりないようだ。
ということで、土間は非常に暗い。

ここでもたくさん干してる。



裏路地に入ったらトイレがあった。
村の人の共同トイレだ。



借りた。
穴の下には、ためるための大きな桶が置かれていた。
肥だめだ。
農村だもんね。

来年の菜の花に、きっと少し貢献できた。

鶏も出産ラッシュ。



山の上のほうまで菜の花畑が続く。
人力だよなあ、全部。



と思ったら、牛が歩いてました。



これで2日目の午前が終了。

3月30日 ブ源

2013-04-03 01:20:08 | Weblog
3月30日午後は、景徳鎮から婺源(ぶげん、wu4yuan2)へ移動。
長距離バスの中で爆睡したため、婺源に着いて、友人から話しかけられた時、
なんだか意味不明なことを口走ってしまった。

友人は「すぐそこに、慶源行きのバスが停まってるけど、乗る?」と言ったのに、
私は「ここがどこで、帰るのでなければいいよ」と答えたように思う。

とりあえず、慶源行きのバスに乗ったところで、16時ごろ。
慶源まで1時間半はかかるということが、その後わかり、
ついでにものすごい渋滞をしていたものだから、
途中の李坑という村で下車し、観光することにした。

村の入り口の弥勒さま。



それでもまだ赤いヒモをかけるか、中国人よ。

李坑は、人が多すぎ。



春の観光シーズンに、1年分を稼ぐたくましいおばちゃん。



見上げると、何かを干してる。



たけのこを干してる。

 

川で洗濯をしている。



ちょうど学生の卒業旅行シーズン。
はじけるのは、いずこの国も同じ。



そんなこと気にしない鶏。



軒先で干されていた豚肉からは、油が落ちていた。



木蓮が咲く。



村の小高い丘に上がったら、景観を台無しにしてくれる高速鉄道の線路が。



この村は素通りです。

やっぱり、たけのこを干してる。



ヤマブキの花も咲いている。季節が早いな。



気持ち悪いほどたくさんいた金魚。



ちゃんとお手伝いする田舎の子ども。
川の水はまだ冷たいけど、せっせとザルを洗う。



帰る頃には渋滞も解消しており、
とはいえタクシーがつかまらず、
バイクタクシーに、3人乗りして婺源まで帰った。
一番前、運転手さん。真ん中、友人。一番後ろ、私。

シーズン中のホテル事情(安宿に高く泊まることになった)を満喫しつつ、
近くの食堂へ。
完璧キャパオーバーなホテルのオーナーが紹介してくれた、3軒となりの食堂。

お通しが、向日葵の種だった。
しかも、お酒を頼まなくても出てくる。



はずれがない豆腐とインゲン。



そして、どんなふうに料理しているのかよくわからない食感の大根とひき肉。



これが驚くほど美味だった。

満腹でホテルに戻り、翌日のハイヤーを手配しようとホテルのオーナーと話をしていたら、
学生の団体がなだれ込んで来た。
どうやら、仲介業者が悪い奴らで、ちゃんと予約をとれていないことによる
トラブルのようだった。

ということで、ただでさえキャパオーバーなオーナーのリミッターが外れた。
オーナーの女の子と、ずっと遊びながら待っていたのだけど、一向に埒があかない。

翌日6時半出発で慶源に行く、という要望だったのだけど、手配はできたのだろうか。

きっとできてない、という結論のもと寝ることにした。

が、翌日、ちゃんと手配はできていたことがわかった。
人はすごく誠実だ。

ただ、猛烈に要領が悪い土地柄。

3月30日 景徳鎮

2013-04-02 01:28:06 | Weblog
3月30日(土)と31日(日)の2日間、景徳鎮に行った。
私は陶磁器目当て、友人は景徳鎮の近くの古鎮目当てだった。

上海虹橋から早朝の飛行機で景徳鎮へ。
景徳鎮に着くと、予想通り、とてものどかな地方都市だった。
飛行機は、北京、上海、広州それぞれから1日2便のみ。

とりあえず、空港のトイレのマークがなかなかよかったので1枚。



空港から市内へは、久しぶりにエンジンルームが社内から開けるバスに乗った。



もちろん、エンジンルームの蓋の上に地元のおじさん、おばさんが座る。
そういえば、私もむかしよく座ったなあ。

とりあえず、長距離バスターミナルで、婺源(ぶげん、wu4yuan2)という街に行く長距離バスのチケットを買い、
バスまでの時間を使って、景徳鎮古窯民俗博覧区を見学。



なんと入場料95元というバカ高い金額設定で、猛烈に驚いた。
地球の歩き方には、確か65元と書いてあったような。
ここ数年の値上がりはひどい。

まあ、きれいに整備されていたからゆるすか。



トイレも外観はよかったしな。



で、ここでは陶磁器の制作工程を実演して見せてくれる。
つまづきません。



職人っぽい。股関節がやわらかいなあ。
絶対、太極拳をやっているとみた。



筆で、器用に描いていく。
周囲で観光客の中国人が大声で話していても、
顔にくっつくくらいにカメラを近づけられても、動じずに描く。
素晴らしい。



ゴミ箱もいいじゃないか。



なんだか幸せな光景だ。太陽の恵み。



なんだかよくわからなかったけど、いい。



むかしの釜のなか。大きい。



外観も渋い。



登り釜の横の薪。足りるのかな。



場内の防火を呼びかける標識も陶器製。
雨にぬれても大丈夫。耐久性はバツグンです。



たけのこが、にょきにょき生えてた。



そして、お花もたくさん咲いていた。

 

場内のお店で、焼き物も買った。
教訓。共産主義だから価格統一されてるだろう、というのは幻想。
お店ごとに全然価格が違うので、ちゃんと見て回ってから買うべし。
しかも、表示価格の半額にはなる。値切るべし。
そして、上海まで1週間くらいで送り届けてくれる。

95元分、存分に楽しんで、バスターミナルへ。
昼食を食べそびれるかと思ったら屋台が。

1杯4元の米粉。



上海のデリバリーと同じ程度には美味しかった。
ちなみに上海のデリバリーだと10元はするだろう。

婺源に着いてからのことは、また明日。

八重桜

2013-04-01 02:21:04 | Weblog
ついに行ってしまった。

景徳鎮には、ずっと行きたいと思っていたけど、
行ったら最後、おそろしいほど散財してしまうだろうと思い、
これまで、なんとなく自制していたのだけど、
友人に誘われ、ついついホイホイとついて行って、
これまでになく「お買い物大好き!旅行」になってしまった。

まあ、それはそれで満足なんだけど。

とりあえず、景徳鎮で見かけた八重桜。



先週は疲れていた上に、久しぶりにいろいろ回って、
なんと足が筋肉痛。

でも、十分にストレス発散させてもらった。

ああ、明日からまた仕事か。
眠りたくないな。
眠らなくても朝はくるんだけど。