【ビジネスで成功するマインドセット】伴走型メンターの随想

事業家・個人事業家に送る、ビジネスで仕事で大にしたいことをテーマに書きます。

私のお節介焼きの原点

2019-06-22 08:53:01 | 日記
先日、ある勉強会に参加した際、

・情報が必要なときに頼りになる人は誰か?

・助言やガイダンスをもらえる人は誰か?

という「自分のネットワーク(人脈)を見出す」

ワークがありました。

 
逆境時の問題解決に頼りになる人を認識するためですが、

私にとって、それはかつての上司でした。

過去形であることは、悲しみです。
 
 
その上司は、もう30年前(から)ですが、

新聞、雑誌、本のコピーを

一方的に(笑)

「これ参考に読んでおけ!」と差し出し、

営業などで外出中であれば、戻ったら机に置いてある、

そんな毎日でした。

 
重要箇所だと思われるところには必ず波線が引いてあり、

時に感想を聞かれ、また時には指定本があり、

読んでいないと怒られる始末(笑)

それでも今は懐かしい思い出であり、

有り難いことでした。
 
 
当時は、余裕があったり、関心にあるものには、

目を通していましたが、

『またか…めんどくせな~』

と心の中でつぶやくのが大半。
 
 
その後、直接の仕事の関係が切れても

定期的にメールで、会った時には直接手渡しで、

お節介焼きな「情報提供」や「助言」が続きました。
 

年を重ね、人の上に立つ立場になった時、

私は、知らずうちに同じことをしていました。

「これ参考まで!」と。
 

立場がそうさせているのか

経験から来るものなのか、

はたまた性質的なものなかのか、

どれも当てはまると思いますが、

かれこれ20年以上、行っています。
 
 
できるだけその人に合った情報や助言を

と思い送って(贈って)いますが、

それだって、

勝手な思い込みありの

大きなお節介に違いありません。

それでも、私は続けます(笑)、


当事者の方はご容赦を!
 
私がその上司にしてもらったことを

直接返すことはできません。

物理的ということではなく

役割としてです。


ですので、受けた恩・感謝は

別の人、

それは私がそうしてあげたいと思える人に

そうすることで、私の役割が果たされます。
 

この考えに賛同していただけるのならば、

どうぞ次の世代に、 

届けてください、

つなげてください。
 
それは、大きなお節介ではあるでしょうが、


『これは、彼(彼女)にとって必要でないかな?』

という思いをもって、

何かをしてあげる

それだけでよいと思います。


きっと受け取る人はわかってくれる

わかる日がきます。
 
与える喜びは幸せな気持ちにさせてくれます。


それをしてくれる人がいることは心を豊にしてくれます。

するのも、してくれるのも、有り難いことです。

有り難い…

私は、かつての上司に感謝です。




荒川土手から見たスカイツリーの空 6月22日 7時9分






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