50を過ぎてから、京セラの稲盛さんの言葉が心に染みます。
「自分の才能、能力を私物化してはならない。
自分の才能は、世のため人のため、
社会のために使えといって、
たまたま天が私という存在に与えたのです。
その才能を自分のために使ったのではバチが当たります。
たまたまそういう才能を与え、
たまたま京セラという会社を経営させただけなのに、
エゴを増大させていっては身の破滅だと思った私は、
それから自分のエゴと戦う人生を歩いてきました」
私の才能は大したことありませんが、
それでもこれまで経験してきたことが
お役に立てるようであればと活動しています。
それでも、エゴがむくむくと湧き出てきて、
傲慢さ、おごり、思いあがりなど発している
自分に気づかずにいることがあります。
正に稲盛さんが言うように、
人生とはエゴとの戦いなんだと思います。
こうした考え、想いは、
人への関心、自分への関心があってこそだとも感じます。