わが子のことを思い出した。
愛情と言えば愛情だが、わが子が好むと好まざるとにかかわらず、
あれしたほうがいい、
これしなさい、
と自分の思い通りに育ってくれる子が、
かわいい子
いい子
と、わが子をコントロールしていたのではないだろうか?
親とは言え、わが子には、手助けすることしかできないのだ。
わが子にはわが子の人格があり、持って生まれた性質がある。
それを無視して、自分の辿った道や後悔から来るそうででない道をわが子に押し付ける?
それがその子の正しい生きる道であると決めつけるように。
親の指示に従いいい子を演じるわが子をみて、
満足する時もあれば、
もっと自分の意思を持ちなさい!(イライラしながら叱る)
となんとまぁいい加減というかブレブレの親になる。
これじゃ子どもも親の顔色みて反応するようになる。
親の私は自己満足の世界に浸っているようだが、
実は自己欺瞞でしかない、
わが子には自分を越(超)えてもらいたいと願っているのだから。
わが子も部下も同じだと思う。
どうしたら彼に手を貸してあげることができるか、
そこに向き合うことでしか、相手を動かすことできないのだ。