ある出来事を契機に、『相手の方が悪い!』と思い込んだ瞬間から、
『自分の方が正しいのだ』とその正しさをあれやこれやと見つけ始める。
アイツは悪く、オレが正しい!と…。
やっかいなのは、近しい人であればあるほど、例えば家族など、
口に出して相手を打ち負かすまでやる(言う)。
一瞬は勝ち誇ったようにはなるが、しばらくすると自己嫌悪に陥る(ことが多い。
それでも心のどこかには自分が正しいと思っている)。
果たして、本当に、相手が悪く、自分は正しいのだろうか?
仮に、自分は正しくても、それで問題の解決はするのだろうか?
核心は、自分にあると考えたい。
鏡である。
相手も同じように思っていやしないか?
自分の行い、態度、口のきき方などなど、
相手に「?や憤り」と感じさせてはいないか?
自分に非があるかどうかは別にして、自分の言動を確認することは大事である。
相手を思うには、自分を思うことも必要だ。